春一番が吹いた朝
年若い女性が和尚の住む庵を訪ねて来ました。


女性 
ごめんください・・・ ごめんください・・・
和尚さんいらっしゃいますか?


和尚 
どうしたんじゃなんか用かい?


女性 
急に押しかけて申し訳ございません。

どうしても話しを聞いてもらいたくて
お伺いさせていただきました。


和尚 
なぁ 立ち話もなんだからこっちの中に入りなさい。


女性 
申し訳ございません ありがとうございます。

実は話しというのは・・・
今 私は道に迷っていまして・・・

   
和尚 
あんたは何処に行きたいんじゃな?

今 有名な雄川の滝か・・・?


女性 
いゃ そうじゃなくて
人生という道に迷ってしまって
分からなくなってしまったんです。

ある方から和尚さんの噂を聞いて
突然逢いたくなってお伺いさせていただいた訳です。


和尚
それは人違いではないかい?
わしではないと思うがよ・・・


つづく


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