2006年05月30日

かばちたれ

278348f0.jpg家主不在の黄昏街灯書店。

家をあけて何をしてるのかと考えてみたら、別に何をしているわけでもなく、いつもと同じ24時間を過ごしているだけ。


変わったことといえば、この前、バイト終わりに初めて銀座に行ってきた。

朝は雨降りだったその日の天気も、午後になると大きな雲も空をどいて、実に日曜日らしい晴れ空が広がった。


銀座歩行者天国はごちゃごちゃ混み合うことはなく、サックス吹きやら、露商やらが程よい間隔で立ち並んでいて、そこを着飾った女性たちが闊歩していた。


そんな街を歩く自分の格好といえば。
まぁ、こんなこといまさら言うことでもない。




友達が銀座の美容室で働いているのでそこにいった。

高校の友達が銀座で働きだすほどの時間がいつのまにか流れてた。


美容室に行くっていうことは髪を切るっていうことだけれども、僕のしたい髪形は長めのボブというか、多少野暮ったい感じのが好きで、実際今までそのような髪形にしてきたわけだけれど。

美容室にやってきた自分の頭はバッサバッサ刈られて、まるで中学生の夏休み。


あー、中学生の夏休みか。
髪形だけ元気なくせに、目が死んでる。


家にかえって来て、あの頃と何が違ってしまったんだ、と一人で嘆いていたら、目の前のパソコンがプスプスと言い出した。

あー、俺はパソコンに笑われている、パソコンに俺は笑われている、あー。


と言っていたら、クンクン、クンクン、あら焦げ臭い、焦げ臭いよー母ー、ははー、焦げ臭いんだけどー焦げてるよー、ははー

だーれもいないせまーいキッチン、そうだー、二年前に一人暮し始めたんだ自分。


じゃあなんだこの匂い。
そんな俺を見てパソコンがまた笑っている、プスプスプス、プスプスプス。


プスプスプス?


プスプスプス。







デジタル世界の旗手のくせして、ここまでアナログな壊れ方をするかパソコン君。


ねーパソコン君。


なーパソコン君。




天気予報通り、午後からは重い雲がやってきて、でっかい雨粒をボトボト降らせていった。
向かいのマンションのおばさんたちが慌てて洗濯物を取り込んでいた。


雷がこの世界を壊そうとしていた。
雨音が全てを掻き消した。




だまって僕はそんな空を見ていた。



涙がボトボトと流れていく。
あの人が手を振っていく。




しばらく

しばらく、そんな空を眺めていると、

黒い雲だけがどこかに行って、雨だけ降り続け、太陽の光りが、さした。


とりこみ忘れた洗濯物が、ベランダで揺れていた、ひらひらと、ひらひらと。






あー、空が笑い泣きしていた。



空が、笑い泣きをしていた。  

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2006年05月29日

夜道で猫にこんばんわ、と。

62a5b042.jpgおやすみ。
夜の静かにとっておきの飛行機雲を送ります。  
Posted by omoide_maigo at 00:43Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月26日

文学で踊れ!腰抜けども輝け!

そんな格好で寒くないかい?

変わりやすい天候。今日の空は曇り模様、気温もだいぶ低い。



夜。

布団に寝ながら、なんとなしにつけたテレビの画面を見つめるでもなしに見ていると、中学生頃の普通の日の夜の感じを思い出した。

今、その感じを説明しろと言われても、そんなものはその一瞬に少しだけ思い出しただけのものなので、あ、この感じ、あ、懐かしい、と自分が少しでもその感覚に自覚的になった瞬間、その懐かしい感じはすぐさまどこかに消えてしまい、またなんともない2006年現在のテレビプログラムが映し出された。


なんで、今あの感じを思い出したのだろう?

ただの偶然か。

ただなんとなく思い出しなのか。


と、考えてしまうけれども、あの瞬間に確実に僕の頭の中では、なにかいつもと違ったことが起こって、あの頃の普通の日の夜の感じを思い出させたのだろう。

中学校の合唱コンクールのことは覚えている。

中学校の部活のことは覚えている。

中学校の修学旅行のことは覚えている。


でも、それらを終えて家に帰ってきた後に、なんとなしに過ごしていた夜のあの感じはすっかり忘れてしまっている。


そんなことに気づいた。


そんなことに気づいてしまったがゆえに、少し悲しくなって、時間の経過を知った。




そんな折に、マウスをクリックしたら、

「どうやらわすれてしまったことがたくさんあるようだ。」

あなたはこう言っていた。


真意は違えど、昨日の夜、ふて寝の姿勢でテレビを眺めながら僕が感じていたことはあなたと一緒だったようだ。






恐ろしいほど金がない。ATMに持ってかれた。

そんなに大きなお金はいらないけれども、財布の中身を気にしないでビールを買えるくらいのお金は欲しい。


本屋を開きたい。

ヴィレッジヴァンガードで休日を、を読みながらそんなことを思うけれども、自分の器じゃ無理だな、と気づく。





朝のバスに揺れる女学生の横顔を見て何かしらを思う。窓から見た景色は、灰色で、なにも始まる気がしない。
朝のバスに揺れる女学生のつかむ手すりを見て何かしらを思う。

イヤフォンでは無意識にストロークスのテキパキした曲が流れている。


大学の構内を歩いている瞬間。

教室へ向かって、歩いている瞬間。

教室のドアーを開けて、席に座ってカバンを机に乗せる瞬間。

イヤフォンを外す瞬間。


あなたはなにしてるだろう。

と、考えて、板書を写している自分。




リクルートスーツで授業を受けている女学生。

円形脱毛症の男児学生。





図書館で偶然ヘッドフォンボーイと会って、カップラーメンをおごってもらった。


外のベンチに座ってカップラーメンを食べた。

空は曇っていた。

何も始まる気がしなかった。





音がしない。

記憶の世界では音がしない。

勝手に思い出して、勝手に思い出して、あの当時の登場人物を起こして、勝手に脚本どおりの演技させて、思い出書き換えて、曇り空見る。

なにも始まる気がしない。




経過。今日を経過。来るべき日のための布石として今日を経過。


何通りの今日があって、その中でも、僕はいい今日を過ごせたのか。






文庫本を読みながら歩く、目の前に柱があることに気づく、それに気づく僕は柱を自然によけて歩き続ける。


でも、もう僕はそんな柱にぶつかって、その場に倒れてみたい。


あー、と言って、倒れて、スローモーションがかって見えた、そのページに書かれているなんでもない一言の文章越しに、今日の曇った空を眺めてみれば、こんな今日もいくらかは違ったんじゃないか。

そんな今日もあったんじゃないか。


倒れた僕に手を差し伸べる存在を欲す。






僕は軽い会釈をして、また歩くだろう。





こんな物言いになってしまったのには、何かしらの理由があって、ただなんとなく今日はこんなことを書いたのではなくて、遠く離れた誰かさんが大きなくしゃみをして、多くの人から注目を受けて少し恥ずかしいと感じたから、僕は今日こんな文章を書いたんだ、と思いたいと思った。




じゃあ、町田康の権現の踊り子読みます。

  
Posted by omoide_maigo at 19:33Comments(4)TrackBack(0)

2006年05月25日

なんとなく、映画のエンディングみたいだった。

じょんれのんの本を読んでいたらいつのまにか寝ていた。



朝起きて窓の外を見ると、かすかに晴れている。
でも、テレビの天気予報は夕方からの大荒れを伝える。




携帯電話のディスプレイを覗くと、メールが来ていた。
差出人は彼女だった。


あれ?なんだろ?、と思って、どきどきしながらメールを開封するとそこには、「どーかした?」、と一言だけ記されていた。


ここで別に僕は考えなかった、すぐになんでこんなメールが来たのかわかった。携帯電話。そう、全部携帯君のせいだ。


すぐにリダイヤル一覧を見てみた、そこには彼女の名前があった、携帯は彼女に勝手に電話をかけていた。


寝ているときに、こう、うまい具合になにかがぶつかって電話がかかってしまったんだろう。


そうだよ、なんにもないのに彼女からメールが来ることなんてないんだよ。




さっきつけたテレビを見た。画面に映された日本地図では、晴れマークが踊っている。山形の晴れた朝の田んぼ景色を思い出した後、窓の外を見た。


こっちは夕方から天気が崩れるらしい。













朝食はカレーライスとそうめんを食べた。
作っている時点で気づいていた。作りすぎだなって。
そして食べてみてやっぱり思った。作りすぎたなって。



だんだん明けていくとともに、空も青く晴れていった。



鏡の前に立ち、いい感じの寝癖をそのまま採用し、渋谷の古着屋で買い物したらくれた安クサイ袋に、ノート、筆箱、文庫本をつっこんで、軍ジャケ羽織って、赤いオールスターで、赤い玄関のドアーを開けた。



エレベーターがついているが、僕は2月くらいからずっと階段を使っている。どんなに急いでいるときも、雨が降っているときも階段を使っている。ここの住民で階段を使う人は少ない。でも、僕は毎朝階段を降りて街へ出て行く。
別にエレベーターの故障が怖いわけじゃない。なんとなく嫌いなのだ、エレベーターが。



階段を下りていく途中二階の階段あたりで、ちょうど向かいの家の茶の間が見える。
夕方になると大抵カーテンが閉まっていて中の様子はわからないのだが、朝はいつもおばあさんがコタツに入っている光景が見える。


今まで何度もそんな光景を目にした。時々おばあさんと目が合うときもあった。
おばあさん、僕を見てどう思っているんだろう。あら、珍しい階段使うなんて、とか思っていたりするんだろうか。


いつもそんなことを考えながら、朝僕は街へ出ていた。


そんな今日も僕は、今の時点ではわりと綺麗に晴れた空を見て気分がよくなり、いつものように、いや、いつも以上に晴れの日の気分で、階段をテンポよく降りていっていた。


そして今日も2階の階段へ差し掛かった。いつものように民家がある方を見ながら階段を下りていると、今日はおばあさんが外に出て、洗濯物を干していた。


それを見た僕は、おばあさんとの距離が一気に近くなったような気がして、軽く会釈をして聞こえないような声で、おはようございます、と言った。
おばあさんも、軽く会釈をして僕にむかってなにか言っているようだったけど、僕はイヤフォンをしているから何も聞こえなかった。


1階まで下りて、街を歩きながら、僕はなんで挨拶なんかしたんだろう、と少し恥ずかしくなった。
アパートの住民の人とあっても何もしないくせに、アパートの隣の家のおばあさんになんで挨拶してるんだろう。


そうやって考えながらだいぶ早足で街を歩いたが、それは別に全然悪くはないことだ。その後は、なんだか少し嬉しい気分になってゆっくり街を歩いた。



イヤフォンではストロークスのファーストが鳴っていた。



バス停に行く途中、駅前のサンクスに寄って芋けんぴを買った。
別に今、芋けんぴを食べたいわけではないのだけれども、芋けんぴを買った。


バス停の列に並ぶ。最近この時間のバスに乗るはずのヘッドフォンボーイがいない。だから一人で列に並ぶ。


隣に知り合いの女の子が来た、僕はイヤフォンをはずさないで軽く会釈だけした。

なんというか、自分はこんなだ。おはよう、今日は晴れたね、とか女の子と気軽に会話を交わすまでには、結構時間を要する。
こういうの駄目だよな、相手も無愛想な人だわ!、とか思っているだろうな、と少し心配したりもするけど、まぁこんな感じでいいだろうと楽観視している自分もいる。



まぁ、だいたい自分はこんなだ。



頭下げてストロークス聞いていると携帯が鳴った。1限が休講を知らせた。


まだバスに乗る前。1限なにしてようか、と考えたけど、2限もあるのでそのままバスに乗った。


見慣れた景色を眺めて、バスは大学へ到着した。


教室へ行ってもしょうがないので、そのまま食堂の1階に行って、自動販売機でそれっぽく缶コーヒーを買って、窓際の席に座った。



電話が鳴った、友達の女の子。

もう学校来た?

うん。1限休講だろ?

そう、もっと早く言って欲しいよね。

もう、学校来てんの?

うん、いまサークル席いる。今どこいんの?

食堂で、なんかそれっぽくコーヒー飲んでる。

じゃあ、そのうち行くかも。

わかった。




電話を切って、缶コーヒーを開け、袋から、暗夜行路を出して開いてみたが。どこまで読んだか忘れてしまって、ペラペラとページをめくりながら、どこまで読んだかわかっても、こんな日の朝に読む本でもないな、と思い、本を閉じた。


今度は、ヴィレッジヴァンガードで休日を、を取り出し読み始めた。


目の前を、多くの学生が登校してきて1限の授業へ向かっていく。





しばらく本を読んでいると彼女が来た。

最近少しゴージャスなパーマをかけた彼女が来た。

それなりの挨拶で隣の席へ向かい入れ、多くの学生の登校風景を見ていた。


僕は袋から、さっき買った芋けんぴを取り出して彼女へやった。


誕生日おめでとう。


芋で祝う誕生日もないが、自分のアイデアはこんなもんだった。

今日は彼女の誕生日だった。

それでもまぁ彼女は喜んでいた。

僕は芋けんぴあげるのを許される存在で、彼女は芋けんぴを喜んで受け取ってくれる存在。


こういう感じ、とても良いと思う。こんな関係とても良いと思う。


いくら無愛想な自分でも、時間を過ごせば、誕生日に芋けんぴを送るくらいのことはできる。




笑って喜んでくれた、それでよかった。




僕は本の続きを読み始め、彼女はまたサークル席へ戻って、それぞれ思い思いの時間を過ごした。





2限の授業も彼女と一緒なので、二人で教室へ向かう。

僕らは教室の一番後ろに座る。

この教室は、一番後ろに窓があって。4階の窓から見える景色はとても綺麗だ。


チャイムが鳴って教授が教室にやってきたけれど、スクリーンの準備などで中々授業が始まらない。


二人で、後ろの景色をボーっと眺める。


暑いね、と彼女が言った。


窓開ければ、と僕が言うと、彼女が立ち上がって窓を開けようとしたが、あけ方が分からないらしくて、僕に助けを求めてきた。

その窓は、高校の教室の窓と同じあけ方の窓だったので、僕は手馴れた手つきでカッコつけて窓を開けた、そしてかっこつけて振り向いて、かっこつけて椅子に座った。


開けた窓からは心地よい風が優しく入り込んできた。


のどかな景色、大きな雲は絶えず変化していく。


大きな音をたてて、軍用機が列をなして7台飛んでいった。


ブーーンという大きな音を聞きながら、肩肘ついた姿勢で机に対して横になって、ずっと飛んでいく軍用機を眺めていた。


絶対パイロット気持ちいいよ。


操縦席から見える景色はどんなだろう。


ブーーン。




空飛びたいなぁ。




飛びたいねぇ。





いつのまにか授業は始まっていた。




授業が始まってからも、段取りの悪い進行で間が空くたびに、後ろを振り返ってずーと青見てた。


その青は、なんだか懐かしい気がして、また無言の笑顔をがよみがえった。


でも、その時間は悲観を許すような時間ではなかった。ただ無常を感じつつも、変わらないものもあるんだなぁ、とただ漠然と考えていた。




無常に授業は終わっていた。

昼休み、学生たちはガヤガヤと喋りながら学食へと向かっていく。

教授のもとへ駆け寄って、今日の授業のわからないことでも聞いている学生。


それらをなんとなしに、見つめる。


立ち上がって、窓のそばへ行き、窓枠に両腕を組んで乗せる。
彼女も隣に来て、窓枠に両腕を組んで乗せる。


あー、まぁね、晴れて良かったじゃん誕生日。

うん、良かった。


後ろから見たら、愛を確かめ合っている恋人たちのようにでも見えたかもしれないが、なんのことはない、喋っている会話とその内容なんて、今日の青空みたいに、妙に間の抜けた感じだった。



あー、たまに飛んでる鳥見るとびっくりしない?あっ、鳥飛んでるわ!って。

あー、そうね。



あーこの季節山形帰りたいな。

あたし明日帰るよ、じゃあ一緒帰ろう。

あー金ねーなー。その日暮らしだから俺。

あーそっかー。

甲斐性ねーがら俺。駄目だなー、これじゃ。

そんなことないって。



あー、あの電車乗ってどっかいきてー。

ねー。



あー天気いいなぁー。

あっついねー。

夕方は天気悪いらしいよ、愛ちゃん言ってた。

ほんとに?

でも、明日は天気いいらしいよ。

よかった。




振り向いたら教室にはもう誰もいなくなっていて、机の上に二人の荷物が残されているだけだった。




最近さ、あんまり家から出たくなくてさ。なんかこんな日に、ベランダでぼーっと空見てるのが楽しくてさ。

あー、俺なんてそれ2年間やってきたよ。2年間。ずーっと空ばっか見てた。

でも、最近動き出してるもんね。

なんか、もう家で寝てんのがアホくさくなってきたがらの、さすがに2年も引きこもってると。

やばいのかな?私。

いいと思うよ、そんな時期があっても。無理して人と会わなくてもいいよ。どーせまた、さびしくなって人と会いたくなるもんですよ。

そっかぁ。

そうですよ。

そっかぁ。

そう。



軍ジャケを脱いで、ボーダーTシャツ一枚になった自分。


ちょっとこの格好変じゃない?大丈夫?

大丈夫、めちゃくちゃ爽やかだよ。

いや、でもこれちょっと気軽過ぎやしない?こう、なんていうかある程度のバリアがもう少し必要じゃない?

いや、爽やかだからいいよ。

え、あ、そう?

うん。





そんな会話をしながら、最後に、おめでとう、と言って彼女と別れた。





最近彼女はいろいろなものを背負いすぎだと思う。

鈍感な自分だし、別にここでそれを詳しく書く必要もないけれども。彼女に比べれば、自分はなんとも自由な人間だな、と思う。

サークル仲間でもないし、彼氏彼女の関係でもない僕にだからこそ話せる許せる何かがあって、たまに愚痴をこぼす。

まぁだいたい僕はホワンホワンしていてまじめに取り合わないけれども、たまには言えるだけのこと、シンプルなこと、彼女も知ってることを改めて言う。

今日は天気いいなぁ、とか。


現実世界でも、僕はそんな感じの会話しかしない。


切羽なしに、定型文の挨拶で鍵穴開けて、事務的な機械的な会話をする人が多い中、いつもこんな会話ばかりしてる自分は、なんだかやっぱりちょっと変なんだろう。


スピードがない、機転がきかない、展望が見えない。


でも、まぁ、そうは言ってもさ、朝起きてさ、空が晴れてたらさ、やっぱり気持ちがいいわけで。



なんか、こんな甲斐性ない自分でも良いかなぁ、とたまに思ってみたりもする。

でも、やっぱりそんな自分ではいけないときのほうが俄然多いのだけれども、まぁ、こんな感じの日くらいは、と、見上げた空見て、普通に飛んでいる鳥を見て、また少し驚く。


すげーな、鳥。







学校で、無能の人を見て、その後家に帰った。



帰り道の途中、アパートの1階の部屋の窓から、猫が顔を出していた。


おまえは飼い猫か?


そう、心の中で言った。猫は眠そうな顔をしていた。




向こうの空を眺めた。



夕方から荒れる予定の暗雲がスタンバっていた。



かまわない。嵐が来るという共通認識。実にいいじゃないか。



早足で歩いて、僕は階段を上って部屋に帰った。



今日晴れだった。  
Posted by omoide_maigo at 00:11Comments(2)TrackBack(0)

2006年05月23日

ポプラの葉がひらひら揺れるのに。

7e4af413.jpgなんかいろいろしゃべりたいのに、しゃべるべき事柄が多すぎて、それらすべてを細かく伝えようと思うと、多くの時間が必要になるので、なかなか日記を書けないでいるのだけれども。

そしたらおまえは時間がないのか?と問われたら、全然そんなことはなく、夜になって部屋でただぼーっとしているだけで、時間なんてありあまるほどあって、じゃあいつ書き出すのかというと、そのうち書き出すのであろう。
そのきっかけは何かと言うと、なんとなく、というどうしようもない感情と、こんな自分の何かしらを誰かに伝えたい、と思う素直な心との二つなのだろう。


さっき、家の真上の空を、軍用機が轟音をとどろかせて飛んでいった。

僕はわけもなく怖くなって、ベランダから真っ暗な空を眺めた。


夜が来た。

真っ暗な夜が来た。

再生ボタンを押して、誰かとつながろう。

納豆かけてご飯を食べよう。


僕の好きな季節は、初夏です。



追伸。


「戦争になったら兵隊全員ズボンをおろして戦ってみなよ。どんなにくだらないことかわかるだろう。」


  
Posted by omoide_maigo at 20:00Comments(3)TrackBack(0)