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いよいよ大森靖子セカンドアルバム『絶対少女』が明日12/11発売です。

全曲解説ありの特設サイト
http://oomoriseiko.info/zettaisyoujo/sp/index.html

『少女』なんて、私のようなBBAやおっさんなど、非少女の欲目でしかない単語。こういう言葉をタイトルにしたり、気安く使う人は正直苦手です。女子を追いかけてきた私はその果てしなさを知っていて、それは決して目に入れても痛くないものだけじゃないです。嫌悪するほどのキラキラ感、反動でうまれるノイズ、それこそが可愛い。私になかったあれは、なんだったんだろう?無自覚でいることが許されなくなったときに、少女であろうとする少女のエネルギー。あなたが何才とかどんな顔とか関係なく、そのエネルギーこそが絶対に少女ですよと、私だけは認めたい。
私は全ての普通や可愛いをずっと諦めていた、歌が大好きだけどブスだから人前で歌ってはいけないとまで思っていた、それでも歌うことが大好きで、床にしゃがんで下をむいたり、腰まで伸ばした髪の毛で顔を隠してライブをしていた。シンガーソングライター好きのカメラおじさんすら食いつかなかった。ミッドナイト清純異性交遊のMVにもなっている、無力無善寺というところに、一人で行って一人で歌って一人で帰った。毎回ロリータ服を着た可愛い女の子が横浜から高円寺までみにきてくれていた。その子は無口だったけど毎回帰り際にかわいいお菓子をくれた。そこから徐々にライブハウスにも出演するようになり、だんだんお客さんの顔もみれるようになった。才能ないもヤリマンもブスもメンヘラも下手くそもうるさいも目障りもババアもダサいもサブカルもサブカルですら売れてないも全部言われ慣れてしまった、まだたまに泣くけど。強情なフリしてるけど予防線はらなきゃ立ってらんないなんて本当は一番弱いのは私だ、ごめんなさいとありがとうと愛してると死ねを、毎日溢れるほど思ってる、好き放題やってるとか思ってるんでしょうけど、いつだって人の発言にがんじがらめにされてきた、すごく気になる。自意識過剰。歌う前は鬱で美大を休学していて、家からでるのも嫌で人の居ない深夜にコンビニに行くので精一杯だった。すれ違う人全員が身も心も醜い自分に悪意を持っていて殺そうとしていると本気で思い込んでいたので、外にでるだけで怖くて涙がとまらなかった。その後コンビニと部屋、たまーに大学の往復のみで何年か過ごした。コンビニが大好きになり、コンビニの夜勤をはじめた。深夜に働かせてくれなんていう奴なのに、他のバイトの男の人が一応女の子扱いして重いものとか持ってくれた。嬉しかった。高校時代からこの時期ぐらいにかけて銀杏ボーイズのライブにほぼ全通していた。女の子を神聖化している歌詞に夢を抱けた。ボーカルの峯田さんが傷つきながら自分にぶちこむ虚像が大好きで美しいと思った。道重さゆみちゃんを好きなのも同じ理由だ。とにかく峯田さんのメールアドレスにこのブログのような酷い内容を毎晩深夜何件も送り続けていた。たまに返信があった、今りんごジュース飲んでるとか、ずっとこのままでいてねとか、ライブ来てねとか。先日、絶対少女のサンプルを知り合いに渡してもらったとき、名前でメールしてた奴だってわかったらしく、蜷川さんの撮ってくれたジャケをみて「死にそうなメールばっかり送ってきてたのに明るくなったんだねよかった」と言っていたよ、と伝言された。私はファンの方たちが好きすぎて、みんなの前だけは明るく楽しくできるけど、人と会わない時の内面のグロさは一段と酷くなった気がする。起きたら「あ、今日も世界やってんの?もういいのに」とか未だに思う。久々すぎる銀杏ボーイズのアルバムも発表されたけど、もっと音楽の中で道をつくっていく人で居続けてほしかったなという思いがある。たくさんの若者が憧れてバンドをはじめたのに、そこには彼らはもういなくて、対バンだっていつかしたいって思っててもできないし。いつか一緒に仕事したいなー。
わたしは自分ではとても弱い人間だとおもう。でもそんな、「弱いから戦えましぇ〜ん」とかだと、じゃあシネって感じでしょ。だから仕方ないんだよ。音楽の才能ないなってずっと思ってたから、私はそれ以外で面白いことしなきゃみたいな、でも可愛くもないし何すりゃいいの、とりあえずライブを毎日やって、曲もたくさんつくって、良くしていこうって、ひたすら続けた。ここまで頑張ってるのに、なんでうまくいかないかなあ不公平だなあー、って思ってたけど別に、努力するのなんて当たり前だしね。ライブばっかやっててライブで伝わる歌い方しか身につかなくて、音源をつくる自信も全くなかった。だからカーネーションの直枝さんにプロデュースをお願いして、そしたら努力したからとかじゃなく、普通に認めてくれて、本当に嬉しかった。自信が持てた。自分で考える余裕もくれた。音源だと相手と対面することができなくて歌をコントロールできないから、かなり緩く甘く歌った。一方的になるのはとても怖い。いつだって一対一で対面していたい、だから今日から絶対少女を聴いてくれる人数のぶんだけ、私は大きくならなきゃいけない、そのための反動でこんな暗い文書をかいてしまったけど、なんで発売の時くらい明るくおめでたい気持ちでいられないのかな。全然無双モードじゃないし、まだざまあみろって言い足りない。オナニーでいいなら12曲目の青い部屋のような曲を、ずっとピアノで歌っていたい、でもそんなわけにはいかないし。がんばらないとだよ。

ミッドナイト清純異性交遊PV
http://youtu.be/WdQ6wmap8U4

だって橋本愛ちゃんと蒼波純ちゃんの真夜中の追いかけっこを首謀出来たんだから私は。ほんとうに幸せ。幸せの拡散は嫌いだから、公開せず独り占めしたかった。ていうかこれは見ちゃいけないやつだとおもう。仕方ないからみせてあげるけどそのかわり、世界がこっちの可愛さに引きずりこまれればいいのに。と思います

アルバムの音も、ジャケも、たくさんのインタビュー記事も、決定した3/14のリキッドワンマンも、MVも、本当に私と、私に協力してくれる人の好意で、発売日まで大事に大事につくってきたでっかい爆弾だから、派手にやんないと。明日はハイなのでよろしく

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