火(ホ)と「ニワ」と鍋釜

庭を造るという現場から体験したこと、そして「人はなぜ庭を造るのか?」考え続けてきたことなどを、ぼちぼち綴るブログ。 等ブログの履歴などの情報は、最下部にあります。

火はホと読む。「ニワ」は庭と漢字で書かずカタカナで書く。鍋釜は漢字。
火は唯一人だけが制御できるエネルギー。「ニワ」は人としての基盤。鍋釜は人の食の道具。
一見、脈絡のない言葉がつながる。

今日2017年11月14日、これは特別な日だったが、朝から雨が降っていた。

4,5ヶ月前だったか「上森三郎」さんは、「神河町の町長選挙に立候補する!」と言い出した。

それは唐突でいささか驚いた。

しかし、すぐに納得できた。

兵庫県神崎郡神河町とその周辺「埴岡の郷」と呼ばれた地域は「世界の大聖地だ!」と、上森さんは「神さま」に導かれるようにその探索を始めた。

すでに7年過ぎたと言う。

そして次々に大発見をして行った。

その一部始終を上森さんのブログ「かごめかごめの真実とは」に書き、すでに5冊の本を出版している。

僕も不思議な縁に引っ張られるようにして、上森さんと共に「聖地・磐座」探索を始めて5年になる。

多くの賛同者も現れてはいるものの、マスコミには全く無視されている。

世の中にこの大事な場所を知らしめる手段として、上森さんは神河町の町長選挙に立候補することにしたらしい。

それともう一つ大きな目標が上森さんやその周りにはある。
それは「世界平和のために!

立候補を内々に表明すると、地元での賛同者や、プロフェッショナルともいえる選挙参謀などが現れ、またボロンティアで協力する人達も沢山集まって来る。

上森さんには神様の導き的なことがしばしば起こり、ことが進んで行く。

今日14日からその選挙戦がスタートする。

投票日は19日なので、選挙運動は5日間。

その出陣式に僕も参加すべく、昨日連絡を取ってみた。

すると上森さんは、「大嶽山に登って、決意を表したい!」と言う。

待ち合わせ場所は、粟賀の選挙事務所。
待ち合わせ時間は7時45分。

我が家からは2時間ほどかかる。

弱い雨が降り続いていたが「大嶽山」に5名で登ることになった。

僕も上森さんのために、いや上森さんやみんなの願いのために、何かしたい。

「磐長姫賛歌としての君が代」を歌おうか、あるいは「かごめかごめ」を歌おうか。

突然閃いたのが「カカンノンテン」。

この呪文のような言葉は「ホツマツタエ」に何度か出て来る。

難語の一つらしい。

ほつまつたゑ 解読ガイド」にはこのような解説があった。

【かかんのんてん】
始まり‐伸び‐満ち。発生‐成長‐完成。春‐夏‐秋。
「何事も一足飛びには成らず、順序を踏むを要す」

『かかんなす はるのひとしく めくりきて いそのまさこは いわとなる よよのんてんの ほつまふみかな』ホ序
『まとのをしゑにかかんして のんあわくには てんやまと』ホ5
『いかすりうちの をにやらひ かかんのんてん そろふとき』ホ14
『さかほこき うつくしきすす わいきたち かかんのんてん ときまちて みちあらわせよ』ホ28
『うつくしきすす わいきたち かかんのんてん ときまちて みちあらわせと』ホ36
 
「かかん」+「のん」+「てん」
「かかん」は「取り掛かり・着手・始まり」などの意。
「のん」は「伸び・延び・成長」などの意。
「てん」は「至り・満ち・頂・天」などの意。

もうひとつよく分からない。

かつてからこの「カカンノンテン」が気に成って仕方が無かった。

それで「カタカムナ」研究家の「吉野信子」さんの「カタカムナ48音の思念(言霊)表」から、「カカンノンテン」の意味を探ってみた。

カ・・チカラ
ン・・掛かる音を強める
ノ・・時間をかける
テ・・発信・放射

これを参考に僕なりの解釈。

大いなる力・エネルギーを、長い長い時間をかけ、発信し続ける!

何だか意味が通じるようにも思う。

各々の音には数が当てはまるようで、言葉の意味を知るのにその「数霊」から探る方法もあるらしい。

僕はほとんど理解していないが、試みてみる。

カ25+カ25+ン48+ノ20+ン48+テ9+ン48=223

2+2+3=7

7の音は

ワ・・調和

統合すると、
大いなる力・エネルギーを、長い長い時間をかけ、発信し続ける!」事によって「調和する」。

それは「かごめの歌」にも通じるように思う。

上森さんの意志にも沿う。


「大嶽山」の山頂には、大きくはないが意味のある磐座が在る。

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「大嶽山山頂の磐座」(2017年11月5日撮影)

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山頂の磐座から、その傍の三角の石とその前方を見ると、三角の山が2座繋がっている。

その左手にはこの山。


「大嶽山」より見た上森さんが言う「イエスキリストの陵墓」。
(上森さんの11月5日のブログ「聖地を守り遥拝する大嶽山を無残にも破壊した罪は重大である!」よりコピー)

今日は雨で「イエスキリストの陵墓」は見えないが、方向は分かる。

その「イエスキリストの陵墓」に向かって、抑揚をつけ「カカンノンテン」と八度大声で叫んでみた。

清々しい気持ちになると共に、一音一音が意味を持って響いた。

上森さんは神さまとのコンタクト「ウォ~~」を力強く。
そして決意表明。

その後皆で「ヤットホ~~」を三唱。

選挙事務所に戻り、出陣に先立ち「卑弥呼の陵墓」に向かって神事。

そして上森さんの演説・第一声。

上森さんは、選挙カーに乗って力強く出陣していった。

帰ってから「カカンノンテン」で検索して調べていたら、「アマノコトネ」さんのブログ「amanokotoneの日記」が出て来た。

カカンノンテン」に
太古のご神言だそうです。
今は調子が悪くても「カカンノンテン」と唱えると、たちまち力が湧き、
良い方向に好転させるご神言だそうです。

とあり、「カカンノンテンを朝10回」に、
「カカンノンテン」は人の松果体に響くらしい。松果体は昔の第三の目が頭の中にある場所。金銀の鈴で松果体を揺らし、頭の中のバランスを整えるのに効果がある。
イメージ力が増し、強く念じる事ができる。

何と無く、通じるように思う。

そして毎月、阿倍野の「清風情報学院」で開催されている「平岡憲人」さんの「まとやかなるやまとことは講座」の次回のテーマが「カカンノンテン」。

開催日は11月24日(「第69回「まとかなるやまとことは」講座ご案内」参照)。

どのような話が出て来るか、楽しみ!

この仕事は、去年の解体工事から始まった。

豪壮な和風建築で立派な庭も在ったが、クライアントは諸般の事情で解体を決意された。

庭には沢山の「伊予の青石」が在った。

「伊予の青石」は、「重森三玲」が多用した美しい川石。

石を廃棄処分するとすれば、クラッシュしなければならない。
それが忍びないと、相談を受けた。

全ての石を引き受けることにした。

その中に一個問題の石が在った。

在る霊能者から「この石には神さまが宿っているので、大事にするように!」と言われたとの事だった。

石垣の中に組み込まれた小振りな石で、お祀りされていた。

僕には、神さまが宿っているかどうかは分からないが、磐座探索をしている身でもあり、そのような石は大事にしたい。

石を運び出した最終に、その石を丁寧に外し、隣のご住まいに仮安置しておいた。

建物は規模を縮小して、住宅兼レストランとして新築されることになった。

中庭形式のプランであった。

庭は勿論僕が担当することになっていた。

中庭は、持ち帰っておいた「伊予の青石」で石組することに決めていた。

中庭形式なので、建築に先立って石組することにした。

建築の地縄が張れば、建築配置が分かるので、事前に石組しておいても問題はない。

今年2017年3月下旬、建築に先立って石工事を始める。

現場に残しておいた石の移動と再構成から始めた。

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6トン位の重量で最奥に在るため、35トン・ラフターを使った。

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元の庭で最も目立っていたのがこの石。

目立たせるとこの石だけが浮き上がってしまうので、アプローチ横の土留めとして控えめに使うことにした。

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土留として石を組んで行く。

引き続き中庭の石組。

建築の床高さとの取り合いを考慮して地盤高さを決める。
かなり土を盛らねばならない。

石は前日に選び、現場に運んでおいた。

例によって図面は描いていない。
工事が始まるまで、どのようにするかも決めていない。
現場での打ち合わせもしない。

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まず一番芯になる石を立てる。
瞬間的に神経を研ぎ澄まさねばならないが、一瞬で石の向きや配置を決める。
迷いはない。

中庭なので、見る方向は四方から。
裏表が無く、全方位からの視線にも留意しなければならない。

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一個目を据えれば、次々に配置は決まって行く。

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ここまでで30分。

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ほぼ配置が決まる。

時間的には2時間はかからなかったと思う。

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ステンレスのテーブルが、床高さ。

作庭記」には、「乞はんに従う」という言葉が出て来る。
石の声が聞こえる分けではないが、この言葉の意味はよく理解できる。
出会った石で、「乞はんに従って」石を据えて行く。

スピードが肝要だと思っている。

当日、駐車場部分の土留め石積みも同時に行う。

8月初旬、建築足場が外れデッキも出来たので、中庭の植栽と、砂利敷き等の仕上を始める。

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屋根越えの作業なので、8トンラフターを使う。

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必ず土壌改良は行う。

中庭にはあらかじめ透水管の設置を建築側でしてもらっている。

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水の地下浸透を促すために、砂利も埋め込む。

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屋根の2方には樋が無いので、大雨だと谷の部分から激しく雨水が落ちる。
土のままだと掘れてしまうので、穴を掘ってガラや石ころを埋め、その上に砂利を撒くことにする。

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表土に炭も撒いておく。

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砂利の搬入。

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最終、件の「神宿る霊石」を据え付ける。

場の雰囲気が一瞬にして変わったと、僕には思えた。

8月の暑い日だったけれど、涼し気な風さえ吹いた。

この時、僕は決断を迫られた。

元々、予算は厳しくタイトだった。

手の込んだことは出来ない。
これから塀やアプローチなど細かな作業が控えている。

如何にローコストで仕事を進めるかが課題であった。

しかし、この中庭が出来てしまった。

この中庭にマッチングした作業をしなければならない。
過剰なことはしなくとも、一切手は抜けない。

大幅赤字も覚悟した。

仕事を潤滑に進めて行くために、クライアントにも我がスタッフにも、僕の覚悟は伝えなかった。

ずいぶん手間取ってしまったが、9月末に完工出来た。

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解体されずに残った大きな長屋門を潜った所の石組と植栽。
塀は躯体を「フェロセメント工法」で造り、仕上は真砂土と「オートセット」と言う固化剤を混和した土仕上。

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アプローチ。

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土留め石組。

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玄関へのステップ。
古材を使用した。

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アプローチを振り返る。

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デッキ側から見た中庭。
中央の小振りの石が件の「神宿る霊石」。

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ライオンの顔ようにも見える。

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この中庭の石組をどのように評価してもらえるかは分からないが、
今まで沢山の石を扱い、沢山の磐座にも接してきた結果が現れているように思っている。

写真では、それを伝えることが出来ない。

幸この場所はレストランであり誰でも入り見る事がが出来る。

場所は、富田林市久野喜台2丁目。
南海高野線金剛駅の東側。
レストランの名前は「ガーデン和考」。
電話番号は0721-26-9159

今は昼のみで、喫茶だけでもOKとの事だった。
食事の場合は予約されると良いと思う。

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看板も出ていないが、この長屋門が目印。

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「フェロセメント工法」土仕上の塀と駐車場。

GARDENING研究会2017年11月定例会のご案内
                      2017年11月12日
                        武部正俊
日時 2017年11月19日 11時より17時
会場 河南町やまなみホール(大阪府南河内郡河南町大字白木1387番地     TEL0721-93-6222)
昼食費 1,100円
随時参加者会費 2,000円
申し込みは11月17日までにお願いします。
TEL 090-2599-7367 
FAX 072-290-2813
E-mail  omtakebe@sakai.zaq.ne.jp

10月の定例会は、近江八幡市方面へのバスツアーでした。
生憎の雨でしたが、得ることも多かったのではないかと思います。
参加者の方は、写真など持ってきていただければありがたいです。

テーマ1・・ラ コリーナ近江八幡について・・・武部正俊
近江八幡市へのバスツアーの最大の目的の一つが、藤森照信さんの設計のラ コリーナ近江八幡でした。ユニークな建築もさることながら、周辺の景観も見事なものでした。その景観について、感じたところを述べて行きたいと思います。
ブログにも書いていますので、参考にしてください。
同時に地理院地図をパソコンで開き、近江八幡市を通るレイラインに付いても話してみます。
庭を計画する時、その現場付近に何が在り、どのような雰囲気を持っているのか事前に調査し感じておくことは大変重要かと思います。ラ コリーナ近江八幡の景観計画にはそれが生かされているように思います。
今や観光スポットとしても大人気で、ビジネスとしても成功していると思われます。


テーマ2・・日本庭園の石組と磐座に付いて・・・武部正俊
9月定例会後に、工事中に見学しました金剛の現場が完成しました。
この現場の中庭の石組に付いて、工事写真と完成写真を見てもらいながら、石に付いて考えてみます。
現在ブログに纏め中ですが、まだ書ききれていません。
書き終われば、Facebookでも流しますので、参考にしてください。
時間があれば、フェロセメント工法で造った塀に付いても、工法に付いても、写真を見ながら解説します。

テーマ3・・近作発表・・・西村直樹
西村さんの近作発表があります。

「Gardening研究会」の10月定例会は、久々のバス・ツアー。

目的地は滋賀県近江八幡市。

メインは、お菓子チェーンで有名な「たねや」の「ラ コリーナ 近江八幡」。

藤森照信」建築の自由奔放な遊びの世界が在るから。

開催日は、10月15日。
生憎の雨。

藤森建築には興味があり、本は結構沢山読んでいるし、何軒かは見学もした。

藤森さんは茅野市出身で、磐座への造詣も深い。

イワクラ学会」の2009年の「イワクラサミットin茅野」のおり、藤森さんは講演もされている。

藤森建築については、よく知っているつもりでいたが、「ラ コリーナ近江八幡」については予備知識零に近かった。

ただ大変人気スポットであると言うことは知っていた。

10時半、「ラ コリーナ近江八幡」に到着。

雨にもかかわらず、大勢の人。
観光バスも目立つ。

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先ず目に飛び込んできたのは、この東屋。
(当日雨なので、カメラを持って行かなかった。写真は全てiPhone6で撮影)

藤森ワールド展開。

屋根の上に柿の木が植わっている。

この発想は、僕も出来る。
別な工法で、造ることもできる。

ただ不思議なのは、東屋なのに座る設備がない。
人々がくつろげる場所としては提供されていない。

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芝生屋根の「ラ コリーナ近江八幡」とその南庭。

実際に庭に立っても、おかめ笹の植え込みが広がっているだけで、全体の様子が分かり難い。

「Googleマップ」の衛星写真で見ると、その様子がよく分かる。

東屋は右側の入り口から入ってすぐの広場状の部分に在る。

「ラ コリーナ近江八幡」は南面する形ではなく、45°位傾いている。

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西側の山「八幡山」と何らかの繋がりの意図を感じる。

となると、この東屋は、「八幡山遥拝所」なのかもしれない。
いささか深読みしすぎかもしれないが、無意識の意思が働いているかもしれない。

見学時には、僕自身そこまでの意識は無かったので、観察もしていなかった。

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これが全体の配置。

藤森建築以上に、藤森景観に興味が湧く。

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芝屋根と三角屋根の天辺の黒松。

「手入れが大変だろうな~!」と思ってしまうのが、庭屋の性。

おそらくそんなことは、藤森さんは百も承知。
その上で、遊びまくる。

「これを手入れして行く能力のないものは、これを維持できない!」とでも言っているようで、設計を依頼してくるからには「それだけの覚悟をして来い!」とも言っているように、僕には思える。

「たねや」経営陣も従業員も、おそらくその覚悟が出来ているからこそ、今や観光スポットとして大人気なわけだ。

勿論、入場料を取る分けではない。
お菓子を買ってもらえれば、経済的にも成り立つわけだ。

経営陣の心意気と懐の大きさに感心すると共に、その戦略にも脱帽。

この建物の、芝生屋根については、工法的にもほとんど予測がつくので、別に驚きはない。

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自動潅水のノズルが目立つ。
益々、芝刈りなどのメンテナンスは大変。

建築内のショップは、お客さんでごった返している。
そこも僕には、まるで興味なし。

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今回の僕の目的は、この景観。
と言うより、正しく「ニワ」。

この時期刈込は済んでいるが、田圃の中の石組。

右側の建物は「手もみ銅板屋根」の藤森建築。

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背景の山との対比も面白い。

写真では分かり難いが、実はこの背景の山の中腹に、岸壁が見える。
おそらく「八幡山山塊」には他にも、「石・岩・磐座」が在るものと思われる。

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広い園路を挟んで、白いコスモスと芝屋根の回廊も面白い。

しかし、ボールト屋根のショップの存在は理解できない。

田圃の中の石を、いくら数えても五つしかない。

確かこの石組は「七つ石」と名付けられていたはず。

探してみる。

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こんなところに一対の石組として在った。

「夫婦石」としているのか、あるいは「狛犬」か?

残念ながら階段下には通せん棒があって、そこからの景観は望めない。

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いろんな角度から見た、石の配列。

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ここの5個の石の表情。

各々の石の上には黒松が植えられている。

まるで「石付き盆栽」のようでもある。

藤森さんや「たねや」経営陣が磐座を意識したかどうかは分からないが、ここの「七つ石」は「現代磐座」と言ってもいいように思う。

天気も悪く、写真の写りも良くないが、「http://taneya.jp/la_collina/blog/2016/10/27/連なる〈七つ石〉/」にアクセスすると、綺麗な石の写真も見れるし、スタッフの取り組みの様子も分かる。

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このような藤森さんの遊びも実に面白い。

この小さな扉を潜って、子供達もこの場を楽しんでいる。

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建築とのマッチングも素晴らしい。

実用性と面白さを兼ね備えた建築と景観(庭と言う方が良いかもしれないが)が人を呼ぶ。

今や近江八幡市の名所であり観光スポット。

そして、「たねや」の経営戦略にも即している。

それは、ウイーンの「フンデルト・バッサー・ハウス」にも通じる。

近江八幡市には、太古からの磐座も沢山ある、雨の中それらの磐座数か所も回る。

「ラ コリーナ近江八幡」は、再度行ってみたい場所に成ってしまった。

遥拝所の白い大鳥居から参道は一旦降り、そして赤い土と石群の目立つ参道を登ると、木製の鳥居が見えて来る。

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鳥居の手前に、天端の平らな石が目立つ。

あるいは結界であったのかもしれない。

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大土山・天の磐座-06 主磐座とその周囲」でも使った「Googleマップ」の衛星写真を見ると分り易い。

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鳥居手前の天端の比較的平らな大きな石。

このような場所に、無粋な案内板は不要だと思う。

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石の左手から、鳥居に向かう。

全面に砕石が敷かれているが、雨が降ると赤土がぬかるむので最近敷いたらしい。

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鳥居の右奥に小さな社が見える。

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社と、その周辺。

飛び石状の石は、近年据えられたものと思う。

件のおばちゃんは「こんなものは拝む必要がない!私はいつも無視じゃ!」と言っていた。

この意味については、後ほど考えてみたい。

「Googleマップ」の衛星写真でも分かるように、広場状で石がいくつか散在しているが、飛び石状のものが多い。

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広場の右端。

小振りの石が連なっていて、結界を成している。
あるいは「磐境」と呼ぶべきか。

奥の平たい大きな石に繋がっている。

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広場の中央部にさい銭箱が、置かれている。

その背後の石が面白く、かつ気になる。

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この案内板に「猿田彦大神」と記されている磐座だろうか。

明らかに「人面岩」で、大きな羽飾りを頭に着けたネイティブアメリカンのような顔。

件のおばちゃんは「これは猿田彦ではない!」と言っていた。

この岩から上が「聖域の磐座群」であろうか。

さすればこの人面岩は、言わば「入り口を守る神」のようにも思える。

仁王や狛犬のように威嚇の表情ではなく、柔和な雰囲気の顔に見える。

ここの磐座群は誰おも迎えてくれるように思える。

しかし礼を失すると、一瞬にして憤怒の形相に成るのかもしれないが・・・

つづく

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