2009年11月21日
キツネの痕跡良好
今月のはじめに見かけたキツネの巣穴を確認しに、シシ神の森へ出かけてきました。巣穴は前回見たときよりも掘り出した土が増え、その上には足跡も見られました。ここはこれからも定期的に観察しないと。それにしても気になるのが泥場……カモシカなど偶蹄類の足跡をさんざん見ることができたのに、ナゼかしら? 数が少ない……というか、石膏型を採りたい衝動にかられる足跡がない。山から見て泥場の入り口になる場所に、害獣駆除用の真新しいケモノワナが仕掛けてあったので、彼らは人間のニオイやサイン、もろもろを感知して、泥場を避けたのかもなぁ。泥場横に新しいケモノ道が出来ていたし(笑)野生動物との間合いって大切ね。2009年11月15日
秋のエコツー下見
今日は、今月28日に行われるエコツアーの下見で、多峯主山や吾妻峡を歩いてきました。多峯主山はちょうど紅葉が見頃で、また、天候に恵まれたおかげもあり、雪をたたえた富士山を望むことができました。なんだか得した気分。ツアー当日も今日みたいな天候に恵まれると良いのですが。ツアールートでは、テンやハクビシンのフンを確認できたので、今回はちょっぴり哺乳類の話をしてみようかなぁ…まぁ当日の出たとこ勝負なので、痕跡次第で臨機応変に解説を入れながら…かしら。吾妻峡は雨の影響で水位が上がり、水性昆虫は確認できませんでしたが、この場所は20年ほど前に、長いこと水性生物の調査をしていた場所でもあるので、ツアー当日は時間があれば、実際に観察して、指標生物の概要について話ができればなぁ。とにかく、臨機応変にやらねば!備忘録
2週間前からN寺でムサの冬芽と穴空き食痕を確認。ソメイの紅葉した葉の食痕は笑えた…。
2009年11月07日
哺乳類三昧!
今日は熊谷さんと一緒に、国立科学博物館ボランティア「足跡グループ」の方を連れて、フィールドワークをしてきました。まずはしし神の森の足跡ポイントで、カモシカ、タヌキ、アカネズミの石膏型をとり、乾くまでの間、シカやキツネの痕跡観察をしました。2週間前には無かった、真新しいキツネの巣穴を観察できたのでかなり興奮! その後、いつのも天覧山界隈でカヤネズミやイノシシの痕跡を探し、締めはN寺でムササビ観察。ムササビを見た後に「野生動物って美しい…」と、ボランティアの方の一言に、今日のフィールドワークの感想が全て凝縮されていたように感じました。それにしても、10種以上の哺乳類の姿や痕跡が観察できるとは…ほんと哺乳類三昧な一日でした(笑)2009年10月12日
アライグマの足跡と判定
カモシカを見送った後、車を路肩に止めていざ森の中へ。Kの足跡ポイントは、沢の氾濫原なのでケモノの足跡を多数見ることができて楽しい。画像矢印にあるカエデの葉のように開いた足跡を熊谷さんに判定してもらったところ、アライグマで間違いないとのこと。アライグマはペットとして飼われていたものが、無責任な飼い主により野山に放たれ、野生化したものです。生息環境や餌がかぶるイタチにとって、アライグマの野生化は死活問題。実際にイタチの数が減っているのは感じます。それにしても近年、青梅や飯能辺りでも出没するという話は聞いてはいたものの、痕跡を見るのは今回が初めて。薄気味悪い(決してアライグマが悪い訳ではない)感想と同時に、森の中での暮らしぶりを観察してみたくもある…かな。備忘録
20:00にN寺へ行くと、中雀門前から山門方向に移動するキツネの姿を確認。N寺でキツネの姿を確認するのは初。
偶蹄類の足跡…何だ?!
今日は熊谷さんと一緒にKでフィールドワークをしてきました。というのも昨日、この界隈でフィールドサイン散策をしていた際に、アライグマらしき足跡を見掛けたので、足跡学の熊谷さんに判定してもらおうと同伴願いをしたのでした。K到着早々、道を横切るニホンカモシカ…やはり大型ケモノは迫力がある。以前から近所で見掛けているカモシカとは別個体なので、この辺りでは定着・繁殖をしているのかもしれない…となると、偶蹄類の足跡を見掛けた場合は、シカ・イノシシ・カモシカのどれに当たるのかを総合的に推測しないといけません。副蹄の跡がついていればイノシシ…いやいや、足場の状況や個体の癖など様々な要因もあるので、一概に種を確定するのは危険。とにかく周りの環境や足跡以外のフィールドサインなども含め、総合的に考えないといけないのです。これだからケモノの痕跡(フィールドサイン)は楽しい!2009年10月04日
ケモノ道とフン探し
今日は某ケモノの玩具を探すため、久々に母校周辺へ出かけてきました。今から20年も前に散策していたフィールドでしたが、相変わらずケモノ道は健在で、もちろんその頃に観察していたタヌキのタメ糞場などはありませんでしたが、藪コギしながらのケモノ道散策はなかなかのものでした。判りやすい玩具は発見できませんでしたが、鈴なりになったミツバアケビ(矢印上)と食痕に繋がるケモノ道(矢印下)や、カキの種子の入ったフンなどが観察できたのでまずまずかしら。それにしてもこのカキノタネ入り糞…軽いタメ糞状になってはいたものの、タヌキかハクビシンか微妙だなぁ。今までならタヌキ! と安易に考えていましたが、糞学の奥深さを痛感している今日この頃なので、特定するにはいたりません(笑)2009年10月03日
先週に引き続き名栗遠征
今日は先週も訪れた名栗のUへ、熊谷さんと一緒に散策してきました。河畔林を抜け、炭焼窯跡を観察しつつガレた急坂を登ること約40分、昨年クマ棚を観察したミズナラ・ヤマグリ林に到着。残念ながらクマ棚の発見にはいたりせんでした。まぁ落葉して樹冠が確認しやすくなる晩秋に再度訪れてみよう! せっかくここまで登ってきたので、Uの巨木ブナを見よう…ということになり、さらに15分ほど登山。巨木ブナのあるUは、伝説が残る特殊な地形をした環境で、毎度ここへ来るたびにとてつもない畏敬の念が沸いてくる。久々の登山だったので疲れはしましたが、熊谷さんからのレクチャーも聞けたので、とても有意義な一日でした。2009年09月27日
こんな場所でヤンマタケ
ニホンザルの食痕観察を終え、途中、ニホンカモシカと遭遇しながら今日の目的地であるU入り口に到着。ここは名栗川の源流部に位置し、昨年、ツキノワグマのクマ棚や爪痕を観察したことのあるポイントへの登り口。登山道を入るとすぐに見事な渓畔林が広がり、いかにも獣が往来しそうな雰囲気でワクワクする環境です。早速フィールドサインが無いか足下を気にしつつ登っていると、なんと冬虫夏草のヤンマタケが目に飛び込んできました。しかもトンボ科をホストにしている! 飯能の里山では、ヤンマ科のミルンヤンマをホストにしているものしか見たことがなかったので、ちょっと興奮(笑)しかもこんな奥山環境で見られるとは…来年の梅雨明け頃は足を運ばなきゃならないな〜。他にも違う種類の虫草を観察できるかも! ヤンマタケ発見にうかれているうちに日が傾いてきたので、ツキノワグマのポイントへ行くのは断念(笑)近日中に再度訪れよう。



