大定番というか、ブティックペダルブームの先駆け的な存在のペダルです。
90年代後半、通なオジサンたちの間ではケンタウルスかHotCakeか?って感じだったような記憶があります。
とはいえ、HotCake自体は70年代から製造されている大ベテランペダルと最近知ってびっくり。


■ Crowther Audio - Hot Cake 3knob

hotcake (2)



単体でもブースターとしてもいけると思います。
ただあまり器用に幅広い音を作れるペダルではありません。
結構歪みますが大きくGAINを稼ぐような使い方には不向きです。

「ノーマルhotcake」と「ブルーズベリーモード」の2モード搭載。
両モードとも共通してLOWの太さと自然なHighが特徴、GAINをあげると徐々にコンプレッションしていくあたりアンプっぽいかもしれない。
GAINはあげすぎると質が荒くなってとりとめなくなり、低音もブーミーになりファズっぽくなります。
PRESENCEツマミはブースターで使った場合は劇的なトーン変化はせず高域の調整くらいですが、単体使用だとトーンの明暗のほか音量や歪み量にも影響します。
ギターボリュームへの追従性はなかなか。


ノーマルモードはローゲインではコンプレッションを感じず、歪ませるにつれコンプを感じてくる。
レベル上げ目GAIN適宜でジャギジャギ系クランチが気持ちいい。
サスティンを稼いだり、弾きやすさのおまけはあまりしてくれません。
似てるペダルを挙げるならBOSS BD-2。
ブースターに使っても目だった色づけはなし。少し、ローを足してハイが鋭くなるくらい。

ブルーズベリーモードではローゲインからコンプレッションして、中域の押し出しがある。
High&Lowにもう少し輪郭のあるTS系が欲しい、という人むけ。
輪郭あるといってもカッチリと硬くはない。
こちらはもっぱらブースター向き。


ギターやアンプとのマッチングを選ぶペダルだと思います。
沢山のペダルの中で使うよりも、相性のいいギターとチューブアンプの間にこれ1コみたいな方が活きるんじゃないでしょうか。
現代的な音でもないし扱いやすくもありませんが、「なるほど、これはいいものだ」って納得しちゃう感じ。
個人的にはHighを積極的にコントロールできたほうが良かったかな。
良くも悪くもHighの出方が自然でブースターだと鋭すぎた。



 用途:オーバードライブ、ブースター
 音質 - 単体歪み:B
     ブースター:B
 音のバリエーション:C
 扱いやすさ:C
 総合:B

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