音盤再生家の四苦八苦

音盤のより良き再生と、音楽の楽しみを追求し掘り下げる読み物

私がクラシック音楽に初めてちゃんと向き合ったのは、ドヴォルジャークの交響曲第5番「新世界より」を聴いた時からである。その時の音盤は、ラファエル・クーベリック指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のロンドン ステレオフォニック・サウンド レコード、SLB 14。56 ...

2019/10/6 新記事音楽愛好家、或は音盤愛好家の間では、「ウラニアのエロイカ」と云う呪文の如き言葉が使われて居る。これはフルトヴェングラー/VPOの44年演奏会録音の事なんであるが、厳密に言えば米ウラニアレコードから出された音盤の事を意味する。しかし、同録音のレ ...

2019/10/5  新記事私がクラシック音楽を聴き始めた頃はLONDONレコードのMZ盤に大変お世話になった。おお、そうそう、とか、ああMZ盤ね、と云う御仁は最早それなりの年齢になって居られると推察する。MZ盤の何が凄いと言って、私の長いレコード歴の中で、これぞ生涯の愛聴盤 ...

2019/10/4(新記事)先日、ムラヴィンスキーの悲愴をナメるでない、と云う記事を上げた。自身の上げた音源を色々確認したが、矢張りイヤフォンでは全く何も理解出来ない事が判明した。私はスマホとやらは持って居ないが、寝乍ら記事を書く為にiPad miniと云う物を使って居る ...

2019/10/3 新記事ナメてはいかん、と思う音盤は数あれど、ミュンシュ/ボストン響の幻想交響曲(62年録音)は、その筆頭格ではないかと思って居る。ミュンシュは67年に亡くなって居るが、その年のパリ管との録音が、ミュンシュの代表盤としての扱いで、ボストン盤に脚光が当た ...

2010/8/30の記事(増補改訂版)世の中何でもデジタル化で、通貨ですらカードだかスマホだかで支払うらしい。写真やら動画やらもCGで何とでもなる。こうなると最早、真を写すなんぞと云う言葉自体が意味を成さない。最近は画像と云う曖昧な言葉で済ませられて居る。音盤の方で ...

2012/9/8の記事(増補改定版)ブルックナーの交響曲第9番は、ベートーヴェンの9番に似ている。調性も同じニ短調である。1楽章冒頭の空虚五度、スケルツォの2楽章の配置、3楽章の天上の音楽等、似ている点は確かに有る。ここまで一致して居ると、流石に疑い深い私でも第 ...

2019/9/29(新記事)今時の若いリスナーは、ortofonのSPUなんぞは、余程のオーディオ好きでなければ、格好良いとは思わぬであろう。デザインが古い。一時代前の、と云うような物ではない。LPレコード開闢以来、不変の骨董的様相なのである。しかし、レコード盤の上をSPUが ...

2019/9/27 新記事音盤の差異なんぞと云う話ばかりして居ると、良い加減辟易とする御仁も居られると思い、今回は少し音楽の方に話を引っ張る。ブログの師匠であるgustavさんが先日ブルックナーの交響曲第9番に関しての記事を上げられて居た。http://blog.livedoor.jp/gustav_ ...

2019/9/25 新記事連日の音源収録は流石に疲労度が高い。よって、たまには雑談を語ろうと思う。私は音楽大好き人間であるが、実は時計にもかなりの愛着を持って居る。その昔は腕時計と云う物は、大変な貴重品と言われたものである。銭湯でも、現金、貴重品、時計は番台に預け ...

2019/9/24 (最新記事)前記事で、さらりと箱物最強説に触れたが、その様な説は他処から聞いた事は無い。私が勝手に言い触れて居るだけである。更に、LONDONレコードの場合、ZAL刻印の有る盤は音が良い、と云う説にも触れたが、これに関しては巷間良く知られた説である。私 ...

2019/9/24  新記事オーディオマニアと云う人達の中には、一体何が目的で立派な機器を揃えて居るのか判らぬ御仁が居らっしゃる。概ねは音楽を聴く為と思いたいが、オーディオその物が好きで、音の変化を求めて居る御仁も居る事は確かだ。私がオーディオ店に行くと、他に客が ...

2010/10/7の記事(増補改訂版)クラシックは余り聴いた事が無い、況してやクライバーなんぞと云う指揮者の名前も知らないと云う方に、カルロス・クライバーのベートーヴェンを聴かせると、すこぶる評判が良い。内心そうではないかなぁ、とは予想していたが、矢張りクライバー ...

2010/8/11の記事(増補改訂版)私はベートーヴェンの第6シンフォニー(パストラル)が大好きである。そんなに大好きになった原因となったレコードについて書こうとして居る。或る時期(中1の頃だと思うが)クリュイタンス/BPOのパストラルをかなり集中的に聴いて居た。 ...

かれこれ1年半程前になろうか、米国のShuさんから送られて来たレコードの中にコンヴィチュニーのシューマン・交響曲第2番のMONO盤が入って居た。私がシューマンの2番が好きで、中でもコンヴィチュニー盤が大好物だと知っての行動だ。此れをネタに面白き記事を書け、と云う無 ...

前記事(過去記事の増補改訂)ではオーケストラのMONO盤再生の比較をしたのだが、オケをリファレンスに使うと云うのは、相当に耳が良く、且つ各楽器の音色を把握した者でなければ判断は難しい。個々の針の特徴と云う事は、個々の針が得手不得手が有ると云う事に他ならない。詰 ...

2010/8/2の記事(増補改訂版) MONO盤再生の記事を書いた処、中々に鋭い質問が飛んで来た。「MONO針で再生すると、音が太く、重心が下がると云う人が居るが、本当か?」「ステレオ針はノイズを拾うと云うのは解るが、音が太くなると云う説には納得が行かない」と云 ...

2010/7/20の記事(増補改訂版)私はブラームスの交響曲マニアである。殊に4番がお気に入りで、気が付くとLPとCDが山程溜まって居る。何故こんな事になったのであろう・・・と顧みてみると、原因は最初に此の曲に出会った一枚。メンゲルベルグ指揮アムステルダム・コンセル ...

旧ブログから、記事を改訂し乍ら移行して居る途中であるが、音源も収録し直して居る関係で、捗々しからぬ状況である。昨日、久々に米国のshuさんから連絡を戴いた。yahooブログ終了に伴い、私の最終記事で「おさらば」と書いた事で少なからぬ動揺を与えて仕舞ったようで、誠 ...

2010/7/13の記事(増補改訂版)私がステレオと云う方式の凄さを最初に認識したのは、カラヤン指揮ベルリンPOのドヴォルザーク・交響曲第5番(9番)新世界よりのレコードを聴いた時である。DGの64年録音である。この音盤を何時買ったのかは記憶に無いが、間違い無く6 ...

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