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サポーター日記 中日新聞連載より

今日は『FC岐阜、よくぞここまで来た!』と最近私が思ったエピソードを二つ紹介します。一つ目はつい先日の、大宮アルディージャとのアウェイ戦での二対0の勝利です。J1常連チームの大宮には、私が社長を務めた三年前は、0対五で惨敗し、あまりのショックに試合後のインタビューをキャンゼルしたことをよく覚えています。FC岐阜が大宮に完封で勝つ日が来るとは、すごく感慨深いです。

もう一つは、FC岐阜の咋シーズンの決算数字です。株主総会によると、約七千万円の営業利益を出したそうです。私の社長就任元年は約一億五千万円の営業赤字からスタートしました。翌年、スタッフ一同必死で駆けずり回り、沢山の方に助けていただいた結果、わずかばかりの黒字を達成することができました。当時から考えると、七千万円という数字は奇跡です。FC岐阜を支えてくださる皆様、これからもよろしくお願い致します。

このように、FC岐阜が自分の社長在任中よりも進化している姿を見て、悔しくもあり、誇らしくもある私でした。これからもFC岐阜には、いい夢を見させてもらいます。

恩田聖敬