2011年08月
2011年08月28日
今日は片付けとデータ整理
実は、錦糸町河内音頭楽日の後片付けの最中、ちょっと階段を踏み外して、右足首を捻挫してしまいました。止せばいいのに昨日ブログに書いたのと、当日ホント痛くて大騒ぎしたことで、皆様に余計なご心配をおかけしました。すいません。
とりあえず、完治するには時間が掛かりそうですが、痛みは殆どひきました。ただ、プロテクターのようなコルセット(?)のお世話になりそうです。
で、そんなことより今回の錦糸町河内音頭の録音整理用に、昨年末頃から地味に収集してきたCD-R/RWドライブ。その集大成のデュプリケータが完成です。1対9のCD-R専用デュプリケータ。コントローラーはWytron製。なんのことない某専門メーカーの中古のリサイクルです。でも、この重厚感というか、カーペットの床に不似合いな業務用マシン。でも、心強いです。ということで、昨夜から本日に掛けて、錦糸町の写真を見ながら、録音を編集しながら、ゆっくり聞いてみました。
細かなところで、いろいろ気がつくこともあります。良いことも悪いことも。まだ、つかさ会のところしか聞けていないけど。
例えば司家由美嗣さん、大ちゃん音頭を歌っていたのは判ってたけど、フルコーラスやったんか・・・、とか、司家征俊の夫婦春秋の中に江州音頭の節がしっかり入っているとか、つかさ会は、全体的に結構アンコ(他の曲のこと)が入ってくるんやなぁ・・・、とか。
実は、私の場合、当日あまりに忙しくて、じっくり音頭を聞いていないのだ。もちろん、ステージ裏にいるので断片的には舞台の雰囲気は判るのですが。
さて、明日から仕事モードだ。気合い入らんなぁ。。。。
とりあえず、完治するには時間が掛かりそうですが、痛みは殆どひきました。ただ、プロテクターのようなコルセット(?)のお世話になりそうです。
で、そんなことより今回の錦糸町河内音頭の録音整理用に、昨年末頃から地味に収集してきたCD-R/RWドライブ。その集大成のデュプリケータが完成です。1対9のCD-R専用デュプリケータ。コントローラーはWytron製。なんのことない某専門メーカーの中古のリサイクルです。でも、この重厚感というか、カーペットの床に不似合いな業務用マシン。でも、心強いです。ということで、昨夜から本日に掛けて、錦糸町の写真を見ながら、録音を編集しながら、ゆっくり聞いてみました。
細かなところで、いろいろ気がつくこともあります。良いことも悪いことも。まだ、つかさ会のところしか聞けていないけど。
例えば司家由美嗣さん、大ちゃん音頭を歌っていたのは判ってたけど、フルコーラスやったんか・・・、とか、司家征俊の夫婦春秋の中に江州音頭の節がしっかり入っているとか、つかさ会は、全体的に結構アンコ(他の曲のこと)が入ってくるんやなぁ・・・、とか。
実は、私の場合、当日あまりに忙しくて、じっくり音頭を聞いていないのだ。もちろん、ステージ裏にいるので断片的には舞台の雰囲気は判るのですが。
さて、明日から仕事モードだ。気合い入らんなぁ。。。。
2011年08月27日
錦糸町河内音頭雑記
今回の錦糸町河内音頭も、昨年の二会派対抗方式で行われました。今回はどちらも河内では、若手の入門者が多い、河内最大の会派の対決となりました。つかさ会は司家征嗣、そう東京殴り込みライヴで東京に乗り込んできたフロンティアである三音家浅嗣が会主。一方、名門田島家の流れをくみ、早くから時代の流れを敏感に取り入れてきた五月家一若率いる五月会の対決。
どっちが、どうだったかということは、踊っていただき、聞いていただいたお客様、それぞれがお感じいただいたことが、結果なのだと思います。
で、ちょっと今回の錦糸町河内音頭に関わってみて、少し、「あっ!そうそう」っていうものを少し取り上げてみます。
1.大和川と河内
五月家音若『大和川哀歌・城中の刃傷』
多分殆どの東京の人たち、例えば今回錦糸町に来ていただいた皆さんで、「大和川の付け替え」ということをご存じの方は少ないとおもいます。実は、「河内」と謂われる所以も、大和川の付け替えの歴史を知っているか知らないかで、大きく異なってしまいます。そして五月会の得意の演目に『大和川哀歌』という長大河内音頭物語があります。CDで数枚組となっていて、どれがどれか自分でも時々判らなくなったりします・・・・。
それはさておき大和川。実は私も河内音頭聞くようになる前は、地図を見て、何故東大阪や八尾が「河内」と呼ばれるのかが不思議でしたが、大和川の歴史を少し理解して、なるほどと思った次第です。
大阪市と堺市の間を、奈良県から東西に流れ、かつて自治都市として有名な堺港に流れる大和川は、とても水量の多い川なのですが、現在のこの東西に流れる形は、江戸時代も元禄時代の終わり、赤穂浪士の大石内蔵助が切腹した翌年に、大和川の付け替え工事が行われました。もともと大和川は、南河内から北に向かって流れ、今の八尾市や東大阪市を南北に貫いて、そして大阪城の堀を経由して淀川に合流していました。なので、河内の中心を流れる川が、かつては大和川だったわけです。
では、何故付け替えることになったのか・・・・・詳しくは、「大和川付け替え」「中甚兵衛」で検索してみて下さい。
すばらしいサイトを見つけることが出来ます。
で、今回の錦糸町河内音頭との関係。オープニングを飾った五月家音若の「城中の刃傷」もこの大和川哀歌シリーズの一節。これまで錦糸町で、なかなか大和川ゆかりの音頭を演じる音頭取りがいなかったことからも、少しレアなネタだった訳なのです。
2.二会派対抗の意味
いろんなお話を伺います。特に異論を含めて。
私の関係者の中でも「そんなやり方理解でけへん(--#)」と真顔で怒られた方もいたそうです。
でも、今回やってみて、後片付けをしながら、このやり方で良かったと実感しました。(関係者の方へ・・・それと捻挫は別ですから。ハイ)
一昨年までのオールスター方式の場合は、若い者から順に出てきます、段々良くなります、最後はデーンという決まった形になっていました。そうして大物音頭取りの出演が増えれば増えるほど、中盤から後半に掛けては、普通の盆踊りのトリクラスが続くことになります。これはこれで良いのですが、こうすると若手の有望株で、これからご贔屓にしてやろう、もしくは、もう少しで先輩追い越すよ、という将来の芽をなかなか感じることができませんでした。
そこで二会派対抗方式という案が出てきたわけです。そして、やるんなら錦糸町。ただでさえ耳の肥えたお客様が、ステージ前を早くから占拠し、ノリノリで聞いている大勢の前で、後攻のトップバッター達に勝負を挑ませよう。二年目の青二才でも良いではないか。そしてそれから生まれる音頭取りの緊張感と彼らが持ち帰る経験こそ、今、本場関西を凌ぐ大舞台となった東京・錦糸町が果たすべき役割なのでないかと、首都圏河内音頭推進協議会で話し合いを続け、結論に至ったのです。(ホント、何年も議論してきたのです、実際)
それともう一つのポイント。どのようなベテラン音頭取りであっても、普段自分がやっているリズム隊でなければ、本当の姿を演じることは難しいです。オールスター方式であればあるほど、リズム隊に音頭を合わせなければならなくなります。今回は、普段の盆踊りで演じているスタイルをそのまま錦糸町の大舞台に持ち込むことで、よりその音頭取りの持ち味を味わっていただこうと思った次第なのです。更に、それぞれの演奏中は、太鼓やギター、三味線と楽器の持ち替えはありますが、基本的にリズム隊が舞台を降りることが少ない。ということは、更に曲間のセッティング時間も短くなって、たっぷり音頭が楽しめる・・・。
ただし、この方法には弱点があります。「会派」としてある程度規模のあるところでないと、対抗方式自体が成立しないということになります。現在、河内音頭の会派も、核家族化というか、小会派化が進んでいてます。これからは、こういった点に対応していくかが、これんらの推進協議会の議論のポイントなのでしょう。
(つづく・・・・予定)
どっちが、どうだったかということは、踊っていただき、聞いていただいたお客様、それぞれがお感じいただいたことが、結果なのだと思います。
で、ちょっと今回の錦糸町河内音頭に関わってみて、少し、「あっ!そうそう」っていうものを少し取り上げてみます。
1.大和川と河内
五月家音若『大和川哀歌・城中の刃傷』
多分殆どの東京の人たち、例えば今回錦糸町に来ていただいた皆さんで、「大和川の付け替え」ということをご存じの方は少ないとおもいます。実は、「河内」と謂われる所以も、大和川の付け替えの歴史を知っているか知らないかで、大きく異なってしまいます。そして五月会の得意の演目に『大和川哀歌』という長大河内音頭物語があります。CDで数枚組となっていて、どれがどれか自分でも時々判らなくなったりします・・・・。
それはさておき大和川。実は私も河内音頭聞くようになる前は、地図を見て、何故東大阪や八尾が「河内」と呼ばれるのかが不思議でしたが、大和川の歴史を少し理解して、なるほどと思った次第です。
大阪市と堺市の間を、奈良県から東西に流れ、かつて自治都市として有名な堺港に流れる大和川は、とても水量の多い川なのですが、現在のこの東西に流れる形は、江戸時代も元禄時代の終わり、赤穂浪士の大石内蔵助が切腹した翌年に、大和川の付け替え工事が行われました。もともと大和川は、南河内から北に向かって流れ、今の八尾市や東大阪市を南北に貫いて、そして大阪城の堀を経由して淀川に合流していました。なので、河内の中心を流れる川が、かつては大和川だったわけです。
では、何故付け替えることになったのか・・・・・詳しくは、「大和川付け替え」「中甚兵衛」で検索してみて下さい。
すばらしいサイトを見つけることが出来ます。
で、今回の錦糸町河内音頭との関係。オープニングを飾った五月家音若の「城中の刃傷」もこの大和川哀歌シリーズの一節。これまで錦糸町で、なかなか大和川ゆかりの音頭を演じる音頭取りがいなかったことからも、少しレアなネタだった訳なのです。
2.二会派対抗の意味
いろんなお話を伺います。特に異論を含めて。
私の関係者の中でも「そんなやり方理解でけへん(--#)」と真顔で怒られた方もいたそうです。
でも、今回やってみて、後片付けをしながら、このやり方で良かったと実感しました。(関係者の方へ・・・それと捻挫は別ですから。ハイ)
一昨年までのオールスター方式の場合は、若い者から順に出てきます、段々良くなります、最後はデーンという決まった形になっていました。そうして大物音頭取りの出演が増えれば増えるほど、中盤から後半に掛けては、普通の盆踊りのトリクラスが続くことになります。これはこれで良いのですが、こうすると若手の有望株で、これからご贔屓にしてやろう、もしくは、もう少しで先輩追い越すよ、という将来の芽をなかなか感じることができませんでした。
そこで二会派対抗方式という案が出てきたわけです。そして、やるんなら錦糸町。ただでさえ耳の肥えたお客様が、ステージ前を早くから占拠し、ノリノリで聞いている大勢の前で、後攻のトップバッター達に勝負を挑ませよう。二年目の青二才でも良いではないか。そしてそれから生まれる音頭取りの緊張感と彼らが持ち帰る経験こそ、今、本場関西を凌ぐ大舞台となった東京・錦糸町が果たすべき役割なのでないかと、首都圏河内音頭推進協議会で話し合いを続け、結論に至ったのです。(ホント、何年も議論してきたのです、実際)
それともう一つのポイント。どのようなベテラン音頭取りであっても、普段自分がやっているリズム隊でなければ、本当の姿を演じることは難しいです。オールスター方式であればあるほど、リズム隊に音頭を合わせなければならなくなります。今回は、普段の盆踊りで演じているスタイルをそのまま錦糸町の大舞台に持ち込むことで、よりその音頭取りの持ち味を味わっていただこうと思った次第なのです。更に、それぞれの演奏中は、太鼓やギター、三味線と楽器の持ち替えはありますが、基本的にリズム隊が舞台を降りることが少ない。ということは、更に曲間のセッティング時間も短くなって、たっぷり音頭が楽しめる・・・。
ただし、この方法には弱点があります。「会派」としてある程度規模のあるところでないと、対抗方式自体が成立しないということになります。現在、河内音頭の会派も、核家族化というか、小会派化が進んでいてます。これからは、こういった点に対応していくかが、これんらの推進協議会の議論のポイントなのでしょう。
(つづく・・・・予定)
2011年08月25日
すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り2011 楽日
続いて楽日、いつものように今年も前唄の会からスタートです。
前唄の会
山口フジオ&稲荷江州音頭しすたーず&ぶらざーず 江州音頭
稲荷家雪丸 河内音頭関東上陸物語2011
本編 先攻 つかさ会
司家征樹 『幡随院長兵衛』
司家浪美嗣 『九段の母』
司家征俊 『夫婦春秋』
司家由美嗣 『仲乗り新三』
司家貴嗣 『唄入り観音経』
司家征嗣 『姿三四郎』
中入り 後攻 五月会
はれはれバンド
五月家ゆき 『無法松の一生』
五月家雪若 『片岡源吾右衛門』
五月家一苺 『安珍清姫』
五月家菊若 『幡随院長兵衛俎板の鯉』
五月家一若 『サチコ』
五月家一若アンコール 『六代目横綱阿武松緑之助』
前唄の会
山口フジオ&稲荷江州音頭しすたーず&ぶらざーず 江州音頭
稲荷家雪丸 河内音頭関東上陸物語2011
本編 先攻 つかさ会
司家征樹 『幡随院長兵衛』
司家浪美嗣 『九段の母』
司家征俊 『夫婦春秋』
司家由美嗣 『仲乗り新三』
司家貴嗣 『唄入り観音経』
司家征嗣 『姿三四郎』
中入り 後攻 五月会
はれはれバンド
五月家ゆき 『無法松の一生』
五月家雪若 『片岡源吾右衛門』
五月家一苺 『安珍清姫』
五月家菊若 『幡随院長兵衛俎板の鯉』
五月家一若 『サチコ』
五月家一若アンコール 『六代目横綱阿武松緑之助』
2011年08月24日
2011年08月21日
今朝の産経新聞に錦糸町河内音頭の記事
さて、もう今週の開催なのだ。錦糸町河内音頭。
私も今朝は、舞台の提灯の最終整理。この提灯皆様のご寄付で作っております。何を書いてもOK。河内音頭や錦糸町への想いを是非ワンフレーズで表現して下さいませ。本日夜ぐらいまでなら新規申込も対応できそうです。
ところで、そんな作業をしているところで、一平さんから電話。「産経新聞に記事出てるで〜」。
おおそうなのかと早速ネットで検索。出ていました。インターネットのMSNサンケイニュースにも記事が全文掲載されていました。是非ご一読下さい。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110821/ent11082103240001-n1.htm
いちば
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110821/ent11082103240001-n1.htm
私も今朝は、舞台の提灯の最終整理。この提灯皆様のご寄付で作っております。何を書いてもOK。河内音頭や錦糸町への想いを是非ワンフレーズで表現して下さいませ。本日夜ぐらいまでなら新規申込も対応できそうです。
ところで、そんな作業をしているところで、一平さんから電話。「産経新聞に記事出てるで〜」。
おおそうなのかと早速ネットで検索。出ていました。インターネットのMSNサンケイニュースにも記事が全文掲載されていました。是非ご一読下さい。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110821/ent11082103240001-n1.htm
いちば
【土・日曜日に書く】
論説委員・清湖口敏 河内音頭に魅せられて
2011.8.21 03:30
「作家の朝倉喬司さん 自宅アパートで死亡」という小さな記事を見つけたのは昨年12月10日のことだった。面識はない。しかし何点かの著書を読んで随分興味をもっていた人物ではあった。記事は朝倉を「ノンフィクション作家」と紹介するだけだったが、「全関東河内音頭振興隊長も務めた」と書く新聞もあったことを思えば、小紙の記事は私にはいささか不満の残るものだった。
◆東京へ殴り込み
盆踊りのこの時期、大阪、なかでも河内地方では広場や境内など至る所に櫓(やぐら)が組まれ、夜空に《エンヤコラセー、ドッコイセ》の河内音頭がこだましあう。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110821/ent11082103240001-n1.htm
2011年08月19日
2011年08月17日
毎日新聞関西版夕刊「音楽評山中一平&河内オンドリャーズ」
関西版ですが、8月8日の山中一平&河内オンドリャーズのライヴの記事が出ました。
毎日新聞夕刊です。
まだ、私の手元にはFAXだけですが・・・
追記[2011/8/21]
新聞が手元に届きました・・・・。続きを読む
毎日新聞夕刊です。
まだ、私の手元にはFAXだけですが・・・
追記[2011/8/21]
新聞が手元に届きました・・・・。続きを読む