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とにかくあの手この手で騙そうとするインド人。

とにかく金にはうるさい。

金に執着している。

手段は選ばない。



そんなイメージがどうしても沸いてきてしまう。


しかしそんなことばかりではないのだ。


ある日、道を歩いていると食堂のオヤジに話しかけられた。

タリー(インドの定食みたいな庶民食)が無料で食べれるという。

おやおや、また分かりやすい嘘をつきやがる。

周りのインド人まで「ホントホント」なんて口を揃える。


集団詐欺かこのやろう。


よしじゃあ挑んでやろうじゃねーか。

ビタ一文だって払ってやらねーぞ!!

席代だって水代だってサービス料だって言われても絶対腹払わねーぞ!!

そう腹をくくっていざ食ってみた。





うん、味は悪くない。まぁ美味いほうだ。

とっても素朴な味。庶民的な味だ。

残念なのはもうプレートに入れて沢山重ねてあるから冷めている。

チャパティも冷めると切れにくく硬くなる。



それにしても過剰サービスじゃないか?

そこらのちょっといいレストランより機敏に動く従業員が、

これでもかってくらいお替りを薦めてくる。

全部食べ放題。


なんだってんだ。このお替りが有料なのか?


しかしこの時にはすでにこの店を信用していた。


だって周りを見渡しても誰もお金払ってないもん。。。。


そして本当にお金も払わず、笑顔で見送られた。

なんだこりゃ。どんな仕組みだ?



気になってインド人に聞いてみる。

二つの有力な説が出てきた。

「たまに金持ちが大金を寄付していくんだよ。その時にそれを庶民に還元しようと無料で振舞うんだ。」

「商売繁盛のためだね。たまに無料で振舞うことで、次にまた店に来てもらうチャンスを作るんだよ。」


うん、どっちもそれっぽい。


しかし、無料タリーが週に4日あるってどういう事?

しかも火〜金曜って固定のようだ。


上の二つの説で説明するには不可解だ。

金持ちが毎日火〜金まで寄付することはないだろうし、

後の来店理由を作るためとしてもこれはやりすぎだ。赤字になってしまう。


結局ちゃんとした理由は分からないまま、この後も頻繁に通うのであった。。。。


お金に執着してると思いきや、こんな大奉仕もあるインド。奥が深い。

ちなみにこのタリーを食べた後宿に帰ったら、今度はフリーコンサートがあるとの情報。

急いで会場に向かうと、インドの伝統楽器、シタールとタブラーのコンサートが。


う〜ん、インドがますます分からない・・・。


そしてこれで終わらないのがさすがインド。

次の日起きたら激しい腹痛が・・・。

いや、腹痛で起きた?

インドの洗礼をここで受けた。

タダほど怖いものはないということを改めて思い知らせてくれたインド。

タダだけど、ダダでは済ましてくれなかった。。。






〜フリータリー情報〜

場所:ベンガリトラstを真っ直ぐ行くと大通りにぶつかります。
   ゴールデンテンプルの門の斜め前です。
   その大通りに出る少し手前に、道を挟んで2軒向かい合っています。
   
日にち:門の方角に向かって右が火曜〜金曜。左は忘れた。

時間:両店ともに17時〜23時くらいまで。

味:好みもあるだろうが、右(店が大きいほう)のほうが評判がよい。

安心:両店共に腹を壊すとの情報多々。比較的早い時間のほうが安全安心かも。
   

〜フリープーリー〜

そのフリータリーの店を大通りを挟んだ向かい、ゴールデンテンプルの向かいにある店。

朝9時くらいから夕方くらいまで、ほぼ毎日無料でプーリーが食べれる。

油の色が使い込んでて要Check!!  



〜フリーコンサート〜

バラナシでは頻繁にどこかしらでコンサートがエントリー無料で見れる。

アンテナを立てておくといいかもしれない。