人間と動物の病気は同じか?
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人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想
バーバラ・N・ホロウィッツ、キャスリン・バウアーズ
バーバラ・N・ホロウィッツ、キャスリン・バウアーズ
汎動物学(ズービキティ)。
人も進化を経てきた動物。
人間と動物で、同じ症状を示しているのだから、違う病名で管理せずとも、もっと共有できるのでは?
動物の病気からヒトの健康のヒントを得る、逆もまた。
過剰グルーミングとリストカットの関係、生殖活動、過食と肥満の関係など、めっちゃ!面白いことばかりの本。
科学と私たちは、動物と人間を分けすぎてきたみたいですね。
「動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド」
がよかった方にも超オススメ。
過剰グルーミング。人でいうなら自傷行為。
原因は、おもに、ストレス、孤独、退屈。
解放=安堵のループには、強力な自己鎮静効果がある。
必要とする気持ちがとても強くて極端な形のグルーミングをしたくてたまらなくなる。
自他ともに認めるカッターから、ひっそりと髪を抜いたり爪をかむものたちまで、私たちはみんな、グルーミングしたいという衝動を動物と共有している。
肥満すら、環境を超えてウイルスの影響大かもしれないんだって!
ズービキティすごく面白い!
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