飯田 お練りまつり 大名行列

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大宮諏訪神社の式年祭礼に合わせて行なわれているのが「お練りまつリ」で、大勢の人が街に出てねり歩くことから、こう云う様になったらしい。 飯田お練りまつりのメインの出し物の大名行列は、本町三丁目の出し物で、明治五年申年のお練りが初回。若州小浜城主、播州姫路城主、奥州仙台城主等の持物を入手したもので、様式は百万石の格式と称せられ、男持薙刀、白車熊槍、富士形槍などは国宝級の逸品である。行列の仕方、所作、芸は往時を継承しており、市街地を練る絢爛豪華な行列は徳川三百年の風俗を偲ぶことができる。 大正八年に東京で挙行された奠都五十年祭(市制三十周年)に招聘せられて天覧の光栄に浴し、当時の関係者から日本一の折紙付の文化財である。

そんな大名行列に、演者として参加している奴(やっこ)の、極めて私的なブログです。


お練り大名 Facebook

「飯田お練りまつり」来場者数過去最多の35万人

「飯田お練りまつり」来場者数過去最多の35万人


南信州新聞・3月29日~
 
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 7年に1度開かれる大宮諏訪神社(飯田市宮の前)の式年大祭に合わせ、飯田市街地で飯田下伊那地域の郷土芸能が一堂に会し、盛大に演舞を披露、奉納する「飯田お練りまつり」が27日、幕を閉じた。25日からの3日間で主要出し物の「大名行列」、「東野大獅子」をはじめ、過去最多の全47団体が出演。天候にも恵まれ、飯田お練りまつり奉賛会によると3日間の延べ来場者数は、過去最多となった前回の32万人を上回る約35万人を記録した。獅子舞に踊り、太鼓にみこしと、多彩な演目に市街地は沸き、老若男女多くの笑顔が広がった。
 
 最終日の27日は28団体が登場。大宮諏訪神社での奉納演舞をはじめ市街地各所を練り歩き、所望に応じ熱の入った演舞で拍手を誘った。大宮神社では「暴れ獅子」の異名を持つ阿島獅子舞が、神社の長い階段を駆け上り、拝殿前で舞う姿も。また、中央通りの本部前では、正午近くに東野大獅子と大名行列の演舞が行われ、期間中で最も多くの人が幾重にも取り囲み大きな歓声と拍手が鳴り響き、盛り上がりは最高潮に達した。
 
 PRを目にし、新潟県から訪れたという夫妻は、「初めて訪れたが素晴らしい。各団体の皆さんが真剣に演技を披露する姿に心を打たれた。一度では見足りない。ぜひ次回は友だちを誘って来たい」と話した。
 
 また、地元の子どもらも満喫した様子。同市小伝馬町の男の子(4)は、3日間さまざまな団体を追いかけたといい「みんなかっこ良かった」と満面の笑み。父親(34)は、「今回初めて見ることができたが、色々な団体で子どもたちも活躍していてとても良かった」と目を細めた。
 
 お練りまつりを終え奉賛会会長の柴田忠昭飯田商工会議所会頭は、「3日間、素晴らしい天気に恵まれ無事終えることができうれしく思う。47団体すべてが力を出し尽くしてくれ、満足いくお祭りとなった。関係者をはじめ足を運んでいただいた全ての方に感謝したい」と話した。

寄せる人波、延べ35万人魅了 お練りまつり閉幕

寄せる人波、延べ35万人魅了 お練りまつり閉幕


信濃毎日新聞・3月28日~

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 長野県飯田市街地で開いた7年目に1度の「飯田お練りまつり」は最終日の27日、28団体が出し物を披露した。詰め掛けた大勢の観客は、主要な出し物の「東野大獅子」の勇壮な舞に沸き、「大名行列」では整然とした行列の所作に息をのんだ。
 午前11時40分ごろ、同市中央通りの本部前に長さ約25メートルの東野大獅子が登場すると、周囲を囲む人の輪はどんどん大きくなった。保存会員たちは宇天王(うてんのう)の優美な舞に誘われるように獅子が起きて舞う「大門口の舞」を披露。獅子舞を見た市内の会社員、熊谷好隆さん(52)は「他の獅子より一回り大きく、迫力があった。練習の成果が感じられる素晴らしい獅子舞だった」と話した。

 午後0時20分ごろには、本部前に大名行列の役者たちが登場。役者たちは行列を組み、「エーハリーワサートーナー」などと掛け声を響かせた。各道具の役ごとの演技で、傘の役者が連続で傘を回したり、草履の役者が空高く草履を投げて捕ったりすると、周囲を囲んだ客は「おおー」と歓声を上げて拍手。下伊那郡豊丘村の農業吉川達郎さん(74)は「観衆を引き付ける演技だった。全国一の行列だ」とたたえた。

 飯田お練りまつり奉賛会によると、今回は好天に恵まれたほか、昨年10月に東京・銀座の「銀座NAGANO」でPRイベントを行ったことなどで、3日間で過去最多だった前回を約3万人上回る延べ約35万人が訪れた。 

春を呼ぶ舞 飯田お練りまつり

春を呼ぶ舞 飯田お練りまつり


中日新聞・3月27日~


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 一糸乱れぬ行列の所作、毛やりを空中で受け渡す派手な演出、獅子頭を振るう子どもの真剣なまなざし。目の前で次々と繰り広げられる光景に、思わず足が止まる-

 飯田市の中心市街地で、二十六日に二日目を迎えた芸能行事「飯田お練りまつり」。出演した計三十二団体を見ようと、数多くの観光客が訪れて街の中を行き交った。

 獅子舞に笛太鼓、踊りと個性あふれる出し物は、演じ手も大人から子どもまで、さまざま。この日に向けて練り上げた技と心意気で集まった見物人を楽しませた。

 会場を訪れた、同市上久堅の無職杉山一郎さん(72)は「お練りの年は盛り上がりと一緒に春が来たと感じるんだ」。

 二十七日の最終日まで、芸能が春を盛り上げる。

飯田お練りまつりが開幕

飯田お練りまつりが開幕


南信州新聞・3月26日~

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 7年に1度開かれる大宮諏訪神社(飯田市宮の前)の式年大祭に合わせ、飯田市街地に飯伊地域の郷土芸能が集い、盛大に演舞を奉納、披露する「飯田お練りまつり」が25日、開幕した。初日は、江戸時代の絢爛豪華な参勤交代を再現した「大名行列」に、重量約30キロの巨大な獅子頭を誇る「東野大獅子」が登場。市街地各所で勇壮な演舞を繰り広げ、この日を待ちわびていた多くの観衆を沸かせた。
 
 大名行列は、地元本町三丁目から演舞を開始。諸道具を手にする役者をはじめ、御徒士や鉄砲組、鷹匠に扮した子どもら、腰元に扮した女性など、総勢120人が約100メートルの行列を構成した。
 
 先頭の化粧箱を持つ男性(54)の「エーハリーワサートーナー」の掛け声が周囲に響き行列が動き始めると、順次後ろに声が引き継がれていくとともに、先箱、天狗車熊、白車熊、富士形、大車熊、蓬莱大鳥毛と、各槍の受け渡しが行われ、迫力ある所作で観衆を魅了した。
 
 また、各所での所望所作では、化粧傘の由緒ある「四方がため」をはじめ、箱を担ぐ2人の動きがぴたりと合う先箱、重量25キロと見る側も思わず力が入る道中槍の筆頭・蓬莱大鳥毛、空高く投げ上げた草履を片手で受け取る草履取り、軽やかに傘を回す傘持ちなど、各道具が優雅に、軽快に所作を披露した。
 
 今回が3回目の化粧箱となる男性は最初の演舞を終え、「一発目ということで体が動くか、声が出るか不安な所もあったが、調子は良さそう。新人も多く加わっているので、次回のお練りも見据えながら、良い経験を積んでもらいたい」と意気込み。新人で傘を担当する男性(24)は「まだまだ緊張が解けないが、一生懸命練習してきたので、悔いが残らないよう精いっぱいやりたい」と笑顔を見せた。
 
 お練りまつりは27日までの3日間の日程で、全47団体が出演する。26日は32団体、27日は28団体が出演し、飯田中心市街地を所狭しと練り歩く。25日、飯伊各地域で所望に応じ、一足早く演技を披露する団体も。飯田市育良町の南信州新聞社では、中央通りお練りまつり実行委員会「天龍太鼓」が、全身を使った力強いバチさばきで豪快な音を打ち鳴らした。
 
 26、27日の両日は午前9時から午後6時まで市街地の交通規制が行われる。また、中央公園広場、プール跡地では、飲食コーナーやお練りグッズ販売コーナーが設けられ、祭りの思い出の一助に。
 
 飯田お練りまつり奉賛会は今回、地域内をはじめ県内外でのPR活動を強化。ポスター作成や広告塔の設置、高速バスのラッピング、県外イベントでのPRなど、地道な活動が実を結んだことが見て取れる。前回時、過去最多の32万人の観衆を記録したが、再び最多記録の更新が見込まれる。
 

飯田お練りまつり 7年に1度 街中で多彩な伝統芸能

飯田お練りまつり 7年に1度 街中で多彩な伝統芸能



毎日新聞・3月26日~


 数えで7年に1度、大宮諏訪神社(長野県飯田市)の式年大祭「神輿渡御(みこしとぎょ)」に合わせて行われる「飯田お練りまつり」が25日、飯田市の中心街で開幕した。飯田・下伊那地域から過去最多の47団体が参加。27日までの3日間、街中で多彩な伝統芸能が繰り広げられる。
 初日は主役である「大名行列」と「東野大獅子」が登場。百万石の格式を持つとされる大名行列では、武士や奴(やっこ)に扮(ふん)した市民が「エーハリーワーサートーナー」と掛け声を出してゆっくりと歩き、江戸時代の参勤交代の模様を再現した。大宮諏訪神社では槍(やり)の投げ渡しなどが演じられ、多くの見物客が集まった。

 また、85センチ四方、重さ30キロの獅子頭が練り歩く東野大獅子も豪快な舞が披露され、沿道から盛んな拍手を浴びていた。

 まつりは、約300年前に発生した水害で難を逃れた町民が、神に感謝して伝統芸能を奉納したのが始まりといわれている。