昨日、長女の卒業式に出席した。
何年ぶりだろうか卒業式なんてのは。
内心ワクワクしていた。
それなのにさ
「変な服着て来ないでね」
「目立たないでね」
という娘からの注意事項を守ることを条件での出席である。
まったく最近色気好きやがって・・

しかし今時の卒業式は『仰げば尊し』なんて歌わないんですな。
個人的にはちょっと残念だ。
そんな気持ちもプラスしてか『君が代』斉唱はつい大きめな声で歌ってしまった。
家族の者から「え・・歌うの?」と言われたけど。
無視した。
歌うさ『君が代』。
こんな機会でないと『君が代』なんて歌わないもの。
気がつくと周りの親御さん方はほとんど歌ってなかった。
なぜ歌わない?わからん。
ますます俺の歌声は大きくなる。わからん。
たぶん長女は俺のこんなところが嫌なんだろうな。
仕方ないな、こういう性格だもの私。

でもね久しぶりに伴奏つきで歌ったらやっぱりいい歌じゃない。
もちろん私は右寄りではない。まあ左でもないけど。

卒業ってなんか好きだ。
ボーイズ ビー アンビシャス!

ひとり一言いってから卒業証書を受け取るというかたちだった。
親に対して「今まで支えてくれて、見守ってくれてありがとう」
なんて言葉もちょくちょくあった。
それを聞いて周りにいる親御さんたちは泣いてたりする。
おいおい、人生これからだぞ。やっと中学生だからね。
感謝なんていらん!ボーイズ ビー アンビシャス!
それに、元気に小学校に入学した時点で親への恩返しはすんでいる。
ボーイズ ビー アンビシャス!

この先自分の卒業式はないので、娘の卒業式には積極的に出席しようと思う。

 村木 仁