知識

2023年11月06日

経験を価値に結びつける

「彼は10年の経験がある」と、経験の長さを強調する人がいます。

では、その人が経験を活かしながら工夫をして仕事に取り組んでいるかといえばそうではなく、担当している仕事の範囲をこなすだけが多いです。

経験年数が長いということは、それだけ多くの知識ややり方を身につけていることであり、その身につけたことを活かしてこそ価値があります。

身につけたことを活かす方法として、自分の技能や工夫のポイントを人に教えることや、改善提案をして仕事をやりやすくするなどがあります。

そのように、技能や工夫のポイントを人に教えたり改善提案をしたりすることが、経験を価値に置き替えることにつながります。

そのため、経験がある人に、例えば作業の改善をテーマを与え、それを皆の前で発表させながら改善を実施させるなどし、経験を価値につながる行動に結びつけることは重要な取組みです。

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2023年10月10日

知識には質と量がある

知識には質と量があります。

知識の質とは、1つのことを深めてその知識についてはなんでも答えることができることです。

一方、知識の量とは、クイズ番組で色々な分野のことを応える人のように、知っている範囲が広いことをいいます。

知識の質だけであれば、いわゆる専門家になり、知識の量だけでは、単純に物知りだけになります。

どこまで質を深めるか、量を増やすかは難しいところですが、職場をまとめる管理職やリーダーは、一定の質と量は必要です。

そのためには、スマホでその都度検索してその場しのぎをせず、文献や著書を継続的に読むことが必要です。

知識の質と量が少なければ、職場の信頼を得ることは難しいでしょう。

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2023年09月22日

仕事ができることと良いリーダーとは違う

仕事を頼めば間違いなくやってくれる、いわゆる「仕事ができる」と言われる人はどの職場にもいます。

しかし、その仕事ができる人がリーダーになると、そのグループが素晴らしい成果を出しているかといえばそうでないことが多いです。

仕事ができるのは、その仕事の目的を理解して、自分の知識や能力をフル活用することでまとめることができます。

しかし、グループをまとめるリーダーは、メンバーの行動や能力などをうまく取りまとめながら、目的を果たすことに重点を置かなければ成果を出すことはできません。

つまり、自分の枠内でできるか、自分の枠外をまとめ切ることができるかの違いがあり、仕事ができると言われている人は、自分の枠内でできる人なのです。

良いリーダーと言われている人は、仕事においては優秀でなくても、周りをうまく取りまとめる能力を持っている人なのです。

管理者やリーダーは、次期の管理者やリーダーを選ぶときは、仕事ができるからよいリーダーになれるとは思わないことです。

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2023年08月12日

結晶性知能を考える

結晶性知能とは、過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力を言います。

つまり、若い時に色々な知識を吸収していると、40代,50代,60代と年齢を経るに従い、得た知識の活用法がわかるようになることです。

若い時は、得た知識をそのままダイレクトに使いますが、年齢を得て仕事をして行き詰まった時、「あの方法が活用できるのでは…」とひらめきがでてくることがあります。

これが、結晶的知能と言えるでしょう。

しかし、この結晶的知能は、活用できる知識が蓄積できていることが前提で、なにも知識がなければ活用することはできません。

ですから、年齢を経ても色々な知識が活用できるように、常に新たな知識の吸収を続ける必要があります。

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2023年06月14日

使わなければ消耗を早める

道具でも設備でも使わなければ錆が出て消耗を早めます。

逆に、毎日使っていれば、いつもピカピカで錆が出る余地はありません。

頭も同じであり、どのような知識や経験があっても、それを使わなければ環境の変化に合わなくなり消耗を早めます。

道具でも頭でも、日々使っているからその時々の使用状態に適合して変化します。

つまり、いつも最新に保たれる状態になっています。

ですから、頭も錆がでないように使うようにすることです。

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2023年05月12日

周りから遅れていると感じたときは周回遅れである

仕事をしていて、「話が合わないな」と思ったときは、考え方が遅れているときで、それは知識や新たな取り組み不足によることが多いです。

このように、「遅れている」と感じたときはかなり遅れており、周回遅れと思うことです。

知識や取り組み不足は急に起こることではなく、日々の中で徐々に出てきた現象であり、その小さな遅れが積み重なった結果でもあります。

ですから、気がついたときはかなり遅れていると言えます。

日々の仕事をしていて新たなことを避けていれば当然遅れるのは当たり前ですが、遅れている人は「少々遅れても何とかなるだろう」と思っている人が多いです。

周りの環境が日々変化している現状では、「少々遅れても何とかなるだろう」は通じなくなっています。

遅れた人がどうなるかの結果は推定できるでしょう。

ですから、新たなことを避けずにねじり鉢巻きで取り組むことです。

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2023年05月08日

知ることは実行すること

色々な研修に行ったり本を読んだりして得た知識を会議や議論の中で話しても、聞いている人は、「考え方や言いたいことはわかるが…」で終わり、その本質を伝えることは難しいです。

それは、自らが実行して得た知識が折り込まれていないため、机上の知識として受け止められるからです。

「知識は実行して初めてその本質がわかる」と言われます。

つまり、知識で得た通りに実行してもうまくいかないことを誰もが知っているからでしょう。

知識で得た本質と、実行段階で得た実際との違いを習得し、そして、知識で得たものを実践を入れた自分の言葉として話せばだれもが真剣に聞くでしょう。

「知るとは実行すること」を念頭に、知識を単なる知識に終わらせず1つひとつ実行することです。

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2023年04月18日

現地現物を第一にする

リーダーや管理者になると、担当範囲が増えてすべてを把握することが難しくなります。

その結果、部下の報告を聞き、その内容を自分の経験や知識の範囲で方向付けや決断をします。

その報告が的を射ていればいいですが、報告の中には報告する側の意図が入り、事実と少し違う場合も出てきます。

そのため、事実と違う報告を聞いて出す方向付けや決断は本来と違うことになります。

しかし、上位者として出した方向付けや決断に対して、「部下の報告が間違っていた」という言い訳はできません。

ですから、忙しくても重要な方向付けや決断をするときは、必ず現地現物を第一にすることです。

そうすれば、報告と事実の違いが分かり方向付けや決断を見誤ることはないでしょう。

そして、事実と違う報告者にはそれなりの指導をすることです。

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2023年02月06日

知識と行動は一体である

人が知らない知識を持っていても、それを行動して実践しなければ効果を出すことはできません。

また、いくら行動ができても、知識がなければ的を射た取り組みはできません。

したがって、知識と行動は一体であり、どちらが欠けても効果を出すことは難しいです。

そのため、知識が豊富な人は、それを1つひとつ実行しながら新たな知識を吸収することが必要となります。

そして、行動派と言われているが知識不足の人は、わからないことをどんどん吸収させることです。
知識と行動は一体であることを理解して行動することです。

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2022年11月24日

教わった知識と実行して知った知識を組み合わせる

知識には、教わった知識と実行して得た知識があります。

何も知識がなければいつまでも知らないままですが、知識を得れば、知らないことがわかるようになり、今までできなかったことができるようになります。

そして、実行しなければ実行する段階で得る知識を得ることはできません。

したがって、教わって得た知識を元に実行し、その実行段階で得た知識を積み上げることで、大きな成長を遂げることができます。

情報社会では色々な知識を得ることは比較的に簡単にできますが、その得た知識だけは限度があります。

ですから、ネット等で教わった知識を1つひとつ実行し、実行して得た知識を組み合わせることは大変重要です。

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