2007年04月23日

■公選法見直し

長崎市長選挙・・・
選挙期間中の候補者が殺害されて・・・
追加立候補受付で、娘婿や市職員が立候補。
結果は、千票の差で、市職員の当選。

しかし、無効票が1万5千票もあるわけで・・・
公選法の見直しが行われるようだけれど、
まぁ、法律が現実に追いつかない典型的な例になるんだろうね。

しかし、いままでは、こういう場合「弔い選挙」とかで、
必ず、後継者の当選が既定路線だったのに、
今回は、後継者ではなく、実力を期待してとなったことは、
日本の有権者の意識も変わって来ていると言うことになるのかもしれない。

民主主義は、代表に任せるのではなく、
任せたい代表を選ぶことから始まるわけで、
その代表が意に添わない行動をしていたら、
次の選挙で見直す・・・
って、これ、以前、小泉さんが新人議員に言ってたことだわ(笑)

国民投票法も成立の模様だし、
これからの日本は、選挙/投票が義務化される方向になるのかな?
投票権は、与えられたものではなく、奪い取った権利と考え、
投票する権利を大事に行使したいものです、はい。

さて、次は参議院選挙かぁ・・・




Yahoo!ニュース - 読売新聞
 長崎市長選で大量無効票、官房長官が公選法見直す考え

 塩崎官房長官は23日午前の記者会見で、22日の長崎市長選で、死亡した前市長の伊藤一長氏の名前を書いた期日前投票の票など、多数の無効票が出た問題について、「これを含めて総務省で検討すると理解している」と述べた。

 同選挙では、伊藤氏が選挙期間中に銃撃を受けて死亡し、候補者の死亡が投票日に近接していると補充立候補が認められないなどの問題が浮上した。塩崎長官の発言は、補充立候補の期限の問題や期日前投票のあり方を含め、公職選挙法を総合的に見直す考えを示したものだ。

 これに関連し、菅総務相も23日昼の政府・与党連絡会議で、「与党とも相談して公選法の見直しを検討していく」と語った。
最終更新:4月23日13時48分


Yahoo!ニュース - 毎日新聞
 <長崎市長選>無効票、異例の1万5千票余

 選挙中に現職候補が射殺された長崎市長選では、無効票が異例の1万5435票に上った。大半が、亡くなった伊藤一長市長への投票や白票とみられる。田上さんと、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者、横尾誠さん(40)が、わずか953票の大接戦を展開しただけに、無効票の多さに、関係者からは「選挙結果に影響を与えたのでは」との声も漏れ、波紋を広げている。
 市選管によると、無効票は投票総数(20万802票)の7.69%。
 旧長崎市の投票総数(17万8759票)だけをみても、伊藤市長の名前など「候補者ではない氏名」を記載した投票は7463票、白票は4558票あった。このほか「投票のやり直しを求めます」「伊藤一長さん、今までありがとうございました」など、氏名以外の内容を記載した票も1095票あった。
【山崎太郎、船木敬太、柳瀬成一郎】
最終更新:4月23日13時4分


Yahoo!ニュース - 毎日新聞
 <期日前投票>救済は難しい 候補者死去で総務省

 今回の長崎市長選では、伊藤一長市長の死去前に伊藤氏に投じた期日前投票の票は、すべて無効となった。告示後に候補者が殺害される異例の事態を受け、政府・与党は補充立候補をしやすくするよう公職選挙法を見直す方針だが、期日前投票については「人を選ぶ選挙」である以上、どうにもならないというのが実情だ。
 補充立候補は告示後に候補者が死去した場合に実施される。適用されるのは投票日の3日前(町村選は2日前)までに死去したケースだが、これを2日前に広げることや選挙期間の延長などが検討される見通し。
 一方、期日前投票については、今回のように身内が補充立候補しても票を回すわけにいかない。総務省選挙部は「救済しようとすれば再選挙しかない」と話しており、見直しは困難だ。【川上克己】
最終更新:4月23日13時20分


Yahoo!ニュース - 毎日新聞
 <長崎市長選>人と人を結ぶ「のび太」 田上さんの素顔

 立候補していた現職市長が射殺されるという異常事態の中での長崎市長選。初当選した元市統計課長、田上(たうえ)富久氏(50)は一夜明けた23日朝、市役所で記者会見し、953票差の大激戦を振り返った。亡くなった伊藤一長市長(61)の「後継」を掲げ、わずか3日間で課長からトップに上り詰めた田上氏は、どんな人物なのか、市民は何を期待したのか。事件の衝撃がさめやらないまま25日、新市政が走り出す。【横田信行、長澤潤一郎】
■市民力発揮
 「市長としての仕事が始まると思うと身の引き締まる思いです。実感がわきつつあります」。田上さんは午前8時から記者会見し、心境を語った。「リーダーは市民の中から選ぶという市民力を発揮してくれたことです」と勝因を分析した。
 家族の反応については、妻和代さん(50)は「立候補を勧めてくれたので喜んでもらった」。長男(24)と長女(20)は、市統計課長からトップの市長という立場になった父親の変化に「驚いているようでした。娘は朝から新聞やテレビを気にしていました」と紹介した。
 伊藤市長の後継を主張してきたが、手法の違いを問われると「伊藤市長はアイデアマンでいろんなことを実現してきた。私はいろんな人と話す中でヒントをもらって見つけていく」と説明した。
■ピカ一の能力
 「見た目は(ドラえもんの)『のび太』みたいだけど、人と人を結びつける力はすごい」
 広報課の20代の後輩はこう評する。「演説しても目立たない」と本人も苦笑する“和み”系の外見とは裏腹に、行政マンとしての能力は市役所内でもピカ一。かつての上司だった部長が「市役所で市長を務められるのは、あいつぐらい。もう『ちゃん』付けでは呼べないけど、喜んで『市長』って呼ばせてもらうよ」と言うように一様に歓迎ムードだ。
 「自分の意見をきちんと持っていて、意外に頑固」というのが上司や同僚の一致した見方。日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」(06年)の進め方を巡って、伊藤市長と衝突したこともあるという。23日の会見で、伊藤市長との違いを「市役所で26年半、仕事し、働く者の立場や感覚が分かる。どこをどうすればよくなるかも分かっている」と話した。事件でかじ取り役を失った市役所内では「即戦力」として、指導力に期待が集まる。
■口コミ徹し

 市役所では、広報や観光畑で活躍した。その時培った人脈が手弁当で選挙応援を始めた。若手経済人が選対を買って出て、ポスターや看板、チラシなどは知り合いの印刷業者などが担当した。出馬を決断したのが18日夜で、翌19日夕方までに用意してもらったという。
 立候補すると聞き支援するかどうか見極めようと面談した長崎商工会議所の幹部は「会ってみたら商店街活性化や観光イベントで一緒に汗をかいてくれた人だった。名前と顔が一致しなかっただけ。まさかあの人が出るとは思わないから」と笑う。
 自前の組織はゼロ。ハンドマイクを片手に回り始め、選挙カーを調達できたのは投票2日前の20日午後3時。時間不足で、支援に回った経済界や市民が頼ったのは携帯電話とメールを使った徹底した口コミ作戦だった。
■距離縮める
 田上さんは会見で「市民と気楽に話す機会をできるだけつくりたい」と話し、市民と市役所との距離を縮めたいという考えを強調した。
 被爆地として常に注目される平和については「世界中に発信する方法を考えたい。必要なことは国にも訴えていきたい」と話した。
 また、行政対象暴力について問われると「暴力をいかになくすかという視点で現実的な方法を検討する必要がある」としつつも、自身への警備は「できるだけフリーに動きたい」と述べた。
■市民らは
 長崎市民からは、「地元出身」の新市長誕生を喜ぶ声が聞かれた。
 「伊藤さんに入れようと思っていた」という長崎市伊王島町の無職、吉井キクエさん(86)は田上さんに投票した。県外で仕事をしていた伊藤市長の長女の夫、横尾誠さん(40)と、田上さんが補充立候補し、無風から一転して大激戦となった3日間。「県外にいた人より長崎をよく知っている人のほうが市民のために働いてくれると思った。事件には同情するが公の仕事と個人は違う」。同市銀屋町の無職女性(80)も「同情と選挙は別。伊藤さんを支持していたが地元の人の方が安心」と話した。
 一方、横尾さんに1票を投じた人の中にも、田上さんに期待する声がある。同市の青果店主(52)は「実質3日間しかなく、候補の政策は分からなかった。伊藤市長はよく商店街に足を運ぶ人で、お世話になったので、心情的に横尾さんに投票した。これからは新市長を市民で育てていかなくては」と話していた。
最終更新:4月23日13時32分


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