2007年05月03日

■患者9割が足切断回避


情報を知っているのと知らないのでは、とてつもない差がある・・・
と言うことで、この記事をピックアップしてみました。

“糖尿病”で足を切断と言えば、
少し前の『村田英雄』さんが思いつくのは、まぁ、年代のせいかも・・・

実生活では、複数人の「足切断経験者」と親しくさせて貰ってますし、
予備軍も、今現在、家族にいますし、他人事とは思えない。
なにせ、深爪しただけでも、「膿む⇒治らない⇒切開」となるのです。
火傷だって、お鍋に触れただけでも、皮膚だけでとどまらず、
その奥の方まで、傷が行く・・・
歯を1本抜くのだって、町中の歯医者さんで出来ず、
口腔外科に入院⇒手術・・・

とにかく、重度の糖尿病は、本人はもとより、
家族まで巻き込むやっかいな病気です。
しかも、本人がきちんと治療すれば、悪化しないのにね。
その「きちんと治療が出来ない」のも、糖尿病の症状だそうで。

と言うことで、
  マゴットセラピー
と言う治療法があることを覚えておきたいです、はい。





goo ニュース - (産経新聞)
 マゴットセラピーで効果 糖尿病など患者9割が足切断回避
2007年5月1日(火)03:41

 糖尿病などで足が壊死(えし)する「難治性潰瘍(かいよう)」で切断しか治療法のない患者に、岡山大の三井秀也講師(心臓血管外科)が「マゴット(ハエ幼虫)セラピー」という治療法を行ったところ、9割の患者が足を切断せずにすむなど高い効果が認められていることが30日、分かった。

 日本では壊死による足切断は3000例を超えるとされる。三井講師は秋にも医師主導臨床試験に取り組む予定。英国では保険医療が認められ、年間数百人が治療を受けている。

 マゴットセラピーは、壊死した皮膚にハエの幼虫をガーゼとともに固定して行う。幼虫が腐敗した部分を食べ傷をきれいにするとともに、幼虫の唾液(だえき)に含まれる物質が微生物を殺す役目を果たし、傷の回復を早める。週に2回ほどガーゼを取り換え、2〜3週間で効果があらわれる。

 三井講師はオーストラリア留学中にこの治療法を知り、平成16年に糖尿病などの合併症で足切断しか治療法のない60代の女性に日本で初めて実施。潰瘍が1週間で半分の大きさになり、患者の痛みも軽減したという。傷が完治したこの女性は3カ月で退院。切断をまぬがれた足で歩行に努めたためか、その後の糖尿病のコントロールも良好だという。

 マゴットセラピーはこれまで国内27カ所で約100例が行われ、このうち三井講師は66例を手がけた。患者はいずれも他の医療機関で「即足切断か足切断の可能性あり」と診断されたが、治療の結果、58例で傷が完治し、足切断せずにすんだという。

 治療に使うのはヒロズキンバエの幼虫。当初はオーストラリアから輸入していたため完治まで約30万円かかったが、現在は自前で育てたものを使うため費用は12〜18万円ですむようになった。それでも保険適用される足の切断手術(1カ月の入院で自己負担約8万円)に比べると、患者の金銭的負担が大きい。

 三井講師は「自分で歩くことができれば、糖尿病もコントロールしやすくなり、医療費削減につながる。全国どこの病院でも治療を受けられるようにして、1人でも多く足切断から救いたい」と話している。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/onseian/50908920