【温泉ソムリエのマーケティング3】
〜有識者の力を借りつつ、わかりやすく〜

前回の予告通り、温泉ソムリエのテキストをどうのように充実させてきたかをお伝えします。

テキストを執筆するにあたって、僕が博識ある学者でなかったことが幸いしました。

専門知識を持っていなかったので、温泉と入浴法の本やホームページを読み漁りました。

その情報を僕程度のごく普通の能力の人間でも理解できるようにまとめれば、誰でも理解できるテキストになります。

テキストにまとめる際には、誰もが手に入れられる情報を興味が持たれやすいように自分流に仕上げます。

適応症には一般的適応症と泉質別適応症がありますが、その温泉ならではの効果である泉質別適応症の方が大切です。

これをお伝えするのに、多くの雑誌やテレビの温泉番組は、全国の色々な温泉宿を紹介するのに、適応症はほとんど神経痛から始まる同じものが紹介されているというエピソードを入れます。

温泉分析書に書いてある一般的適応症は、泉質名がつく温泉、つまり療養泉ならすべてに共通する効果なのです。

でも、分析書には一般的適応症が先に書いてあるので、すべての宿が書いてある順にTVディレクターさんやライターさんにお伝えすると、スペースの関係で紹介される適応症がどこも同じになってしまうのです。

これで、温泉分析書を見て、自分で泉質別適応症を確認する大切さをお伝えします。

また、「正しい情報と正しい情報を組み合わせると、確立された正しい情報になる。」と考えました。

ある新聞記事で、「ある研究チームによると、夕食後1時間半後に入浴すると快眠が得られることがわかった。」とありました。

また別の新聞記事では、「ある研究チームによると、入浴すると2〜3時間後に眠くなることがわかった。」とありました。

テレビの健康番組では、「人間は深部体温が下がる過程で眠くなる。」とありました。

これらの情報をまとめるとこうなります。

「人間は深部体温が下がることで眠くなります。夕食後1時間半後は消化のために深部体温がもっとも上がります。そのタイミングで入浴すると更に深部体温が上がります。そうすると、より高くまで上ったジェットコースターが急降下するよう深部体温が急速に下がりに眠くなります。入浴後2時間以内、少なくとも3時間以内には快眠が得られます。」

これを「快眠入浴法」と名付けました。

そして、平成26年の鉱泉分析法指針の改訂で、泉質、適応症、禁忌症などが見直された際に、テキストを大改訂しました。

この機会に、温泉観光士、温泉観光実践士、温泉入浴指導員などの他の温泉資格の先生方に原稿をご提供いただきました。

また、温泉ライターさんなどにもご協力をいただき、「情緒を感じさせるおすすめ温泉地」「ビューティになれるおすすめ温泉地」「混浴があるおすすめ温泉地」「泉質が良いおすすめ温泉地」などテーマ別のおすすめ温泉地を掲載しました。

僕ではまとめられない専門分野についてもテキストに載せることで、他の温泉資格の講座内容も入った「オールインワン」のテキストとなるわけです。

これは、船井総合研究所という会社で学んだ「包み込み法」です。

ただ、これは他の温泉資格を受ける必要がなくなるテキストを作ったのではなく、他の温泉資格の魅力をお伝えするために使っています。

そして、原稿をご提供いただいた先生方が講師をお務めになる講座も推奨します。

こんなことで、量、質ともに価値あるテキストをつくるとともに、他の温泉資格とも協力、協調してやっています。

※写真はテキストを毎回コピーすることに疲れて印刷したものです(笑)
29ページ、52ページと徐々に厚くなっていきます。
副読本は途中から「妙高高原で健康になろう」に変わります。

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温泉ソムリエ

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