【温泉ソムリエのマーケティング9】
〜コミュニティづくり〜

温泉ソムリエは、認定者同士の交流があるのも魅力の一つです。

温泉地での温泉ソムリエ認定ツアーの場合は、参加者は「同期生」として仲良くなれます。

宿泊を伴わない東京などでの温泉ソムリエ認定セミナーで受講された方にも、Facebookやオフ会での交流の場が用意されています。

トムさんこと温泉ソムリエ師範のさとう努さんは、これを「資格認定付き温泉愛好会」と呼んでいます。

言い得て妙で、まさにその通りです。

よく「温泉ソムリエになってから人生が変わった」との嬉しいお声をいただきますが、これは「コミュニティ」の力です。

あとは何だかんだ言って、僕のキャラクターでしょうか(笑)

講師とは近づきがたい存在であるのが普通ですが、温泉ソムリエは認定された途端に、講師と受講生でなく「温泉ソムリエ仲間」になると考えています。

僕は、温泉ソムリエ仲間とワイワイガヤガヤ飲むのが大好きです。

自らを「家元」と名乗るのにも意味があります。

ある茶道の流派の家元と面識があるのですが、「家元」というのは絶対的な存在であるとのことです。

そして、家元はその流派の作法を継承、確立する「ルール」そのものなのです。

「温泉ソムリエ」は、「温泉」と「ソムリエ」を組み合わせた遊び心を持ったネーミングです。

ですから、トップが「会長」では面白くないのです。

自らテキストを作り、講師をして温泉ソムリエを認定しているのですから、温泉ソムリエのトップは「ルール」そのものです。

そんな意味で、「家元」というのは、遊び心も考えるとピッタリのネーミングなのです。

そして、「家元」と名乗っているのにはもう一つ意味があります。

怖そうに見える方が、話してみたら優しいと好感が持たれます。

絶対的存在のイメージがある「家元」と名乗るからこそ、一緒飲んで気さくに接した時に親しみを感じていただけるのです。

このように僕のキャラクターが前面に出された温泉ソムリエですが、もう一つ意識しているのが、「急成長させない」ということです。

トップのキャラクターが前面に出るのはリスクもあり、たった一つの過失で悪いイメージを持たれると壊滅的な影響を受けます。

有名になると揚げ足をとられ、過失がなくてもイメージダウンのための印象操作をされるリスクがあります。

ですから、自らはあまり全国ネットのテレビに出ず、温泉ソムリエに認定されたタレントさんやライターさんなどに出ていただているのです。

温泉ソムリエを事業として急成長させるのは簡単です。

「宣伝」すればいいのです。

しかし、温泉ソムリエの広告費はほぼゼロです。

ゆるやかにひっそり成長していくことで、有名人にならないでいるのです。

このペースで温泉ソムリエ認定者10万人を目指すと、僕は100歳近くになりますが(笑)

オフ会でキャラ全開!(笑)