2006年09月16日
BMW100RS


PKに乗るお客様の乗ってこられたBMW100RS。量産車初のフルカウルは今見てもインパクト大です。親父さんのモノだそうで愚直なまでにフルノーマルを保っています。そんなオッサンイメージを拭い去れないBMWですが、最近は東京の某専門ショップによりカフェレーサー的に仕上げられ20代、30代に街乗りバイクとしても受け入れられています。空冷OHVのボクサーツインに、オートバイ然とした佇まい。生産終了数年後にモノサスになって復活するのも納得です。SR400(500)、W650、XLH883(1200)。新車で買える旧いバイクと同じ匂いを感じました。
2006年09月14日
PX200BME



たった今出来たPX200BMEです。スーパーホワイトのNewペイントボディーにブラックの足回りで全体をキリリと引き締めます。純正カットのショートフェンダーにSEBACのサスペンション、S1タイア。さらにスモークのレンズ、パワーレバーで軽くスポーティーな味付けをプラス。エンジンはあえてのノーマルで、フライホイールとファンカバーのペイントのみに。飽きの来ない当店のPX定番仕上げです。大人っぽくこのまま乗るもよし、お好みでさらにスポーティーにカスタムするもよし。28万円でFOR SALE。純白の彼女を貴方色に染め上げて下さい。
Posted by onthecorner125 at 15:49
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2006年09月05日
ブレーキパッド

走行7000km弱のPX200FLのブレーキパッドがここまで減りました。レース用のメタルパッドではありませんが金属むき出しです。純正ローターとの相性も抜群でジャックナイフも楽勝です。峠の下りではF3000のようにローターが真っ赤に焼けます。すべて冗談ですが、たまたまタイヤがパンクで入庫の車両でしたので間一髪のところでした。
風邪や怪我は時間が経てば治りますが単車は機械です。放っておいたら良くなったなんていうのは、調子が悪いのに体が慣れただけかと思われます。気持ちの良い秋のツーリングシーズンです。どうぞチャンバーの排気音にかき消されそうな機械の悲鳴にも神経を集中させて下さい。
2006年09月01日
BIKE BROS


バイクブロス10月号がユーロスクーター大特集です。中四国版ですが、またしてもビッグランブリング大特集!BURN-UPS、EURO SCOOTERS、ON THE CORNERのショップ紹介も掲載されております。1度でいいので、売れすぎて困る!とか言ってみたいもんです。
価格たったの200円。中四国の書店・コンビニでお買い求めいただけます。当店からの発送も承りますのでなんなりと。
2006年08月28日
ストバイ


ストリートバイカーズ10月号が発売です。Fuck'n Good Scooters入江氏によるビッグランブリングのレポートが掲載されています!3ページぶち抜きで写真も多数ですので参加されていた方はハーレーやSRに興味がなくても買いましょう。朝夕めっきり涼しくなり秋の足音が近付いてきましたが、暑かった夏の日の思い出が真空パックされています。入江氏に感謝!
ストバイは今回に限らずオールジャンルの良い雑誌です。HOT BIKE,HARD CORE CHOPPER,Crusi'n,Street VW's,Truck Trends,LUXG。どんなジャンルのカスタムにも外してはならない黄金律が存在します。数少ないスクーター雑誌だけ見ていては感性が鈍ります。立ち読みでセンスを鏡面仕上げにして下さい。
2006年08月07日
mondo Scoot!


モンドスクートの夏号が発売になっております。表紙には「日本最大のビンテージスクーターの祭典 ビッグ・ランブリング10周年in小豆島」とデカデカと書かれ、誌面もビッグランブリングレポートが8ページ以上にも及びます!ピンで撮ってもらった写真もコメントつきでそのまま掲載されております。参加されていた方は保存用と併せ2冊買いましょうと強力にプッシュの一冊。
カスタムスクーター紹介のページには当店製作PK50ssも大きく紹介されております。隣にTV200を並べる辺りがモンドさんもやりますね。車種、カラーリング、パーツチョイス、全て時代考証に基づく正統派の仕上がりは溜息モノです。ランブレッタへの愛情とコダワリが随所に感じられます。かたや当店のスクーターはベースはPK。LMLの純正サンバーストオレンジにDioフォーク。B級すぎて変態マニアしか喜びません。それでも、電話がジャンジャン鳴り止みません。(ウソ)
2006年08月01日
SCOOTERING!

本場イギリスのスクーター専門雑誌「SCOOTERING」。
海外での流れを知るにはwebが最高には違いありませんが、広告やRALLYの様子は紙媒体のほうが生々しく伝わってきます。現地のスクーターシーンが音楽やファッションと密接にリンクしたサブカルチャーであることも分かります。英語がダメだからといって見逃す手はありません。中3レベルの私でも分かります。
高感度おしゃれ人間の方、変態マニア、モッズ大好き少年、スキンズのお兄さん。皆んな必ずご満足いただけるSCOOTERING。当店にてお取り扱いしております。毎号1冊1500円。怖いくらいにセンスに磨きが掛かります。
2006年07月29日
日本ウサギ


愛車紹介part1。年式不明というか、調子良く走ればそんなことには興味のないラビット301B。リサイクル業者にとっては産廃扱いでしたが、私にとっては血統書つきのアメリカンラビットよりも毛並みがよく見えました。捨てた方スイマセン、こうして絶好調です。
マニア垂涎純正バンパー、純正リアシート、301A型ミラーなど付いていますが、全てたまたま付いていました。ラビットはパネルの塗装だけピカピカに仕上げるよりも、ビートアップな仕上げのほうが似合います。アラ隠しのマットを敷くのもナンセンスです。
昭和のエンジニアは本当にいいモノを作っていました。125CC3速のエンジンは十分に2006年の路上でも通用します。頬に受ける風は、懐かしい昭和の風です。
2006年07月27日
禁断の果実




食べると非常に美味ですが毒に当たると生死をさまよう、禁断の果実PK50をカスタムしてみました。ウインカー、エンブレム、余計な穴は板金でシェイブ。DioZXのフォークをスワップしさらに素性が不透明になります。PM風のシートはPMの肉厚倍で製作したのでベロンベロンになりません。エンジンは不満のない程度に133ccにボアアップの上、その他もろもろのチューニング。
フォークのスワップをするとバーハン・ギョロ目がお約束ですが、スタイリングのバランスを保つのは非常に難しくなります。ボディーのカットも同様に成功例はごくわずかです。安易なチョップは鉄板と共に、スクーターへの愛着も飛んでいきがちです。
ビッグランブリング2006 人気投票スモール部門 第1位をいただきました。ありがとうございます。160台もスクーターが集まったのに、PKはたったの2台しかいませんでした。日本のスクーターシーンで初めてPKがスポットライトに当たった瞬間です。不人気上等、マニア専科の私としては本望です。(笑)
もちろんこの車両FOR SALE。お問い合わせお待ちしております。
2006年07月23日
最高齢

ほとんどのスクータリストは見ていなかったナックルのボバーです。私は膝がガクガクと震えました。クルマでいうところの50’sホットロッドです。ノーマルをカットしたフェンダーにかすれたフレアのピンストライプ。一般の方には理解不能なデカイ星やエンブレム。ライザー発見時には数滴のションベンをちびったことをここでカミングアウト。正しく50年代アメリカの不良のスタイルです。ここでの不良とはペラペラした街のチンピラでなく、大戦上がりの精神的に病んだ元軍人なども多く含まれていたことも付記。レストアしてピカピカのペイントにキラキラクロームにするのはものの数ヶ月ですが、キックアームやマフラーの錆を出すには60年も掛かります。ガチガチのライダースを着て、糊パリパリのレプリカジーパン穿く方には向きません。もっと判りやすいほうがモテます。もっとも新しいナックルでも47年ですから、どのベスパよりも旧いのは間違いないビッグランブリング最古参の1台。恐れ多くて声も掛けられませんでした!