「一日」は「月立(つきた)ち」の音便化(もとの音とは異なった音に変わる現象)した読みかたで、もともとは「朔」と書いた。「朔」は月の満ち欠けのことで、暦を作る陰暦における1日目のこと。太陽と月が同じ方向になる、つまり月の暗い面が地球の方を向いているときを「朔」と呼び、陰暦では朔を含む日を、月のはじめという意味で、「朔日」と呼んだ。(朔の音読みはサク)
この朔の後に見える最初の月は新月、新月に月が立つ日ということで「月立ち」となり、これが「一日」になったのである。
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油には、動物性、植物性のほか、特徴的なものとして魚油がある。植物油に多いリノール酸を過剰に摂取すると、血栓をつくりやすい。アトピーなどのアレルギー反応を引き起こしやすいなどの副作用が出やすい。
こうした障害を防ぐため、魚油に多く含まれるDHAやEPAを積極的に摂取すべきとの主張もある。しかしその魚油のEPAも、過剰に摂取すると血がとまりにくくなる。また魚油は酸化されやすい。
要するに、脂肪の取り方は、あまり特定成分にかたよらないよう、バランスのとれた摂取がいいのだという当たり前の結論が妥当だということだ。
つまり、食べ物については何でもそうだが、バランスだ。
すしを食べてから、難しい講義を聞いた場合と、お笑コンビB&Bの漫才で笑った場合の、食事後2時間の血糖値を調べたところ、講義を聞いた場合は平均で123上昇。ところが、漫才を聞いた後では、上昇幅は77にとどまり、その差は46もあったという(単位はミリ・グラム/デシ・リットル 50、60歳代の患者19人)。
正常な人が血糖値を下げる薬を飲むと、低血糖で立ちくらみなどがしてしまう。しかし、笑いでは正常な人はそのままで、高すぎる人だけが下がる。笑いは副作用のない最良の薬だ。