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飛鳥、奈良の時代から皇室の財産を収納している倉といえば東大寺にある正倉院。ここは、平安時代から厳重に封印されていた。勅封といって天皇が親書した紙で封印していたのだ。この正倉院にある宝物は、現在は宮内庁の管理下にある。当時、倉が開かれるのは年1回の曝涼といわれる虫下しのときだけで、勅使が立ち会って虫下しが行われる。

この正倉院に納められている名香がある。蘭奢侍(らんじゃたい)と名づけられた香木で、時の権力者たちは誰もがこの香をほしがった。。※沈香

足利幕府の8代将軍・義政が小片を切り取ったのを初めとして織田信長も手に入れた。彼は一片を正親町(おおぎまち)天皇に献上して残りは相国寺で開いた茶会のときに千利休に与えたという。権力者たちは、権力を手にするとまず、この正倉院の封印を開けることを一番にしたという。

ちなみにこの蘭奢侍は、現在も正倉院に収められている。香木の大きさは長さ155センチ、小口の径36センチで、重さは13キロだという。




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