日本では、もともと数字を表記する時、万、億、兆というように、漢数字の単位を使って4ケタごとに区切って表記されてきた。
 それに対して英語やフランス語など、ラテン語を起源とする言語圏の国々では、ミリオン(100万円)、ビリオン(10億)というように、3ケタ区切りで数字が成り立っている。そのため、3ケタごとにコンマを打つ表記が用いられてきた。
 現在の国際ルールでは、簿記・会計における記帳方法に3ケタ表記が採用されている。日本の場合、国内だけのことを考えると4ケタ表記のほうが便利なはずだが、貿易をはじめとしたさまざまな国際活動において数字は欠かせない。
 そこで、昭和27年(1952)、国内の各省庁へ「数のケタの区切りは3ケタごとにコンマを用いる」という内容の「公用文作成の要領」が通知され、これ以降、3ケタごとにコンマを打つ表記方法が一般化したのである。




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