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 家族や恋人とレストランンへ行き、おいしい料理を楽しんだが、出てきた料理の量があまりにも多くて、全部食べきることができなかった・・・。こんなとき、あなたはどうするだろう。
 外国人の場合、残した料理を持ち帰る習慣があり、高級レストランでも庶民的なレストランでも広く行われているからだ。
 たとえばアメリカでは、日本人には信じがたいほどボリューム満点の料理が出てくるので、「ドギーバッグ」と呼ばれる入れ物に、残った食べ物を入れて帰るのが一般的になっている。
 いっぽう、日本にはもともと食べ残しを持ち帰る習慣はない。食べきれなかったぶんは残飯として処分されることになる。
 この違いはどんな理由によるものなのか。
 ひとつは消費期限や衛生上の問題が挙げられる。レストランの客が料理を家に持って帰り、消費期限が切れたものを食べて食中毒にでもなたら、店のほうが責任を問われるからだ。
 それだけではない。日本人の価値観も大きく影響している。日本では近年まで、一人ひとりの好みや食べる量を考えて、各人の「お膳」にのせて出す習慣があり、それがもてなしとされていた。
 そんな中で、出されたものを残すことは、原則的にはマナー違反と見なされた。また、食べ物を残すことは、動植物の命を粗末にする悪い行為だという考えもあった。こうしたことから、日本では食べ物を残さず食べる習慣が一般的になったのである。
 つまり日本では、残した料理の扱い方以前に、食べ残しがよくないとされたため、食べ残しを持ち帰る習慣も生まれなかったわけだ。



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