よそのお宅を訪問するとき、玄関に入ったら手短に挨拶をし、「どうぞお上がりください」とすすめられたら、履物を脱いで上がる。その際、あなたは履物をどのようにしているだろうか。
玄関に入り、前に進み、上り口に達する。そこで180度、体の向きを変え(後ろ向きになり)、履物を脱いで上がる。そんなことをしていないだろうか。それはよくないこととされている。
上がり口で履物を後ろ向きに脱ぐと、先方に背中や尻を向けることになってしまうからであり、それはたいへん無礼なこのなのである。
上り口に達したら、履物は玄関に入ってきたときと同じ向きで脱ぐ。そしていったん上がり、先方に背や尻を直接向けないように斜めになる。
これが作法にかなった履物の脱ぎ方、玄関の上がり方なのである。
☞ 年金が分かって暮らしに安心!【(国民 共済 厚生)年金共通】