
どうも!
え〜前回ブログ報告に対しての、
多数のコメント・メール、
ありがとうございました!
アクセス数でも現在のライバルブログ、
BALTERAAを3日連続で上回る事が出来ました。
それが一番嬉しいです。
約束通り年明けからは地中海の沿岸に別荘を探し、
働かずに生きていきたいと思います。
え〜ではでは今年もやります、
N-1グランプリ寸評。
毎年の事ながらご説明します。
これから各ネタに対して偉そうにコメントをしますが、
出場者達はあの場に出るだけで凄い人たちで、
意見できるレベルじゃ無いのですが、
感想を書くことで色々考える事もあるので、
やらせて頂きます。
自分の採点を他の人の採点と比較したりして、
楽しんで貰えたらと思います。
さっそく採点を。
1 カナリア 84点
ドレミの歌の序盤は良かったと思います。レでボケてドに返す、
ミでボケてドに返す…で段々盛り上がったのですが、
後半の伸びが足りなかったなぁと思いました。
ツッコミの人がレンコンアレルギーのフリに乗った時、
ボケの人がもっとかき回したら面白かったかもしれませんね(チュートリアルの徳井さんみたいなイメージ)。
2 ジャルジャル 83点
最初の30秒くらいは、
勢い良くきて1度落ち着けて…っていう入り方で、
上手いなぁと思いました。
友達でジャルジャル好きな人もいたので、
もう少し後半盛り上がるかと思いましたが、
僕としてはイマイチでした。
後の数組についても言えるのですが、
「漫才のカテゴリーとして考えるとどうか」
古くはテツandトモらが、
この考えの下に切り捨てられてしまいましたが、
ジャルジャルもいわゆる「コント寄り」だったことが一因なのではないでしょうか。
ただ1文字の応酬のネタは意味が汲み取れるともっと面白かったと思います。
あとで繰り返しみたいと思います。
3 スリムクラブ 92点
全然寸評じゃないですね、
感想長っ!
ここからは短文・短文でまとめていきたいと思います。
スリムクラブ異色でしたね。
初見でしたが…まず空気の流れが遅い。
M-1て勝ってる人に多く当てはまるのが、
ボケとツッコミの数が多いしゃべくり漫才だって言われているので、
2人が向き合って過ぎる時間には、
凄く違和感がありました。
あの遅さは以前は、
ポイズンガールバンドや、
東京ダイナマイトがまとった空気に似ているのでは。
言葉のチョイスが勝負に繋がるネタだと思ったのですが、
放射能にしてもうずらにしても他のにしても面白く、
それがあったから松本さんがいう「時間がもったいない」ネタをやっても、
成功したんだと思います。
4 銀シャリ 91点
歌ネタで、
しかもABCの歌からドレミの歌にすり替わるというボケで、
カナリアと被りましたが、
こちらの方が面白かったです。
ツッコミの言葉の選び方もいちいち良かったですし、
オチも納まりがきれいでした。
きよしさんが審査員を務めなかったのは彼らの進出があったからでしょうか?
5 ナイツ 90点
序盤は塙さんが「変えてきます」と公言した通りの、
検索機能無しナイツで始まり、
ややスローな立ち上がりでしたが、
鳥羽一郎を経て1回忘れちゃってからはぐいぐい上げてきて、
ナイツらしい感じがして面白かったです。
6 笑い飯 93点
松本さんも言っていましたが、
僕も中盤以降の採点はスリムクラブ基準でした。
上か…下か…。
笑い飯は上でした。
まず半分ケモノの説明辺りで、
(去年のオイシイ思いをまたしようとしてあさましいな)と思い…笑えました。
普通そういう考えが見えてしまっては笑えない事が多いのですが、
「それはそれで面白い」というのは、
笑い飯ならではの個性です。
ヒザ4つが一番ふきました。
7 ハライチ 91点
部室ノリ。
カウスさんが言った「漫才は2人の言葉の掛け合い」という概念を、
どう反映させるかで評価が変わると思いますが、
僕も部室出身なので素直に楽しみました。
ササカマにチーズと、
ネタにビールのおつまみ天丼が多いのでお酒が飲みたくなりました。
最後のぬかみそがもう少し違ったら良かったのではと思いました。
8 ピース 89点
普通に面白いのですが、
上位の人達と比べてしまうと、
そこまではいけませんでした。
サバのすり身とか面白かったのですが。
視聴者の優勝予想では笑い飯と敗者復活に次ぐ人気だったので、
今後もっと活躍するかもしれませんね。
9 敗者復活パンクブーブー 91点
また遅れてきました、
前回覇者。(去年はNONSTYLEが敗者復活)
やっぱり1度頂点まで行っただけありました、
面白いですよね。
「言おうと思った」「しそうだった」と、
ややこしいネタなんですが、
ちゃんとツッコミ入れてるから分かり易いですし、
徐々に全容を見せるネタだから最後に盛り上がりを持ってこれてました。
順位
1 笑い飯 93点
2 スリムクラブ 92点
3 パンクブーブー 91点
4 ハライチ 91点
5 銀シャリ 91点
6 ナイツ 90点
7 カナリア 84点
8 ジャルジャル 83点
今年はジャルジャル・ハライチ以外は、
実際の採点とほぼ同じになって良かったです。
そして運命のファイナルラウンド。
1 スリムクラブ 93点
葬式という定番だけどデリケートなネタを、
不愉快にならない絶妙なラインで茶化していました。
「街で…1度…」の言葉で、
直前のネタの余韻まで引っ張り出して、
改めて数少ない言葉の選び方が凄いと思いました。
民主党の時の会場の空気には、
優勝が凄く近いと感じました。
個人的にも好きなジャンルです。
あと2人ともガタイが良い。
2 笑い飯 93点
甲乙付けがたし。
上半身と下半身の説明を何度もしたがるところが面白く感じたのは、
先ほども説明した通りです。
小銭チャラチャラ鳴らす程持ってるのに、
「勉強せぇや」は嫌な奴過ぎます。
笑い飯にしては珍しい気がするんですが、
最後のオチがど真ん中直球できて、
これはもう、
スリムクラブとどっちやろな〜と迷いました。
3 パンクブーブー 89点
おばあちゃんの膝にぶつからないよう、
気ぃ付けて!
順位
1 笑い飯 93点
2 スリムクラブ 93点
3 パンクブーブー 89点
という訳で僕の採点は笑い飯が10年目に念願の優勝を果たしました。
皆さんの採点はどうでしたか?
ちなみにお笑い送りバント年末恒例、
お笑いナンバーワンをM-1で決めた次は、
年賀状ナンバーワンを決めるN-1です。
今晩は夜から“スリータイムスチャンピオン”清水りょーへー氏が久々に名古屋にご到着されます。