大袈裟太郎JOURNAL

香港最前線 取材マガジン#standwithHK|oogesa #note  




ツイッターまとめはこちらです。
2019.11.17〜20 香港理工大学内部、そして脱出。翌日、外部から救おうとする香港市民。大量逮捕。香港警察、コントロール不能。香港市民のやさしさ。そして大袈裟太郎中国スパイデマ。日本からの心あるカウンター。#hongkong #HongKongProtests #standwithhongkong #光復香港時代革命 #香港デモ #反幪面法 #polyU #SOSHK

 


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本日、辺野古ゲート前で予定されていたパレスチナ人ラッパー、
MC GAZAのライブは急遽、中止になりました。
 

「辺野古ゲート前の状態はガザ地区と同じに見える。
70年間、パレスチナ人は占領と闘ってきた。

私は友人を撃たれて失った。この場所はその経験を思い出させる」


 

MC GAZAはとても悲しそうに語ってくれました。
昨日のライブとはまったく別の横顔をしていました。
この場所の現状がかれをとてもナーバスにさせてしまったのです。
それは沖縄戦を体験した方々が持つ、震えるような気持ちと同質のもののように感じました、、、



米軍基地内からの撮影があったことも、かれを不安にさせました。
 

パレスチナに帰れるかすら、まだ曖昧なままかれは沖縄に来たのです。

そう思うと、昨日のライブがいかに貴重なものだったか、
改めて噛み締めさせられました。
 






 

別れ際に「また会おう!」と言うと、

かれは「また来れるかどうかはわからない、、、」
とつぶやきました。

僕の英語力では、なんと返したらいいかわからず、
言葉をなくしました。

だからこの場で、再びかれに伝えます。
 

Hey brother!
I want to survive and meet you again.
Because anywhere in the world is fine.





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香港北部、中国本土にほど近い新屋嶺という拘置所では、
逮捕されたデモ隊への拷問に近い行為が行われている。
体験者たちがその悲惨さを訴え、聴衆は涙しながらそれを聞いていた。

すでに死者が出ているとの噂も絶えない、、、

2019.9.27 香港 中環 =撮影=大袈裟太郎
#hongkong #光復香港時代革命




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【4度目の香港取材です。支援を呼びかけます】
6月12日、この一連のデモに対する1発目の催涙弾が放たれたその日。
自分は初めて香港に降り立ち、程なくして催涙ガスに嗚咽していた。
あれから100日以上が経ち、3000発の催涙弾が放たれ、1500人以上の逮捕者が出ている。負傷者の数は数え切れない。
 

反送中、水平射撃、ブラックブロック、自殺、200万人デモ、五大要求、法案は死んだ、白シャツ軍団、立法会突入、be water、レーザーポインター、光復香港時代革命、血だまり、偽装警察、失明、空港閉鎖、五毛党、CIA、解放軍深圳待機、駅封鎖、実弾、警察親族デモ、法案撤回、ヒューマンチェーン、

水になれ、 偏地開花、の言葉通りに流動的に形を変化させながらプロテストは続いてきた。
 

リーダーがいないなんておかしいじゃないか?リーダーがいるに決まってる。
日本の有識者とやらもそう言う人が多いけれど、3回香港を訪れた感覚としては本当に特定のリーダーはいないと感じる。
というか、リーダーを必要としていない。

SNSがあればもうリーダーはいらないということを証明しているのが彼らの存在なのかもしれない。

現場で驚くのは、実際に、彼ら自体が次の予定を把握していないという事実で、地下鉄の構内の路線図の前で15名ぐらいでディスカッションしているグループをよく見かけた。
場当たり的なのだ。その場その場でSNSで情報を取りながら動いていくことを万単位の個人たちが続けていれば、リーダーなしでも政治運動は続くのかもしれない。
 

(もちろんそこには地下鉄の発達や、人口密度の高さという偶然が作用している。香港と沖縄を比較すると実に沖縄の半分の面積に沖縄の5倍の人口が密集している。ゆえに突発的な離合集散が可能なのだ。)

 

この感覚をうまく理解できないと、一部の日本人有識者のように「どうせ暴力化して連合赤軍事件のように先鋭化して終わる」との読みしかできないのであるが、やはりその読みは古すぎる。

なぜならばリーダーがいなければ、反権力の中の決定権が一部の人間に集中することもなく、利権化、カルト化することも避けられるのかもしれない。
 

香港のプロテスターたちは少なくとも運動内からは何ひとつ強制されることがないのだ。

立ち向かいたい時に立ち向かい、休みたい時に休み、作りたいものを作り、帰りたい時に帰る。それらの自由が常に担保されている。
だからこそ個々の持つ潜在能力が解放され輝く。
 

このリーダーを持たない政治運動の新しさ。
強制性のない場所にこそ可能性が生まれる。


 

それは自分でも盲点だったのだけれど、すでに僕自身がこの3年間やってきたことと同じだった。

自分も特定の組織に何ひとつ属さず、徒手空拳、行動を自己決定しながら、沖縄を中心に様々な運動や選挙に顔を出してきた。
取材の資金もネットを使って自分で集めてきた。

もちろんそれぞれの場所のマナーに合わせることがあっても、その場所にいるかどうかは自からの由で決めてきた。
もちろんいろんな人にお世話になりながら、守ってもらいながら、、、

 

香港には200万人の大袈裟太郎がいるのかもしれない。
少なくとも僕が彼らを心地よく感じる理由は、同じ時代の同じ方法論に場所は違えど、たどり着いている存在だからなのかもしれない。
 

彼らはその在り方や都市での運動の具体的な方法論も含め、世界の抗議運動の歴史を更新したと言っていいと思う。

「経済」を人質にするという手法を自覚していたのか無自覚だったのか、抗議を続けているうちに後付けでそれに気づいたという側面はあるような気がする。
そして実際に法案を撤回させた成功体験は誇り高いものだが、落とし所の見つからない状態は続いてきた。

いや、10月1日まではどうしても続けるだろうと思っていた。

10月1日、中国は建国70年を祝う国慶節。

当初香港政府もこの日までにデモを鎮圧すると公言していた。
しかしその目論見を若者たちは押し返し、流動的に抗議を続けてきた。デモ隊としては10月1日までようやく走りきった。という感覚だろう。政府とプロテスターの10月1日をめぐる意地の張り合いがようやくひとつの分岐点に辿り着く。

「最終決戦」という言葉がネット上には飛び交っている。
大きな山場であることは確実である。
その日を見届けようと思う。

ただ、自分の読みとしてはこの日に大弾圧が行われる可能性は低いと考えている。なぜならば中国にとっての祝祭の日を、歴史的な大事件の日にしたくはないだろうから。
問題はこの日以降、中国がどう態度を変えてくるかだと思っている。
より激しい弾圧の雨が降り注ぐとしたら、それこそ私はそれを撮らなければならない。伝えなければならない。

 

「すでに香港警察の暴力による死者は出ているのかもしれない」

最近ではデモ参加者が警察との衝突時に行方不明となり、数日後に水死体で海に上がるという疑惑がある。それらの死体は自殺として処理されるようだ。

これはデモへの参加の足を止めるために政府側が流した噂だいう説もあるが、真偽はいまだに明らかではなく、警察が衝突のあった駅の防犯カメラ映像を公開しないことからも憶測が広がっている。

すでに香港警察の暴力による死者は出ているのかもしれない。
 

これは実際に現場を訪れた感覚なのだが、屋外で催涙ガスを浴びてそれがガスマスクの隙間から入り込み呼吸困難になる事態はしばしば経験した。そんな時は緩衝地帯であった地下鉄の駅構内に駆け込んで、どうにか酸素を吸い込んだ。
しかし、8月後半からはその駅構内で催涙弾が撃たれている。
逃げ場がないのだ。確かにいつ死者が出てもおかしくない状況だと感じる。
さらに言えば、今までもいくつもの噂や疑惑があった。


元朗駅で暴行を働いた白シャツ軍団の存在、
デモ隊に混ざる偽装警察、彼らが火炎瓶を投げている、
すべて最初は半信半疑だったが、のちに事実として確認された。
香港警察の中に人民解放軍が混ざっているという説もかなり現実味を帯びてきた。

 

やはり、この水死体の件も極めて怪しい匂いがする。
今回はこの件について取材し、少しでも事実に近づいてみたいと考えている。

 

今まで逮捕されているのは12歳から75歳までと幅広い層に渡る。
しかし、運動の中心はやはり若者たちだ。
黒衣の群衆を見て暴徒ととらえる向きもいるが、個々を見てほしい。
所在なく頼りない、ありふれた若者たちだ。

いかに法案を撤回しようと、2047年の一国二制度終了は事実上決定されている。
蓋がされているのだ。
蓋がされた鍋の中で、今、香港市民たちは沸騰している。
蓋は重たくのしかかる。
それでも、鮮やかなほどの希望が彼らに宿って見えるのはなぜだろう。
 

香港、沖縄、日本、と見比べた時の、絶望感。

知恵を絞りアイディアを出し合い、額に汗して、
世の中を少しでも良くしたいと動く人々がまだ生きている。
香港ではそれが拍手で迎えられる。

日本はどうだろう。
嘘つきばかりじゃないですか?

だけどそんな日本の絶望を溶かすヒントは沖縄にあり、
その沖縄が活躍するためのヒントは東アジアとのつながりの中にある。
 

香港の希望たちがどこへ向かうのか、
催涙弾を投げ返したい衝動を抑えながら、
しっかりと見届けてきます。

個人の力の台頭と、東アジアの混沌、

新時代を生きるヒントを見つけてきます。 



またあいつらに会いに行く。
やさしくてタフな兄弟姉妹。

光復香港時代革命

#反送中 #香港 #hongkong #NoExtradictionToChina  #HongKongProtests


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【大事なことなので拡散してください】
8月15日、韓国の光復節、反日デモではなく反安倍デモだった。
 

日本から韓国への批判は人種差別など無根拠なヘイトスピーチを含むが、
韓国から安倍政権への批判にヘイトスピーチは皆無。

文書改ざんや歴史修正、放射能漏れの調査など、政権運営に対するロジカルな主張だった。
安心した。
若者も多く、10万人が集った。

至近距離で星条旗を掲げた反文在寅デモも行われていた。

日本大使館の少女像前で韓国人の学生に出会った。

安倍政権も韓国批判を支持率に利用し、文在寅政権もまた日本批判を利用している。
と冷静な話を聞かせてくれた。

国の対立に個人が影響されるのは良くないよね。と握手を交わす。
来年、徴兵されることに不安を抱えているそうだ。

ソウルの街には今日も日本人観光客があふれてる。
テレビや外務省の言ってることはまったくあてにならない。
#韓国



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今、香港の若者たちが必ずと言っていいほど見ているドキュメンタリーがNetflixにあります。
「ジョシュア:大国に抗った少年」
こないだ香港の地下鉄で偶然隣どうしになった雨傘革命のリーダー、ジョシュア・ウォンくんの14歳からのドキュメンタリーです。


これを見れば今の香港の法案撤回デモの背景がわかる入門編のようなもので、実際に香港の10代からもこれを見て今のデモやオキュパイに憧れを抱いたという声を聞きました。

 

ジョシュアはまず、中国政府が教育法を改正し愛国教育を盛り込むことに反対し声をあげた。まだ14歳だった。

この流れは故翁長知事が第一次安倍政権の教科書問題から自民党を離れた過程とも酷似する。
国家権力はまず、教育を歪めて市民の権利を奪いにかかる。
中国だろうが日本だろうが、アメリカだろうが同じ手口である。
 

そして香港市民は普通選挙を求め、住民投票を行った。
住民投票では普通選挙を求める声が大多数を占めた。
 

しかしその結果、中国政府は普通選挙は行うが、候補者を中国寄りの人物のみにしてしまう。民主主義を捻じ曲げにかかったのだ。これもまた沖縄と酷似している。

 

2014年、17歳だったジョショアは雨傘革命を始める。
立法会を占拠したのだ。催涙弾の雨が降った。
占拠は長期戦に持ち込まれ、ジョシュア自身もハンストしたが闘争は成果なく終結、彼も逮捕された。

じわじわと香港の中国化が進む今、彼らの背中を見ていた子供たちがこの運動の中心にいる。
 

このドキュメンタリーの存在もこのデモの拡大や訴求に大きな影響をもたらしているだろう。
(こういうドキュメントの沖縄版もあればきっと世界に波及するのに、、、)

6月の200万人デモの翌日、ものすごいタイミングでジョシュアは釈放された。
 

「光復香港 時代革命」
雨傘運動のキャッチコピーが今、再び蘇り、
ジョシュアもツイッターで「リベンジだ!」と宣言した。
雨傘革命の敗北から学び、今のデモ隊はしなやかになった。
責任を集中させないためにリーダーも不在になった。
 

辺地開花 be water ,my friend

「あらゆる場所で花が咲くだろう」
7月の取材時、ある香港市民が言った。
疲弊を避けるために運動を固定化せず、流動的に香港中のあらゆる場所で突発的に今、デモが行なわれている。

催涙弾ももう、香港市民には通用しない。
すぐに消火される。
彼らが人質にしているのはこの香港経済なのだ。

これは現場に来てわかったことだが、マスコミが報じるほど、運動は先鋭化していない。暴力化していない。
治安も占拠の場所の数時間以外、保たれている。
治安は決して乱れていない。
 

新たな顔を見せ続ける香港をこれからも現場から見つめて行く。
ジョショア・ウォンも初めは1人だった。
人間ひとりのちからが社会を変えていく、好転させていく、
その空気を、おれは世界に伝えていこう。
そしてこの学びを沖縄に日本に活かしていきたい。

ドキュメンタリーはこちらから⬇️
https://www.netflix.com/watch/80189030…






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一昨日のレーザーポインターデモ。

レーザーを購入した学生が逮捕されたことによる急遽の行動でしたが、
七夕だったこともあり、

メッセージと芸術性にあふれた世にも美しい政治体験でした。
香港市民のアイディアに脱帽です。
衝突もなく、笑顔に満ちた幻想的な夜でした。

社会運動の歴史の新しい1ページのような気がしています。
沖縄でもやりたい。
Laser pointer demonstration may be a new page of social movement.

#反送中 #香港 #hongkong #NoExtradictionToChina #HongKongProtests#antiELAB




モニカの衝撃、笑




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これはとてもつらい動画ですが、シェアします。
昨日の抗議活動中、この少女は逮捕されてしまいました。

有罪が決まれば懲役10年になります。
僕らに今、何ができるのか、
非常に悩ましい状態が続いています。
 

正直言って、今が引き際ではないかと自分は思っています。
法案の撤回がグレーだと言ってもまだ、市民は優位な情勢です。
これ以上、若者たちが傷だらけになる前に、完璧を求めず、勝ち逃げしてほしい。
今ならまだ、やり直せる。

交渉が有利なうちに、立ち止まってみてはどうか?
と、香港から見たら外人の37歳の自分としては思うのですが、、、
 

それ以上にやはり、2047という数字が、若者たちの希望を奪っているのです。
香港がいずれ消えてしまうなら、行くところまで行くしかない。
もう、後戻りはできないというような空気が、今の香港を包んでいます。




きらきらと情熱に溢れ、元気で真っ直ぐで、無垢で無邪気で無軌道な青年たち、
しかし若さとは、時に残酷なものです。

たとえ香港は消えようとも、
あなた個人は消えない。
あなた個人の希望はまだ残っている。
その可能性まで捨てないでほしい。

政治運動に関わるものとしては、大きな矛盾を孕んだ言葉ですが、
今の自分には、彼らに対してそんな言葉しか浮かばないのです。

林鄭月娥さん、お願いだからはやく辞めてください。

#反送中大遊行 #香港 #NoExtradictionToChina #HongKongProtests
antielab

動画は(@alexhofford)氏のツイッターより




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昨日、辺野古の工事への抗議運動の現場でびっくりするようなことを言われました。

「香港のデモはCIAが扇動しているから行くな!」と一喝されたのです。
それもひとりからではありませんでした。

驚いてその根拠を尋ねると、あるブログにたどり着きました。

そのサイトは天安門事件を捏造だとしているなど、とても信用できるものではありませんでした。

普段「中国の手先」「日当をもらっている」などとデマや印象操作の被害にあっている辺野古の座り込みの方々が、自分たちに対して行われている行為を、他者に対しては無自覚に行ってしまうこの構図に頭をかかえました。
(辺野古でも大多数の方は香港お疲れ様と言ってくれたので、そこはご安心ください)



現場を見ずにものを語ることの恐ろしさ。
安易な陰謀論で足を止めることの無意味さ。
マスメディアすら薄い情報しか届けない今、
自分が現場に行き続けることの意味をより確信しました。
人間の本質を現場から見つめたいのです。


香港の現場の人々も、沖縄の現場の人々も、
求めているのは民主主義の真っ当な運用であり、
自己決定権です。
そこに気づけば、距離を超えてエンパワーメントし合うことも可能なのです。
そして東アジアの安定や民主化こそ、沖縄から米軍基地を撤退させる重要な根拠になると考えています。
 

香港ルポの連載はこちらです。
【HBO!】沖縄の最前線にいた男が見た「香港200万人デモ」
https://hbol.jp/195422

降りしきる雨の中、悲しく響いていた抵抗する若者たちの賛美歌<大袈裟太郎的香港最前線ルポ2> https://hbol.jp/195812
香港で感じたデジャヴ。抵抗する民を抑圧する者の同一性<大袈裟太郎的香港最前線ルポ3> https://hbol.jp/196175
200万人デモ前夜。初めての死者は本当に自殺だったのか?<大袈裟太郎的香港最前線ルポ4> https://hbol.jp/196945
香港200万人デモの実相。一夜だけの解放区<大袈裟太郎的香港最前線ルポ5>
https://hbol.jp/197651
「Be water,my friend」香港U22世代のこれから<大袈裟太郎的香港最前線ルポ6>
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ttps://hbol.jp/197936


大袈裟太郎は三たび、香港へ飛びます。
デマと催涙弾を避け、事実を掴んできます。
市民の権利対国家の権力。
その混沌が向かう先を、現場より可視化し続けたいと思います。



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反送中
香港
辺野古
沖縄

渋さ知らズの面々が辺野古ゲート前に訪れ音楽を奏でました。
自由の風が吹きました。 金城実先輩も大喜びでした。
うじきつよしさんもギロを弾いていました。
キジムナーも機動隊に運ばれていました。
これから渋さ知らズは那覇新都心公園で単独ライブ。 明日は僕も出ます!!



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※若者たちが催涙ガスから皮膚を守るために巻いたラップの残骸
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※催涙ガスを浴びた人に配布された目薬

13日、香港は朝から大雨だった。

昨日の喧騒が嘘のようにバリケードも早朝に撤去され、案外あっさりと交通も回復していた。
2014年の雨傘運動の時、オキュパイドが長引き地元の商店から苦情が出たことから抗議者側も学んだのかもしれない。

残されたのは昨日のカオスが産んだ大量のゴミだったが、若者たちは淡々とそのゴミを片付け、
まだ使えるヘルメットやゴーグルをより分けていた。
 
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立法会周辺は警察が完全に封鎖し厳しく規制していた。
沖縄から駆けつけた友人のジャーナリスト、LEEJと合流。
数カ国語を操る彼にはその後、何度も助けられることとなった。

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午前、立法会へ向かう立体回廊では、バリケードを挟んで市民と警察隊の対峙が続いていた。

当然のように警察隊の手には銃があった。

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この日も立法会の審議は中止になったが、現場は一触即発という雰囲気だった。

審議中止を受けて日本の虎ノ門系似非保守たちが「よくやった!」などとSNSで宣ったが、
こっちじゃ催涙弾を避けながら中学生が走り回っているのだ。

中国が攻めてくるなどと普段、威勢良く叫んでいる彼らが、
実際にはいかに役に立たない机上の存在なのか。
危機を煽ることをビジネスにしている卑小な存在か、身体で痛感した。

「大袈裟太郎を見直した」などという言説も何とも空虚で、吐き気がした。

「きみらがおれを見直そうがどうしようが、おれはとっくにきみらを見放しているよ」
と叫びたくなった。

まして、私の行動は沖縄でしていることと何も変わらないのだ。

いつも辺野古の座り込みに「道交法違反だ」などと言っている連中が、
抗議の相手が中国になった途端、全てを賞賛する。

ダブルスタンダード極まれりだ。
二枚舌もほどほどにしろ。
 

右か左かで考える時代はもうとっくに終わっている。
大国の権力か個人の権利か、の時代なのだ。
あの催涙弾の匂いを嗅げば、一瞬で気づくはずだ。


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LEEJと駄目元で香港外国人記者クラブの門を叩き、過去の記事や資料などを提出し、
どうにかこうにか会員入りを許可された。

この会員証はプロテスターが入れない場所へ入れるメディアパスになっていて、以降、取材の幅が大きく広がることとなった。

また、この3年間、高江、辺野古で「お前はメディアじゃない!」と沖縄県警東浜警視に名指しされながら散々、排除されてきた僕にとっても、

「日本は私を認めなかったが、世界は私を認めた」

というような肯定感になり、僕を強く鼓舞した。

日本の警察にかけられた「呪いの言葉」を香港外国人記者クラブが解いてくれたのだった。


 

外国人記者クラブの中は、極東の言論の自由を守ってきたという伝統と誇りにあふれていた。
壁にはベトナム戦争や天安門事件の写真が並んでいた。
僕らが教科書で見てきた歴史的な写真たちも多くはここから配信されたものなのだった。

世界的なメディアの部長クラスが仕立てのいいジャケットに身を包み優雅にランチを嗜むなか、
僕らだけは半ズボンだったため、ドレスコードに引っかかり、
地下と2階のレストランには最後まで入ることができなかった。笑
 

まあ、上等上等と、LEEJと笑いあった。

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※12日に使われた3種類の銃。

ここのWIFIが圧倒的に盤石だったことで、悩んでいたネット回線問題が一気に解決したのだ。
SNSのタイムラインで情報収集。
昨日の香港警察による蛮行の数々が、市井の民の手によって次々に明らかになってく。映像で可視化されてくる。
武警による市民への圧倒的なリンチ。催涙弾の水平射撃。
顔面に至近距離からゴム弾を発射され、血を流す市民もいた。
80名以上が負傷し、11人が逮捕された。





病院で逮捕された市民もいた。
150発の催涙弾が使用され、メディアも容赦なく撃たれた。

自分も一歩間違えば、、、という戦慄に震えた。
たまたま自分の居たブロックが大丈夫だっただけなのだ。






 


そして香港当局が昨日の市民の行動を暴動と認定したこと、
さらには警察側の正当防衛を主張したことを知った。
香港警察はさらに態度を強固なものにすることが予想された。

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シェルターのような外国人記者クラブを出て、

暗澹たる気分で再び立法会への回廊に戻る。

さっきより張り紙が爆発的に増えていた。

そして人混みの中に入ると、僕のiphoneに次々にairdropで次のデモの予定が送られてきた。
驚いた、何と先進的なことか、彼らは最新のテクノロジーを手足のように使い、
この抵抗を盛り立てているのだ。
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 バリケードを挟み警官隊と対峙する市民も昼間より4倍か5倍に増えていた。

手には「stop shooting people」などの文字が掲げられていた。
皆で、エンドレスで賛美歌を歌っていた。
泣きながら歌う者もいた。
 

マイナーコードが物悲しく響く、悲痛なメロディだった。
「今まで警察はこんなことしなかったじゃないか?なぜ?」
香港の中国化を憂うそんな切実な嘆きを僕はこの歌から感じとった。

 

この日から抗議の内容は廃案に加え、
香港警察の暴力への追求を併せたものに変化してゆく。
SNSで駆け巡った昨日の香港警察の暴力性が、香港市民の危機感によりいっそうの火をつけたのだ。




 
「弾圧は抵抗を呼び、抵抗は友を呼ぶ」

という沖縄の不屈の英雄、瀬長亀次郎氏の言葉を想い起こさずにはいられなかった。
50年余の時を経て、今、2019年の香港で彼の言葉は何よりリアルだった。

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より強い抵抗を決意した香港市民たちと、強行姿勢を変えぬ香港警察。

さらなる激化が予想される次の日曜のデモで、

僕は何を見るのだろう?
果たしてその勇気があるだろうか?

これ以上、誰も傷つかず、
血を流さずに彼らの自由を守る方法はないのだろうか、、、

追い詰められた彼ら彼女らの悲痛な表情とメロディが、
ホテルで眼を閉じてもずっと頭の中にこびりついて離れなかった。
 

僕は最悪の事態に備え、自分の位置情報が常にわかるようにLEEJと、沖縄にいる数名の友人たちにシェアした。

SNSの心もとない命綱を、僕はこの夜、香港から沖縄へつなげたのだった。

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#反送中 #香港 #hongkong #NoExtradictionToChina #HongKongProtests



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デニー知事と安倍総理は終始、視線を合わせることがなかったように思う。
デニーさんがウチナーグチ、日本語、英語の3種類で同じメッセージをしたこと、
とても重要だと感じた。
ウチナーグチがひとつの言語だという誇り、
ウチーナンチュがひとつの民族だという誇りを表現したのだ。

#沖縄戦没者追悼式 
#沖縄
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僕が香港空港に着いた頃、
すでに交通は麻痺しており、市民の包囲している立法会がある香港島までの交通手段は鉄道のみだった。

混沌の中を鉄道は香港駅に滑り込む。

午後3時過ぎだったか、疲れ切った表情の黒ずくめの若者たちが香港駅構内に座り込んでいた。
JAPANESE PRESSと手書きで書かれた僕の背中を見て、彼らが次々に親指を立てる。

香港警察はすでに立法会のある金鐘、中環、香港駅と地下鉄で3駅分、
市民たちを排除し押し返していた。

警官隊の手に銃が見える。
沖縄でいつもそうしているように、警官の表情をひとりひとり撮ろうとすると、ある警官は僕を睨みながら、その警棒で自らの脚のプロテクターをバシバシと叩いて威嚇した。
いつでも殴りつけてやるぞ、という闇雲な暴力性を感じた。

青い警官隊とさらに黒い警官隊がいて、そちらはさらに重武装していた、のちに大陸から来た軍人であるとの説が出るのがこの警官隊だ。
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一方の、市民たちはマスクとゴーグルだけはしているものの、
たいていTシャツやショートパンツの軽装で、
観覧車が見えることもあり、お台場にデートに来たカップルのようにさえ見えた。

その無防備さが、この現状の悲劇性、異常性をより強いものにした。


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立法会近くの坂の上から警官隊の催涙弾が放たれた。

群衆がこちらへ向かい走り逃げ惑う。
実にこの日撃たれた催涙弾は150発、水平射撃やゴム弾の顔面への射撃もおこなわれた。



香港警察はそれらを放ちながらジリジリと市民を後退させた。
その後退は同時に香港の民主主義の後退でもあった。

 

市民たちはあきらかに若者が中心で、何人かの年齢を聞くと、15歳という。
まだ中学生なのだ。


あどけない少年少女たちが、民主主義のために催涙弾を避けて走り回っていた。「Hongkong police is crazy!」と叫びながら。

 

逃げ惑う群衆に逆らい最前線に近づくと、僕も催涙ガスを浴びてしまった。
煙っていない場所だったが、その威力は目にも見えないのだ。

まず匂い、そして目、さらに喉。
眼と鼻と口から、同時に激痛が走り、呼吸が困難になる。

一瞬で人間をパニックに落とし入れる最悪なガスだ。

嗚咽している僕に若者たちは駆け寄り、水を飲ませ、目薬をくれた。


なんとも爽やかな青年たちだった。
人権を守ること、それは人間ひとりひとりを大切にするかどうかであって、
机上の空論ではなく些細な行動に現れる。

辺野古ゲート前でもいつも感じることだ。
そんな彼らを僕は一瞬で信頼した。

 

救護班が塩水でうがいさせてくれた。
ちゃんとゴーグルとマスクをしようね。と僕に語りかける少女たちもまた15歳だった。



 

警察が催涙弾を撃ちながら、徐々に近づいてくる。
「逃げよう」と少女は言った。


今、東アジアの民主主義の最前線で中学生が走り回っている。
この事実は、大人たちの失敗を僕に強く印象付けた。




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日が暮れると、会社帰りの者や作業着姿の者も多く合流し、
市民側の数が圧倒的に膨れ上がった。
膠着状態に入った。

 

警察もこれ以上は手が出せないようだ。




 

隣で建設中の高層ビルの足場に香港特有の竹が使われていた。
元とび職としても驚いたが、市民たちはその資材を器用に使いバリケードを築き始めた。

 

香港を象徴する摩天楼の圧倒的なきらめきのなかで、
市民と香港警察は50mの距離を取り、対峙していた。

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美しさとやさしさと、時折混じる異様な暴力。
映画よリも映画的な光景の中に、僕は放り出されてしまった。

 

周囲では疲れ果てた黒づくめの若者たちが路上に寝転がり始めた。
僕を見つけると市民たちは次々に声をかけた。

「しっかり伝えてください!頑張ろう!
日本からありがとう!沖縄は海の美しいところですね!
世界にこの現状を伝えてください。」


 

民主主義を守りたい、人々の自由を守りたい。
香港の未来を守りたい。
彼らのまっすぐな瞳が僕に勇気をくれた。


「君たちは勇者だ。
そしておれたちは東アジアの兄弟姉妹だ。
君たちが確実にしあわせになれる世界をおれは約束する。
僕らの運命はひとつだ。」
 

僕は彼らとがっちり握手を交わし、コンクリートの上に座り込んだ。

その日は夜が明けるまで、香港警察との対峙が続いた。
70名以上の重軽傷者と11名の逮捕者を出し、
のちにこの一日は「香港の最も暗い日」と名付けられることとなる。

香港行政府はこの日の市民の行動を暴動と認定したが、
この日の行動は暴動ではなかったと、自分も市民たちと意を共にする。

もちろんレンガでの投石などがあったとの目撃証言もあるが、
商店への襲撃や略奪、車の炎上など、他の暴動にある過剰な騒乱は一切なかったのだ。
権力に対してのみストレートに異を唱え向かっていく。
そう、彼らは決して暴徒ではなかった。
知的な集合体だったのだ。
平和的な暴動として名高い、沖縄のあのコザ暴動よりもさらに平和的であったはずだ。


香港の若者たちのこの驚くほど純粋な行動がのちの成果につながることを、
この日はまだ誰も知る由もなかった。


為東亞的未來乾杯

※100万人デモから200万人デモ、
そして法案の事実上の撤回に至る香港の煮えたぎる一週間をレポートしていきます。



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台湾での取材を機に東アジアの未来を語りながら、

全くノーマークで恥ずかしい限りでしたが、

香港が今、大変なことになっています。


「逃亡犯条例」改正案が20日にも可決する見込みがあり、


明日12日から香港ではゼネストに近い大規模なストが企画され、休業を表明する会社は賞賛されています。


さらには先の日曜の100万人デモを上回る規模のデモが行われる可能性があります。
(香港の人口の7人に1人が参加した計算になります。ちなみに日曜には警官隊との衝突もありました)

すでに学生たちは座り込みを開始し、まもなく0時(日本時間1時)から文化人も巻き込むハンガーストライキが決行されます。

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なぜ、香港の人々がここまで抵抗するのか?

この法案が可決されれば、一般的な刑事事件の容疑者だけではなく、
政治犯の香港、台湾から中国への送還が事実上可能になる恐れがあるからです。


中国返還から22年、一国二制度として、大陸とは異なる高度な自治を保ってきた香港ですが、

薄皮を一枚ずつ剥がされるように中国政府から民主主義を奪われる流れのなか、


今回のことがその決定的な一手になる、一国二制度を崩壊させる始まりになるとの危機感を持っているのです。


ある香港出身の学生はTwitterにこう書いています。

私の故郷である香港はとっても美しいの町です。
風景と食べ物だけではなく、この自由な空気とここにいる人たちはもっとも美しいです。
この世代で最後にしたくありません」




なぜ大袈裟太郎が取材に行くのか?

この法案が可決されれば、同時に香港だけではなく、台湾内で民主化活動する市民も中国に送還される可能性が強まり、

台湾の自治までも中国が浸食する危険性が危惧されます。

これから経済、文化、両面で発展していく東アジア全体の未来に影を落とすことになりかねません。



また、台湾と中国の緊張関係が高まれば、
日本の一部の人々は、沖縄、八重山、先島、琉球弧への軍備強化を叫ぶことでしょう。

必要以上の危機を煽り、税金を食い物にする軍産複合体を活性化させることになってしまいます。


一刻も早い基地負担の軽減を望み、辺野古新基地の中止を訴える沖縄の人々、
そして日本人全体にとってもこれは大きく影響のある問題なのです

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天安門事件から30年を迎えた6月4日、台湾総統の蔡英文はインスタグラムにこう投稿しました。

自由は空気みたいなものだから窒息した時その存在にはじめて気づく 六四(天安門事件)を忘れないで」




私、大袈裟太郎は、
個人の自由が国家の都合により侵害されることに何よりも抵抗します。

そして、今、それに抵抗し行動する香港の人々のありのままを、
世界に発信する必要があると感じています。


急遽ですが、広く支援を呼びかけたいと思います。


それが徒手空拳の私の翼になり、屋根になり、ひらめきに血に変わります。


支援の対価は写真、映像、文章、による可視化です。
リアルタイムで生配信します。 
カメラ4台体制です。 

ご理解の上、幅広い協力と拡散をお願いいたします。

=============大袈裟太郎香港取材支援先================

ゆうちょ銀行 10110   89355771

ゆうちょ以外から【店番】018 普通【口座番号】8935577

イノマタトウゴ

または、

三菱UFJ銀行 笹塚支店

普通 0004738 

イノマタトウゴ

============================================================


さらに、香港での取材のアイディアなどあればTwitterで募集します。

https://twitter.com/oogesatarou



よろしくお願いします!


大袈裟太郎
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本日の辺野古ゲート前、
雨の中、久しぶりに辺野古に行って、
まあとにかく、座り込んでる沖縄の女性の表情が、、、
もう、、、胸に突き刺さって刺さって仕方なかったです。

小さいおばあ様が大きな機動隊員たちに囲まれているあの表情を見ると、おれはもうずっと、どんなことがあろうと、この人たちの味方でいようと腹の底から思うのです。

それと同時に機動隊員に対しても、沖縄の若者たちにこんな仕事させるなよ、
という気持ちがふつふつと湧き上がってきます。

自分は彼らの味方でもあるのです。

彼らこそ守らなければならない沖縄の未来そのものなんです。
おばあ様の守りたい沖縄の未来たちが、そのおばあ様を運んでいくのです。見てられません。
この構造のおかしさと残酷さ。

自分が内地人であることを呪いたくなる光景です。
「不屈」という言葉はどこへ向けて発するべき言葉なのか、、、
3年目の沖縄、道の上でまた初心に帰りました。
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1回目の座り込みと強制排除をノーカット10倍速の動画にしました。実験的な映像ですがこれからいろいろ伝え方を試そうと思います。



大袈裟太郎ジャーナルは新たな地平へ向かいます。
さらなる取材と発展のために、下記より受信料の支援をお願いします。

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僕も子どもの頃から馴染み深い、那覇の牧志公設市場が6月16日をもって移転します。
47年間、復帰後の沖縄を支えてきたその記憶の断片を、
カメラに残してきました。

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復帰前から漬け物売ってる若おばあ様






大袈裟太郎ジャーナルは皆様の基金で運営されています。
受信料の振込は下記よりお願いします。DSC_0076-2ww
 




3年目を迎える大袈裟通信のCM 台北バージョンです。

為東亞的未來乾杯🥂🥂🥂
東アジアの未来に乾杯!!


台北で撮った写真を300枚近く閲覧可能にしました。
何となく元気が出る写真たちです。
写真の仕事もください的な感じです。
⬇︎
https://drive.google.com/drive/folders/120JrlOrxhYXdHYeo0h1EbhrxQ7J5mxCr?usp=sharing

これからも時代の最前線で可視化を続けます。
下記より受信料をよろしくお願いします。

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夜中にふらふらと台北市街を歩いていたら、
魔王が住んでいそうというかラスボスが出てきそうな、身震いするほど巨大な建物に出会って、それが蒋介石の銅像がある中正紀念堂だと知った。
長期にわたり戒厳令を布いた蒋介石の独裁者に近い権力を想起した。
(実際、台湾の国内でもこの建物の存在には賛否あるようだ)

その広大な広場に、戦車を模したような風船でできたものが見えた時「ああ、どうせ日本でもありがちな戦争をポップ化した嫌な何かかな」と思ったが、その実は真逆だった。


天安門事件から30年の祈りと怒りを感じる、あの戦車に立ち向かう男(TANKMAN)をモチーフにしたアート作品だった。
中国のShakeという芸術家の作品だそうだ。
心が揺さぶられた。
この国ではまだ芸術が民の側にあり、正常に役割を果たしている。

今の日本では公的な場所でこんな表現をすることは許されないであろう、、、
さびしいことだ。
そして、この戦車が蒋介石の銅像の側から、市民を向いていることに何重もの皮肉を感じとった。
権力が個人に銃口を向けるとき、
民は芸術や表現のちからでそれをはね返す。
アートの何たるかを台北の夜に再確認した。

いつでも愛とユーモアを




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9m88が観たくて沖縄から台北まで来ました。

幸福な時間をありがとう。

我從沖繩來到台北,看到9m88。
謝謝你的快樂時光。













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台湾の若者たちはなぜこんなにも輝いているのだろうか?
それが僕が現場に着いてすぐに抱いた実感だった。

17日、アジアで初めて、国家単位で同性婚を認める法案が可決された台湾。
大粒の雨のなか、
立法議会に詰めかけた3万人とも言われる群衆の歓喜と涙と笑顔を追いかけ、
目撃したのは、その誇りと人間の尊厳に対する真っ直ぐな愛だった。

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まずこの日の朝の台湾総統、蔡英文のツイートに胸を熱くした。

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「おはよう台湾。
今日、私たちは歴史を作る機会を手にしている。そして、その進歩的な価値を東アジア社会に根付かせ、世界に披露する。
今日、私たちは愛の勝利を世界に見せることができる」蔡英文



一国の代表がこんなツイートをしてる台湾がとてもうらやましく感じられた。

自分たちの国の一法案が、東アジア全体の社会に影響を与えることを自覚し、
さらに自国の民の権限を解放することこそ、 進歩なのだと明言した言葉だった。
それはストレートに民に届き、勇気を与えていた。

今の日本の代表者の在り方と比べると、
なんと政治家として信頼に足る人物かと
惚れ込んだ。
(折しも隣国日本ではお笑い芸人が首相の主体性の無さをいじった番組のツイートがバズっていた)


 


東アジアがまた一歩、自由に近づく歴史的な1日をこの眼で確かめたいと思った。

現場に着いて感じたのは、若者たちの圧倒的な熱とその屈託のなさだった。

今の日本では、自身の権利を主張するだけで左翼や活動家などと後ろ指を指されてしまう風潮があり、どうしてもそれを跳ね返すための理論武装や覚悟を必要としてしまう。
そこに割くリソースが頭を悩ませる。

しかし、台北の彼らからはそんな軋轢をほとんど感じなかった。


「自分たちの権利を主張するのは当たり前でしょ?」
という至極シンプルで真っ当、

近代としては当然の行動原理でそこに集っているように感じた。


この素直さは今の日本の政治運動では見かけることのないもので、
(沖縄にはかろうじて残ってはいるが)

流れを堰き止められた水が、自然と別の流れを作るような、
人間としてなんとも爽快な美しさがあった。

法案可決の一報を切実な眼で見つめる群衆の姿。

解放を求めるまっすぐな眼差し。

デニーさんの演説を見つめるウチナーンチュたちの眼差しを想い出した。


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雨が強くなり、スタバで雨宿りした。

周りの人々がほぼ9割ぐらい、食い入るように議会中継を見ている様子が印象的だった。

もちろんこういう日だからのことで、毎日のことではないだろうが、

台湾の若者たちの政治参加意識の高さを思い知らされる光景だった。




雨が上がった頃、再び立法院前に戻ると、

先ほどより、皆の緊張が和らぎ、安堵に満ちていることがわかった。


どうやら法案の可決が決定的になったようだ。


ステージからのコールアンドレスポンス、何を言っているのか残念ながらわからないが、

感情が溢れ出し、涙する人も多かった。


マイノリティたちが己の権利を、尊厳を勝ち取った瞬間の
鳥肌の立つような空気、

歴史が動く瞬間にいる。誰もがその重みを噛みしめ、震えるような表情をしていた。

言葉はわからなくても、反射的に大粒の涙が流れた。



緊張から安堵、雨も上がり、解放の笑顔とお祭り騒ぎ。


そしてハグの嵐。謝謝の嵐。
あふれんばかりの多幸感に満ち満ちていた。

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議会を終えて渡り廊下を通る議員が群衆に手を振る。

この法案に長年尽力してきた女性議員たちだそうだ。

それに答え手を振り、感謝の声を上げる人々。笑顔、泣き顔。


なんともしあわせな日に居合わせたものだ。


そして、有権者と政治家がお互いに感謝しあう距離感を、またうらやましく思った。



解放の多幸感のカオスのなか、

何人かの若者に話を聞いた。


ボランティアとして会場の交通整理に駆けつけた法学部の学生のJさんは昨晩、眠れなかったそうだ。

自分はLGBTではないが友達がたくさんいる。


マイノリティの当事者ではなくとも、この集会に参加するのは当然!だと言った。


マイノリティの属性にあるものの権利を守ってこそ、

すべての人にとって豊かな社会が出来上がるのだと、
若い彼らは自信を持ち、胸を張って行動していた。

女学生たちも僕が日本、沖縄から来たと知ると、

アリガトウ!と言ってくれて一緒に自撮りしようとたくさん写真を撮った。


その多幸感はSNSを通して、また世界中に伝播していくだろう。


僕は彼ら彼女らと触れ合い、つたない英語で語り合い、
なぜ台湾の若者たちが輝いているのか?の理由がわかった。



尊厳を踏みにじられる人が少しでもいなくなり、社会が平等へ向かい、

個人の権限や多様性が高まっていくこと、人間がより自由になっていくこと。

人類の歴史を鑑みれば、至極まっとうな方向性であり、

それを進歩と呼ぶ。

文明も文化も科学技術も、政治思想も哲学も、そうやって進歩を遂げ発展してきたはずだ。

それを人類の叡智と呼び、沖縄ではよく人文と呼ぶ。


明日は今日より良くなる。未来は過去より自由になる。

個人の権利が細やかに認められてこそ、社会は豊かになる。

知性がその原動力となる。

そんな、人間の歴史から見れば、当たり前の前向きな方向性を

彼らは確信し、
そして人類として渡ってきたバトンを次につなぐという責任のために、
正しく真っ直ぐに歩んでいるのだ。


台湾の若者たちは、個人と社会の未来を信頼しているのだ。

未来を肯定しているのだ。



だから、こんなに輝いているのだ。希望が彼らを照らし、輝かせているのだ。



それに気づいた時、翻って日本の現状がまた痛々しく思い起こされた。

市民が自分の権限を国家に差し出し、自由や平等や解放と真逆に向かう日本。

権利の大切さを主張するのはむしろ高齢者層で、
若者たちには自分が勝ち残りさえすればいい。というムードが漂っている、、、

知性ではなく、その場しのぎの処世術が有難がられる。

現に沖縄ですら、若年層の支持は自民党に握られている。


日本人は今、未来を信頼できない状況なのだ。

だから、輝きがないのかもしれない。

この時代を巻き戻す風潮が蔓延する今の日本には暗澹たる気分になる。

しかし、かろうじて未来を信頼する僕らは、迷ってはいけない。

人類として、人間として、先人たちが勝ち得てきた歴史や誇り、尊厳、権利を、

ドブに捨てて、退化してはいけない。

僕らも未来を信頼しよう。肯定しよう。

いつか沖縄に鉄道が戻る日を、
辺野古の埋め立てが止まる日を、
まっすぐに目指したいのだ。



台湾の若者たちの輝かしい横顔が、僕に勇気をくれた。



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祝福の渦から抜け出し、客観的にこの運動を見つめてみると、
この運動はシンプルに見えて、主催側は実にロジカルなのだと気づいた。

まずは徹底したIT化、SNSを駆使して情報が可視化され共有され、
間口の広さ、風通しの良さを感じた。テントにもWIFIが飛んでパスワードも共有された。

フェスのようなノリというか、常に自由と主体性、多様性が担保されている。
プラカードや会場のデザインなどにも、ある種の気軽さや身軽さを感じた。


押し付けがましくないのだ。
自然と混ざりたくなる、
客観的に見て、そちらの側につくことが素敵と見える工夫が要所になされているのだ。

それこそ人類の財産で人文あるデザインやディレクションが明確に機能し、
SNSで広がり、若者の素直な権利意識を巻き込む、大きなうねりになる。

政治の前に人間の生理に根ざしているというか、政治運動特有の我慢がない。

細かいことを言えば音響なども、素人ではなくプロの仕事がされていた。


日本と違うのは紙でビラを配る人は一人もいなかった。
このイシューのプラカード一種類をボランティアが配っているだけだった。

運動論という観点で見ても、洗練され、学ぶところが多々あったのだ。


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法案が可決され議会が終わった頃。

蔡英文が再びツイートした。

2019年5月17日 台湾。
「愛は勝った」
私たちは真の平等に向けて大きな一歩を踏み出し、
台湾をより良い国にしたのです。


なんとも洒落ている。

可決前は (愛は勝つ)のタグでつぶやいて、
法案が可決したら
(愛は勝った)のタグに変えてつぶやく。
このSNS感覚、そして先のツイートとツリーのなっている点も見逃せない。
AOCやデニーさんに通じるSNSのうまさだ。
内容も、先ほど触れた「未来を肯定する」というロマンを感じさせ、
これからの時代の政治家として満点に近いと思う。
日本のリベラル議員は全力でお手本にした方がいい。




蔡英文の朝のツイートにあったが、重要なのは「東アジア社会」
という観点でこの法案の価値を述べている点だろう。

デニー知事や沖縄の議員もよく口にするこの観点。

「東アジア」とともに発展していくという観点が今の日本政府の政治家には皆無に見える。

いつまでも明治維新の気分で、アジアに対して上から目線で、名誉白人を気取っていたら、

この国は没落していくことになるだろう。

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現にこの法案通過で、台湾は全土で同性婚が認められたが、

日本ではまだ21の地方自治体の条例制定のみで、
人口比率にすれば約10%の人にしかこの権限は与えられていないのだ。


このままじゃ日本は人権感覚に遅れたアジアの老害になってしまうよ。

トランプに電話してる場合じゃないんだ。



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大袈裟太郎

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以下、台湾同性婚可決のまつわる、ツイッターモーメントです。








 

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