☆ 訪問大学おおきなきのひととき ☆
Aさんの「ブレスレット作り1」はこちらです

重いてんかんを持つ生徒さん。
気管切開をしているので声を出しての会話に不自由がありますが、
明るくてチャーミングなAさんです。
~講師のある日の記録より~
私が着いてすぐ、
「はやくやろう」
の一声からスタート(母と私、笑う)。
最近、毎回授業の最初に名言が多いAさん。
今日の流れを説明すると、ずっと調理続きだったので
「?」の表情だったが、ゴム編みキットを見せると目が輝き、
作業を始めると、もくもくと集中して取り組んでいた。
私としては、ゴムをひっかけていく作業が、若干細やかな作業に
なるため、道具を使いこなせない場合はこの作業は
困難になると不安もあったが、要領をつかんでくると、
作業がスムーズになった。
私がサポートをしながら作業を進めると、
着々と出来上がっていくブレスレットを見て
うれしさのあまり、ずっと笑顔でゴム編みを続けた。
ゴム編みができたので、
この課題はAさんに合っているものと分かり、安心した。

アルバム作りでは、今年一年の写真を台紙に貼っていく作業をした。
母と共に、これまでの授業を写真で振り返り、Aさんにとっても
「出来事を思い出す」いい時間となった。

使う予定です。
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
訪問大学『おおきなき』とは・・・
障がいや病気のために、通所施設などに毎日通うのが
難しい方のご自宅を講師が訪問して、生涯学習を支援します。
自分の思いが伝わる喜びを感じながら、
自分に合った方法で学ぶ機会を持ち続けてほしいと
思っています。
そして、
自己実現に向かって進みながら、社会とのつながりを
深めていってほしいと願っています。
詳しくはおおきなきHPの訪問大学のページをご覧ください。