2015年09月

 トックンのアート館59 
 
 
『 鯉 

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                                                                                                 絵:トックン

トックンのイラストが絵はがきになりました
ご注文方法はこちらになります




 
♪ トックン ♪
べッドの上で、左手でトラックボール(☆)
右手でスイッチを使い、描いています。
Windowsのアクセサリの中の「ペイント」
というソフトを使っています。
インターネットで見つけた素材を参考にしたり、
オリジナルキャラクターを考え出したりしながら、
時間をかけて一つの作品を仕上げていきます。

パソコンのマウスの役割のものが土台に乗った球状になっており、
その土台の上で球を転がすと、その方向にカーソルが
動くようになっています。


☆ 訪問大学おおきなきのひととき ☆
Aさんの前回の授業こちら

 Aさん
重いてんかんを持つ生徒さん。
気管切開をしているので声を出しての会話に不自由がありますが、
明るくてチャーミングなAさんです。

~講師のある日の記録より~ 

授業直前に大きな発作がある。
20分ほど様子を見る。
Aさんと視線があったときに、
「ハーイ!」と声をかけると
「ハロー」と返事をして、にっこりと笑う。

今日は、英語の授業の日だ。ところが…
 
Aさんは、母に本を要求する。
兄が購入して来てくれた歴史の教科書。
歴史の教科書を1ページずつめくりながら、
「どうして?」「何?」の質問がでるので、
すぐには英語の勉強には結びつけず、
まずはAさんの関心があることから始める。
 
「縄文時代の土器は何に使っていたのか?
「石器と狩猟」
「農耕と弥生時代、定住について」etc
 
Aさんからの活発な意見はあまり見られなかったが、
Aさんの質問に対して私が説明をすると、
「なぜ?どうして?」と、さらなる質問が出てくる。
教科書に掲載されている写真の説明を求められる。
 
歴史の教科書の区切りをつけることが難しかったが、
戦国時代の手前で終了。
「今日は歴史の勉強をしたね」と言いながら、
『歴史 history』と紙に書く。
「歴史は英語ではhistory(ヒストリー)です」と説明する。

Aさんは、同じ紙にローマ字で、自分の名前を書く。
ちょうど同じスペルの英単語があったので、
スマホの辞書アプリを起動させ、検索し、
その単語の意味を説明するだけでなく、確認してもらう。
 
講師メモ:
体調がすぐれなかったので、
Aさんのペースに寄り添うこととした。


☆☆☆    ☆☆☆    ☆☆☆
 
訪問大学『おおきなき』とは・・・
障がいや病気のために、通所施設などに毎日通うのが
難しい方のご自宅を講師が訪問して、生涯学習を支援します。
自分の思いが伝わる喜びを感じながら、
自分に合った方法で学ぶ機会を持ち続けてほしいと
思っています。
そして、
自己実現に向かって進みながら、社会とのつながりを
深めていってほしいと願っています。
詳しくはおおきなきHPの訪問大学のページをご覧ください。





お知らせ

特別支援学校卒業後の重度の障がいのある方の生涯学習の場の先駆け
訪問カレッジ@希林館の実践報告や文化祭が行われますので
ご紹介します。

~第二回訪問カレッジ・文化フェスタ~

日時:平成27年11月8日(日)13:30~17:00(受付開始 12:30)
場所:成美教育文化会館
      東久留米市東本町8-14
      西武池袋線東久留米駅北口より徒歩4分
参加費:無料
申込:宛先 下川和洋 E-mail ccsupport@jcom.home.ne.jp
                  FAX  042-403-3229
                     詳しくは、下記のチラシのお申込み方法をご覧ください

チラシはこちら↓です
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☆ 訪問大学『おおきなき』のひととき ☆
Wさんの前回の授業「足裏でタンバリン」はこちらです。
    
Wさん
 症例数の少ない難病性疾患で、
24時間人工呼吸器を使用しています。
表情が豊かで笑顔ときりっとした顔つきが素敵なWさんです。

~講師のある日の記録より~

『足裏でタンバリン2』 担当講師:M

今日もバギーに乗って待っていてくれる。
Wさんは、目をパッチリ開けている。


今日は、私の声を聞いただけでニコニコと笑う。
(どうやら表情が出やすい日の気がする。)


ギターで「♪こんにちは」と歌いかけるだけで、
再び満面の笑み。
「今日も鳴らしてみる?」の問いかけにも
引き続き笑っている。

鳴らしている間もずっと笑顔。

何回も繰り返し鳴らしていると視線が上の方に
いきそうになるので、終わりにする。
「ギターにちょうどいい爪でしたね」
など母と私で声をかけると笑う。


オーシャンドラムを私が鳴らし、聞いてもらう。

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すごく小さい頃に、海に数分行ったことがあるそうだ。
でも、海の音(オーシャンドラムの音)を聞いても、
Wさんは表情を変えずにいたので
「きっと記憶には残ってないかも…」
と、母が言う。
オーシャンドラム動く玉を、はじめ目で捉えようとしていたが、
だんだんきつそうになった。


そのあと、母の協力を得てタンバリンを鳴らす。
手で鳴らした時よりも足にあてた時の方が眉毛が上がり、
「おっ」というような表情だったので、
足で鳴らしてもらうことにする。
音楽のgo/stopや緩急、強弱に合わせて鳴らすと、
すぐに満面の笑み。
音楽との一致性を理解し、楽しい様子。


すごく楽しかったので、私も母もノリノリでやっていると、
Wさん急に怒り出す。
母いわく、やりすぎで痛くなったのではないか…
とのこと。


気持ちが落ち着くように、痛みが和らぐようにと
私は願いながら、クラシックギター曲を続けて、
校歌を癒し系バージョンで演奏する。
2曲聞いているうちに、上を向いていた視線が下がって、
表情も和らいだ。

耳を澄まして聴いていた様子。


講師メモ:

今日は、表情が出しやすいようでした。体調等も安定していました。



☆☆☆    ☆☆☆    ☆☆☆
 
訪問大学『おおきなき』とは・・・
障がいや病気のために、通所施設などに毎日通うのが
難しい方のご自宅を講師が訪問して、生涯学習を支援します。
自分の思いが伝わる喜びを感じながら、
自分に合った方法で学ぶ機会を持ち続けてほしいと
思っています。
そして、
自己実現に向かって進みながら、社会とのつながりを
深めていってほしいと願っています。
詳しくはおおきなきHPの訪問大学のページをご覧ください。


 トックンのアート館58 
 
 
『 十五夜 

イメージ 1
                                                                                                絵:トックン

トックンのイラストが絵はがきになりました
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♪ トックン ♪
べッドの上で、左手でトラックボール(☆)
右手でスイッチを使い、描いています。
Windowsのアクセサリの中の「ペイント」
というソフトを使っています。
インターネットで見つけた素材を参考にしたり、
オリジナルキャラクターを考え出したりしながら、
時間をかけて一つの作品を仕上げていきます。

パソコンのマウスの役割のものが土台に乗った球状になっており、
その土台の上で球を転がすと、その方向にカーソルが
動くようになっています。

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