2018年02月

2018.2.10かながわスイッチコム支援勉強会に参加して(その3)

電化製品をスイッチで動かすには?

 最近は、スマホやタブレットでも家庭の電化製品をコントロールすること
が可能になってきました。
 ここでは、そんなハイテクな方法でなく、障がいの重いお子さんや大人の
方が、地味にミキサーや扇風機、カセットレコーダ―等を動かす方法を考え
ます。
 電池でも使えるカセットレコーダー(なくなりそうでなくならない!)は、BD
アダプターを使えば、スイッチで動かせるようになりますね。ここでは、
コンセントに差し込んで使う電化製品をスイッチで動かすことを考えます。
具体的な商品の例でお知らせします。ただ、電池に比べて、ワット数に
注意する必要があり、リスクもありますのでご注意ください。

1.以前はDELCATECというメーカーから5000円弱でリモコンリレーが
購入できました。特別支援学校では、かなり人気があり、調理や紙漉きの
授業でミキサーを動かすのによく使っていました。その代替品になりますが、
少し高くなります。13,000円程度でアマノ(AMANO)という会社がリモコン
リレーRC-001を販売しています。公式オンラインショップもあります。
以前のDELCATECの製品と同じように端子にコードとφ3.5のモノラル
中継ジャックをつける必要があります。スイッチを押している間だけ電化
製品をONにすることができます。600Wまでになります)
http://shop.amano.co.jp/shop/g/gEOE120300/

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<リモコンリレーRC-001>   
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  <使用例>

2.次の例は、力業で、強引に改造します。(改造した学習リモコンを経由
する場合は、付属のリモコンは改造不要です)そして、スイッチは2つ必要で、
ONとOFFの押し分けになります。ONのスイッチを1回押したらONになり、
OFFのスイッチを1回押したらOFFになります。操作の仕方が、1.と違い
ますのでご注意ください。赤外線を出すリモコンのシールをはがしての
改造が必要で、コードを半田付けして、φ3.5の中継ジャックをつけます。
オーム電機のリモコンコンセントOCR-05は、販売終了しているようですが、

通販で入手可能です。(800Wまで使用可能)
改造は自己責任になります。
 
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 <改造例> 
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  <使用例>

3. もっとも多機能で、しかも安全。スイッチ1つで1回スイッチを入れたら
ON、もう1回入れるとOFFになるラッチ機能がつき、タイマー操作もでき
ます。高額ですが、パシフィックサプライのウゴキんぐは優れた製品です。
(合計1200Wまで使用可能です。) 
https://www.p-supply.co.jp/products/index.php?act=detail&pid=506             


((文責 相澤)


2018.2.10かながわスイッチコム支援勉強会に参加して(その2)

今回、用意したスイッチの紹介~
            ★エスコアールさんのHPも見てください

 今回の製作講座でつくったスイッチを紹介します。以下の8種類です。
マジカルトイボックスや信州スイッチラボ、国分寺おもちゃ病院などの
スイッチを参考に材料を用意しました。

1. 棒スイッチ
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 「おおきなきの交流広場」でも紹介しています。以下を参考にしてください。

 
https://blogs.yahoo.co.jp/ookinaki_koramu/55242687.html

 エスコアールさんでは、以前からBDアダプターやスイッチをキットで
販売していましたが、現在大幅に値下げされています!材料の入手が
大変な方はご利用ください。(完成品ではありませんが、棒スイッチは
2か所の半田付けで作ることができます)
http://www.escor.co.jp/products/products_item_E_kit.html

2.印鑑ケーススイッチ
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  安価にできるにぎるスイッチです。マイクロスイッチは、以下の8.と
同じオムロンのSS5G-LTを使用しています。
 適当なサイトが見つからなかったので入手したい方は、おおきなきに
ご相談ください。

3.フィルムケーススイッチ
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  材料の入手が大変な方は、棒スイッチ同様に、エスコアールさん
からキットを入手することもできます。
  なお、エスコアールさんでは、2018年3月より電子工作キットを
7種類前後発売するそうです。
http://www.escor.co.jp/products/products_item_E_kit.html

4.おにぎりスイッチ(梅)
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 長野のぽっしゅんのサイトから丁寧な作り方を入手できます。
使用するゲームスイッチの入手先も紹介されています。
マジカルトイボックスでも定番になってきています。

http://possyun.la.coocan.jp/switch/onigiri/index.html
 ★上記の4つのスイッチの作り方は
「スイッチ製作とおもちゃの改造入門」(改訂版)明治図書
にも掲載されています。
電子書籍もあります。

https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-173242-4

5.ミニタッパーウエアスイッチ
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 上記の4.のスイッチのケースがおにぎりケースからミニタッパー
ウエアに替わっただけです。

6.フィンガースイッチ
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 いろいろな作り方がありますが、今回は以下のFBのSW救助隊の
サイトを参考に材料を準備させていただきました。タクトスイッチと
マジックテープで作っています。スイッチ部分にマジックテープの
片側を貼って、指に巻いたマジックテープにくっつけて利用します。
利用される方に合わせてスイッチ部分を移動できるのが特徴です。
https://www.facebook.com/groups/1491334117803071/files/

7.おにぎりスイッチ(パクパク)*私個人の呼び方です。
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おにぎりVOCAが有名ですが、VOCA部分はなしで、ちょうつがい式に
上下に開くタイプのおにぎりケースの中の上下に木片をホットボンドで
つけて、マイクロスイッチVX-5-1A4をくっつけコードを引き出し、プラグを
つけるだけです。

8.箱スイッチ
 
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 国分寺おもちゃ病院の角院長が考案した面スイッチを参考にして作って
います。軽い力で操作できるのが特徴で、おおきなきでは、マイクロスイッチ
はオムロンのSS-5GLTを使用しています。以下は、国分寺おもちゃ病院の
オリジナルスイッチのページです。
http://toy-doctor.p1.weblife.me/pg57.html

次回(2月21日)は、当日配布した資料で、
「電化製品をスイッチで動かすには」を掲載します。


2018.2.10フュ―ジョンコムかながわ
スイッチ・コム支援勉強会に参加して(その1)

 おおきなきからは3名、スタッフとして参加させていただきました。
スイッチ・トイ製作講座は、参加者が一つずつスイッチを作り、
100均の玩具・道具やお祭りグッズの問屋から購入した回ったり
光ったり音が出たりする玩具から一つ選択し、改造して動かして
みるところをゴールとしている講座です。ただ、時間がかかる場合も
るので、簡易BDアダプターを各自に一つずつご用意し、改造まで
行きつかないときにBDアダプターを使って、自分のつくったスイッチで
動かしてみることにします。

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<簡易BDアダプター、TVカードを小さく切り抜き両面に銅箔テープを貼っています>

 今回の参加者は、特別支援学校の教員は1名だけで、ほとんどの方が
療育施設や生活介護施設の職員の方でした。20年前くらいの話になり
ますが、私が教員のころ、卒業生のお母さんが、「通所先では紙すきの
作業があるので、学校で使っていたスイッチとリモコンリレーを購入させ
ていただいて、ミキサーの操作をさせてもらえるように依頼したい」とやっ
てきたのを思い出しました。進路先には保護者が要望して、肢体不自由
のある方の主体的な活動を保障してもらう必要があった時代だったので
はないかと思います。

 だから、施設の方が自分たちで利用者さんの主体性を生かした活動に
するために、スイッチの製作に自ら取り組もうとしている姿勢をとても
うれしく感じました。もしかしたら、この活気は「神奈川」の人達の想い
かとも思いました。「今、神奈川が熱い!?」のかもしれないと感じました。

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<今年度は写真を撮れませんでした。昨年の様子です。
フュージョンコムかながわのHPから転載しています>

http://www.kenshikyou.jp/press/20160202.htm

 おかげさまで午前、午後とも定員ぴったりの10名の参加で、みなさんが
真剣に取り組んでいるので時間がたつのを忘れ、あっというまに1日が
過ぎてしまいました。

 私自身、講師の立場になる前は何度も受講生の立場でスイッチや玩具
の改造をしてきましたが、自分で作ったものを自分の手で動かすことがで
きたときの達成感があってこそ、今まで続けてこれたのだと思います。

 今回の講座は2時間弱なので、すべての方がこの達成感を得るには
ちょっと厳しいところがあります。それで、終了時間が近づくとかなり手を
出してしまって参加者の達成感を薄めてしまうこともあり、それが申し訳
ないことでした。今回の参加者の中には、やる気に満ちた方が多く、
例えばドリルでの穴あけはスタッフでやってしまうこともあるのですが、
「自分でやりたいです!」と申し出る方もいました。
 
 製作講座で作ったものを眠らせてしまうことも多いのですが、参加者の
方々の真剣な目の中に作ったあとにこうしたい、という思いが隠されて
いました。
 事後アンケートを読ませていただいて、胸が熱くなりました。
「さっそくクラスで遊んでみます」
「子供たちに合ったスイッチをどんどん作りたくなりました」
「難しかったですが、施設で使えるものができてよかった」
「作る楽しさと使用する方を思い、工夫するのが楽しかった」
「自分の職場でも仲間に伝えていけたらと思います」

等の声がありました。
 今後につなげたり広げたりしてくださることは講座を担当した者にとっては
大きな喜びです。
 ありがとうございました。

次回(2月20日)は、今回つくったスイッチをご紹介します。

トックン、節分には間に合わなかったのですが、こつこつ描いていました。
「やっと節分の絵完成しました」というコメントとともに、昨日、届きました!

 トックンのアート館133

『  節分2018 
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絵:トックン

トックンのイラストが絵はがきになりました
ご注文方法はこちらになります
♪トックン♪
べッドの上で、左手でトラックボール(☆)、
右手でスイッチを使い、描いています。
Windowsのアクセサリの中の「ペイント」
というソフトを使っています。
インターネットで見つけた素材を参考にしたり、
オリジナルキャラクターを考え出したりしながら、
時間をかけて一つの作品を仕上げていきます。

パソコンのマウスの役割のものが土台に乗った球状になっており、
その土台の上で球を転がすと、その方向にカーソルが
動くようになっています。
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