今日から4日連続で、訪問大学「おおきなき」(4年制)の
卒業式の様子をご紹介します。



訪問大学「おおきなき」(4年制)から、初めての卒業生です!


訪問大学「おおきなき」は、Aさんの進路先を探す特別支援学校の
進路コーディネーターの熱意に心を揺さぶられたことがきっかけになって
誕生しました。
繰り返す重い発作のため、Aさんにとって通所するのは、とても困難な
繰り返す重い発作のため、Aさんにとって通所するのは、とても困難な
ことでした。
1年前に地域ケアさぽーと研究所の訪問カレッジ@希林館がスタート
1年前に地域ケアさぽーと研究所の訪問カレッジ@希林館がスタート
していました。その背中を追う形で、Aさんを一人目の学生として、
訪問大学「おおきなき」を立ち上げました。
授業が予定されている日は、講師とお母さんで今日は授業ができそうか
どうか、確認することから始まりました。講師にもお母さんにも数少ない
授業を何とか行いたいという強い思いがありました。
Aさん自身の希望で、音楽や調理・創作、英語などさまざまな勉強をして
Aさん自身の希望で、音楽や調理・創作、英語などさまざまな勉強をして
きました。
式の中の「卒業の歌」は、Aさんが音楽療法の授業で選んだ「365日の
紙飛行機」でした。「卒業生の言葉」は、直前の授業で講師と一緒に考えました。
短いですが、心に届くうれしいメッセージでした。この言葉を聞いて訪問大学を
立ち上げて本当によかったと、しみじみと思いました。
卒業後は、生涯学習コースで学び続けます。
(相澤純一)