2018年04月

今日から4日連続で、訪問大学「おおきなき」(4年制)の
卒業式の様子をご紹介します。

        


訪問大学「おおきなき」(4年制)から、初めての卒業生です! 
Aさん

 訪問大学「おおきなき」は、Aさんの進路先を探す特別支援学校の
進路コーディネーターの熱意に心を揺さぶられたことがきっかけになって
誕生しました。
 繰り返す重い発作のため、Aさんにとって通所するのは、とても困難な
ことでした。
 1年前に地域ケアさぽーと研究所の訪問カレッジ@希林館がスタート
していました。その背中を追う形で、Aさんを一人目の学生として、
訪問大学「おおきなき」を立ち上げました。

 授業が予定されている日は、講師とお母さんで今日は授業ができそうか
どうか、確認することから始まりました。講師にもお母さんにも数少ない
授業を何とか行いたいという強い思いがありました。
 Aさん自身の希望で、音楽や調理・創作、英語などさまざまな勉強をして
きました。

 式の中の「卒業の歌」は、Aさんが音楽療法の授業で選んだ「365日の
紙飛行機」でした。「卒業生の言葉」は、直前の授業で講師と一緒に考えました。
短いですが、心に届くうれしいメッセージでした。この言葉を聞いて訪問大学を
立ち上げて本当によかったと、しみじみと思いました。

 卒業後は、生涯学習コースで学び続けます。
りせ卒業特集2


(相澤純一)

2018年4月13日、トックンが
天国に旅立ちました。
心からご冥福をお祈りします。
 
トックンのたくさんの作品は、
こちらの書庫でご覧いただけます。
 
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ひよこの会(視覚障がい児の親子の会)の最中、
廊下で人気だったモッティ
~前進、バック、左右回転、スピン走行と自由に動かせ、
            安心な電動乗用カーMottoy(モッティ)~

 神奈川県ライトセンターで行われているひよこの会に、
1年に1回ですが、スイッチや玩具をたくさん運んで、
視覚障がいのあるお子さん、親御さんに紹介する機会を
頂いています。
 いつもあれもこれもと車に詰め込みすぎてしまいます。
ラジコンのドラえもんは怖がるお子さんがいるので、
今年は留守番になってしまいました。昨年秋に発売になり、
おもちゃと絵本の部屋「おおきなき」で静かなブームに
なっているMottoy(モッティ)は、車がいっぱいになって
いたので迷いましたが、最後にモッテイくことにしました。
(ブログ上、初めてのダジャレです)。
以下のURLは販売元のインフォメーションです。
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 特別支援学校の教員をしていた時のことです。車いすの
自走は難しく、電動車いすの操作も難しそうな子どもたちは、
普段、車いすを押してもらっているので、自分で動く楽しみを
なかなか実感できません。それで、校内限定ですが、車いす
に改造した電動乗用玩具を装着し、スイッチを使って自分の
力で動く喜びを味わってもらっていました。
 数台、電動乗用玩具があれば、スイッチ操作でレースが
できました。
 一人だとあまり積極的でなくスイッチからすぐ手を離して
しまうお子さんが、レースになると目を輝かせ、スタートから
ゴールまで一瞬もスイッチから手を離さなかったことを思い
出します。

 広い場所では、障がいの重いお子さんの車いすをMottoyが
引っ張る方法もあるかと思います。ただ、Mottoyの持つ多様な
動きの面白さは、直接乗らないと体感できません。狭いおもちゃ
と絵本の部屋では、乗れそうなお子さんには直に乗ってみる
ことを勧めています。
 安全ベルトがついていることもあり、ちょっぴり怖がりだった
Cさんも安心して乗ることができ、運転を楽しむことができま
した。(写真)
 2つのレバーで操作するのは難しいのではないかと思い
ましたが、1~2回乗ると動かし方を体得するお子さんが
多いです。

 地域の療育施設の園長先生は乗り物が大好きで、就学前の
お子さんがジョイスティックで動かせる電動カーを自作されて
います。
*ジョイスティックは、例えばこういう形状の多方向に操作できるスイッチです。
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 肢体不自由のお子さんでも動かせる可能性のあるMottoyを
お見せしたらすぐ気に入ってくださり、今では施設に2台も置いて
あり、子どもたちが遊んでいるようです。
 園長先生は、このMottoyを遠隔操作できるリモコンがあることを
教えてくださいました。
http://dk-cop.com/?mode=cate&cbid=2345665&csid=0
イメージ 3
 
 このリモコンを保護者か支援者が持っていれば、お子さんの
2つのレバー操作に優先して動きをコントロールできるので、
お子さんから離れていても安全が確保できるのです。

 さて、4月7日のひよこの会では、私が部屋の中で玩具や
スイッチの説明をし、注文のあったスイッチを作っているときに、
廊下でひそかに大人気だったそうです。
 その様子は、ひよこの会のFBでご覧になれます。是非のぞいて
みてください。
 こちらが、ひよこの会のホームページです。

https://hiyokonokai-kanagawa.jimdo.com/
 こちらがFBで、Mottoyで遊んでいる様子の動画もあります。
https://www.facebook.com/hiyoko.no.kai/posts/1657687110981498

 なお、大人も乗りたくなるMottoyの体重制限は30㎏になっています。
 このMottoyにスイッチなどをつける改造方法について、試みている
方がいらっしゃいましたら教えていただければ幸いです。 
                                
(相澤純一)

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