a4979b21.jpg沙炎先生宅の茶室「雋永居」でのお茶会は、本当に楽しゅうございました。
そこで使用したお茶碗をご紹介いたします。

まず、天来翁染筆のもの。
昭和11年に島根を訪れた天来夫妻は、松江の袖師焼きの窯元でこの茶碗に揮毫されたのでした。
天来が作品頒布会で世話になった山本権七に与えたもので、権七への手紙とともに松江市内のお城の側の山本骨董店にありました。
松江に居たのは1日ほどで、すぐに隠岐の島に向かったようです。
松江は私の実家がありますが、この茶碗は東京に出てから後、帰省の折に購入いたしました。
「思無邪」という本文もさることながら、款記の素晴らしさは私の目を釘付けにしたものです。
横長の画像は、茶碗を分割撮影し繋げたものです。緑色の部分は影で、気になったので下に白い皿を敷いて撮影したら影が無くなりました。
それが、款記の部分の画像です。
小琴の茶碗もその方法で撮影しましたが、天来のはそのまま掲載しました。
天来茶碗全景