2012年11月23日

日本の文化について考える

本日もアート博覧会にお越し下さいましてありがとうございます。

オーストラリアからのお客様や
成田の歴史にご興味がお有りの方、民俗学専攻の各大学関係者様
千葉県立美術館館長様、副館長様方々
多くの皆様とお話させて頂きました。
皆様 博識でいらして
勉強させて頂ける機会を与えて頂きありがたく思います。
また地域の方とは 展示物を通して昔の話を致しました。

多くのお客様が
当館 建物に大変ご興味をお持ち頂いている事を知りました。

お越しのお客様の中には
『木造建築の実家を維持する事ができず、手の施しようがない。』
『近隣のりっぱな 昔の建物が皆無くなってしまう。』
『うちの実家も・・・。』『昔の家は・・・。』と
皆様 全国から 日本の文化を伝える伝統建築が 
日に日に無くなっている実情をお話しされております。
『うちでは維持できなかったから、大変でも是非頑張って下さい。』
『握手させて下さい。』と涙ぐまれてしまいました。

私共も決して十分に修繕・維持ができず
今回の修繕工事でも根本の工事ができませんでした。
悲しい部分と頑張っていかねばならないと思う気持ちと
半々の大変複雑な気持ちであります。

多くの方々が
日本の伝統技術を伝える建築物が消滅して行く事を
大変複雑な気持ちで残念に思っている事を感じました。

日本の伝統建築物は木造の為
湿気など気候・環境の影響を受け易く、
ヨーロッパの石造りより寿命は短いと思います。
当館も朽ち果てる寸前の場所が有り 
そここそが
もう二度と作る事のできない大切な部屋です。

データだけを撮っておけば いいと考えるかも知れませんが
今の技術では、二度と復元はできないと思います。
もし実施しても膨大な金額が必要となる為復元はできないでしょう
今回の修繕工事では費用の面で
多くの大事な場所を修理する事ができませんでした。
また、費用がない為に自身で修理に参加しました。

本来ならば時間の無くならない間に何とかしたい事ですが・・。
当館の資料を必要とするだけでなく
保存する為にはどうしたらいいのか知恵を授けて欲しいと思います

日本の建物は
そうして 全て消えて行ってしまっているのが実状です。















oonoya371 at 00:52│Comments(0)TrackBack(0)

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