「Yahoo! BB」が個人情報漏洩事件のお詫びとして、被害者に配布することを約束していた「500円相当の金券」が、ついに到着しました。
画像をクリックすると、文字がはっきり読めるようになります。
これがまた、なんというか問題ありすぎです。確かに金券には違いないのですが、図書券でも商品券でもなく、直接、郵便局か銀行に持って行って、身分証明書を提示しないと現金を受け取ることができない「特製の金券」になっています。オークション対策でしょうか?
しかも、換金期限は平成16年5月16日! (写真の下線部)
もう、2ヶ月ないじゃないですか。普通1年は換金可能でしょう?
さらに、同封されていた詫び状の末尾部分を引用します。
「追伸 同封いたしましたものは、全国の主要な銀行・郵便局において換金可能なものでございます。誠に些少ではございますが、お納めいただければと存じます。また、期限内に換金されないものにつきましては、情報社会の将来のための基金などに寄付させていただければと存じます。」
なんでしょうか、この突然出てきた「情報社会の将来のための基金」という、いかにも怪しげな団体は?
5月までに換金されなかった、最大20億円分の「金券」は、みんなそこに行くというのでしょうか?
これがあなたの誠意なんですか、孫正義さん。