たった一つの原則  こげばいいんでしょ!ごけば! (ツールドヨーロッパ選手陣)

2010年のツールドヨーロッパという自転車のイベントに参加するため、私はポルトガルの
リスボンに降り立った。
このイベントは、少し頭がおかしい鉄人レースの選手たちが考案したもので、3500キロの
ツールドフランスをはるかに超えて、欧州14カ国を横断し、5000キロも自転車をこぐという
ものだった。

1日156キロペースで、エベレスト山の4倍におなる登りをこなすという無謀なチャレンジである。
しかも、選手の平均年齢は43歳なので、このようなイベントにしては、決して若くはない。

6月1日に、選手8名が昇る太陽に向けてこぎ出した。37日間の予定なのに、初日の夜、全員
はもうくたくただった。皮膚はこげている。足はパンパンである。

3日目はスペインのアンダルシア地方に入った。そして午後になると、外気温は48度に達した。
身体は塩を吹いている。一瞬一瞬は耐えれないほどつらい。坂もある、山もある、夜になっても
ホテルに到着する様子も無い。

そこで一人の選手がつぶやいた。「こげばいいんでしょ!こげば!」
それからこの言葉は選手全員の口癖になった。「こげばいいんでしょ!こげば!」

リーダーが叫んでる「道を間違えてしまった。30キロ伸びます」
「こげばいいんでしょ!こげば!」

サポートカーからの連絡が入る、「この先峠が三つあります」「こげばいいんでしょ!こげば!」

選手が転倒し、肋骨を折り、トレーナーから言われます。「これは2週間安静の大けがです」
「こげばいいでしょ!こげば!」

スタッフからのメッセージが届きます「今晩のホテルお湯は出ません」
「こげばいいんでしょ!こげば!」

これは正しい。こぐ以外には解決策は無い。こげばいずれは目的地に到着するはずである。
37日後、チューリッヒのゴール地点に到着した。選手全員が、そして皆が自転車を頭上に

持ちあげて見つめ合って、涙ぐみながら叫んだ「申し訳ないけど俺たち格好いい!」

そうれはそうだ、人生で、実際にやる人は格好いい。他の誰にも文句はいわれようはない。
文句があるなら自分でこいでから言え。それだけのことだ。

以上ジェームススキナー著 「100%」 より抜粋 ↑↑

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なんか自転車と生き方のリンクが頭で整理できた感じがした。このしんどさ、この
つらさ、でもこげば目的地に着く。めげずに全力出し切れば・・・

タイムトライアルのレースなんかでいつも自分に約束していることがある、体調悪い時
はあっても、今、自分が出せる力を、全力で出しきろういうこと。しょうもないことだけど結構
生きざまにもリンクする

この物語のなかのたった一つの原則、原因と結果の法則、原因の無い結果は無いし、結果のない
原因はない。

何かを達成してはる人は周りにたくさんいてるけど、死ぬほど努力してはるんですよね。

結果がほしいだけではあきません。原因がないと、そもそも結果なし、そこには言い訳なし

全ては自らが選択した結果です。