2020年05月27日12:29花さんの死に思う

女子プロレスラーの木村花さんが亡くなった問題で
SNSでの誹謗中傷がその原因ではないか、と言われています。

正直、私は木村さんのことをよく存じ上げません。
問題となった番組自体も、SNSの書き込みも
見たことはありません。
しかし、このニュースを受けて、胸が張り裂けるような思いでした。

今から20年ほど前のことです。
当時は今ほどパソコンも普及していなかったし、
SNSも存在していませんでした。
スマホを持っている人もいなくて、
携帯電話だって全員が持っているわけではない時代でした。
私は、当時はしりの電子掲示板に、あることないこと書かれました。
スタートは番組の改編シーズンで
私が担当していた番組をそのまま私がMCを務めるのかどうか、
大嶋を降板させよう、という書き込みだったように思います。
匿名で、かなり長い間、私のプライバシーも含めて、
いろんな書き込みがありました。
上司にも相談し、警察にも届け出ました。
でも、当時は警察の中にもネット上のことを取り締まる部署はなく、
結局、だれが書いたか、突き止めることはできませんでした。
私にできることは、なるべく平穏を装って、
淡々と、仕事に励む以外、ありませんでした。

地方局のいちアナウンサーにしかすぎない私でも
あれだけ苦しめられました。
ましてや、木村さんは全世界に配信される番組にも出演されていて
その注目度が高まれば高まるほど、SNSでの書き込みも過激なものになったのは
簡単に想像できます。
いくら気にするなと言っても、22歳の女性が負った心の傷を考えると
とても他人のことと思えません。
私も普段、テレビの仕事に携わっている一人として
このような状態になるまで、制作者も何か手を打てなかったのかと考えます。
そして、私が苦しめられた20年前から、何も社会が変わっていない、
むしろさらに状況は悪化していることを考えると、
何か私にできることはなかったのか、とも考えます。

このようなことを書くと、またどんなことを思われるか、
またどこでどんなことを書かれるかと思わないわけではありません。
でも、私は、どうしても言いたい。
書いた人は気軽な気持ちで、ストレスのはけ口で、
何かあったらアカウントを消せばいいや、くらいの気持ちで、
もしかしたら書いたことすら忘れているかもしれない。
でも、書かれた方はけして忘れません。

そして、私は信じたいです。
きっと、こんなことがいつまでも放置される社会が続くはずはない、と。

木村花さんのご冥福を心からお祈りいたします。

朝日新聞








2020年05月25日13:03実は還暦ではない
松尾さん誕生日
きょうは私たちの愛すべき先輩 還暦記者こと松尾高志記者の
59回目のお誕生日です!
実は「還暦記者」ではなく、「もうすぐ還暦記者」なのです。
松尾高志記者のコーナー「還暦記者どこへ?」は毎週火曜日の放送。
あすも松尾さんのキレッキレのリポートをお楽しみに!

ke-ki

松尾さんとケーキ

長崎市富士見町のケーキ屋さん「花月堂」に
松尾さんの似顔絵ケーキを作ってもらいました。
どうですか?そっくりですよね~
松尾さん、還暦まであと1年。
これからも体に気を付けて、バリバリ取材してくださいね!




2020年05月14日11:10巣立ちの季節
ヒナ

郵便受け

NCCでここ5年、毎年、取材をさせてもらっている
西彼・長与町の野中さんのお宅の郵便受けで子育てをするシジュウカラ
きのう、取材にうかがってみると
すでに産毛も生え変わり、巣立ち直前の小鳥たちが出迎えてくれました。
そして、なんと、私たちの目の前で
(正直言うと、小鳥を見ようと郵便受けを開けたタイミングで)
1羽の小鳥が巣立っていったのです!
感動的な場面に立ち会った興奮と、
私たちが巣立ちのタイミングを早めてしまったかもしれないという切なさと…
何とも言えない後味ですが

しかし、小鳥が予期せぬタイミングで巣立った瞬間、
親鳥がその小鳥の後を追い、
きちんと世界への第一歩のフォローをしているのには感動しました。
もっと言うと、シジュウカラって、
餌を取りに行くにもつがい2羽が常に一緒に行動して、
巣に戻るときには1羽が遠くで見張ってタイミングを知らせます。
あんなに小さな体で、卵をたくさん産んで、
ふ化させた後は一日中、飛び回って子育てをする…
巣立ちの準備ができると、飛び方や餌の取り方を横について指導する…
シジュウカラってすごいわ!
シジュウカラの寿命ってだいたい1年半くらいと言われているらしく、
それで言うと、私たちが5年間、見ているシジュウカラは
親子?孫?
もしかすると最初のシジュウカラのひ孫あたりが今は子育てしていたりして。。。

家主の野中さんは、毎年、このシジュウカラが郵便受けにやってくるのを
本当に楽しみになさっていて、
昨日も巣立った小鳥を愛おしそうに眺めてらっしゃいました。
(そして、郵便受けを開けた私たちを、少し恨めしそうな目で見ていました…)

シジュウカラさん、来年も絶対に、野中さんの郵便受けに戻ってきてくださいね♪