2009年06月11日

ジョイントコーポの続報

ジョイントコーポ先月末、会社更生法の適用を申請したジョイントコーポの折込チラシが入ってきた。『大海原を望む「隠れ雅」あり』。「アデニウム熱海濱ノ離宮」の物件案内である。とにもかくにも、物件を売却しなければ五洋建設に工事代金が支払えない。

ファンド経由でジョイントコーポレーションに出資し、筆頭株主でああったオリックスが全株を市場売却したという。会社更生法の適用申請で株式の価値が棄損し、投資の回収が難しいと判断したとのこと。

一年前、次世代型DPFの市場投入が期待されていたトスコが会社更生法を申請した。DPFの商品化を支援するために第三者割当増資引き受けた筆頭株主となった伊藤忠商事は、トスコ株を市場売却しなかった。

トスコの次世代型DPFは、トスコ倒産後にあのホンダと共同特許を保有していることが判明した。さらに、伊藤忠商事は「次世代DPF事業推進室」を存続させていることも明らかに。伊藤忠は明らかに次世代型DPFを必要としている。

OOTAMAの日記:伊藤忠商事の

「このバカ、いつまでも次世代型DPFにこだわってやがる。くだらないブログなんかいい加減に止めろ」。そう思う読者も当然いることだろう。このブログを止めるのは、06年初頭に宣言したとおり、次世代型DPFのデビューを見届けたとき、もしくは、物理的に新たな書き込みが不可能になったときのみ。

今でも、ホンダの次世代ディーゼル(i-DTEC)が、次世代型DPFを搭載してくれるものと信じている。ガソリンハイブリッド車の低価格化が進行するとともに、ディーゼル車の排ガス処理装置のコスト削減が喫緊の課題となっている。既存のハニカムセラミックDPFは性能、コストともに限界に近づいている。ディーゼル排ガス浄化装置のブレイクスルーは、セラミック不織布(宇部興産製チラノ繊維)からなる次世代型DPFによってもたらされるはずである。

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この記事へのコメント
本日、本命視している銘柄が吹きました。昨日あたり、新規に売り建てた大口個人さんは泣いていることでしょう。感謝、感謝。年初来安値より4倍以上の水準ですが、個人的には依然として割安と考えています。

売り建てといえば、どこかの教習所が某銘柄を大量に売り建てていますが、果たして大丈夫なのでしょうか。教習所の経営に致命傷とならなければ良いのですが。
Posted by ootama at 2009年06月11日 21:40
いよいよ「フェーズ6」の発令が不可避と思われます。高温多湿になってもウィルスの感染力があまり衰えないようで、なめてかからないほうが良いようです。

昨日あたりから「紡」銘柄が頭をもたげはじめています。
Posted by ootama at 2009年06月11日 22:10