平成24年 千葉・大相撲愛好会
大 相 撲 情 報b>
目次
◆ 日馬富士が奉納土俵入り
明治神宮で横綱土俵入りをする日馬富士
大勢の見物客の前で初の奉納土俵入りを披露する横綱日馬富士。太刀持ち安美錦(左)、露払い宝富士
大相撲の第70代横綱に昇進した日馬富士関(28)が28日、東京都渋谷区の明治神宮で奉納土俵入りを行い、約3000人のファンの前で不知火型を初めて披露した。
新横綱は太刀持ちに安美錦関、露払いに宝富士関を従えて登場。ややぎこちない動きもあったが、両腕を大きく広げて攻めの姿勢を表現する不知火型のせり上がりは力強かった。日馬富士関は「一つ一つの動きに深い意味がある。心を込めてやりました」と話した。
同じ不知火型だった師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)のような美しい土俵入りを目指すという。前夜は師匠の現役時代のビデオを見ながら動きを確認し、本番に備えた。
所作を指導した同親方は、自身が使っていた三つぞろいの化粧まわしを締めた弟子の晴れ姿に感慨深げ。「無事に終わってよかった。(太刀持ち、露払いを含め)3人とも自分の弟子。心配もしたが、感激した」と語った。
土俵入りに先立って横綱推挙式も行われ、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)から推挙状と、27日の「綱打ち」で作られた純白の横綱が手渡された。
◆ 日馬富士が初の土俵入りを披露、ファンから声援
不知火型の土俵入りを披露する横綱日馬富士(28日午後、東京都渋谷区の明治神宮で)
日馬富士が土俵入りを披露(動画はココをクリック)
大相撲の第70代横綱・日馬富士(28)(モンゴル出身、伊勢ヶ浜部屋)が28日、東京・明治神宮で初の土俵入りを披露した。
太刀持ちに安美錦、露払いに宝富士を従えて登場。やや緊張した表情ながら、せり上がりで両腕を左右に開く不知火(しらぬい)型の土俵入りを奉納すると、約3000人のファンから声援が飛んだ。日馬富士は「美しい土俵入りを目指し、一つ一つの動きに心を込めた」と笑顔を見せた。
5年4か月ぶりに新横綱が誕生した。
◆ 日馬が奉納土俵入り、不知火型を堂々披露
不知火型のせり上がりを披露する新横綱日馬富士。太刀持ちは安美錦
新横綱日馬富士(28=伊勢ケ浜)が28日、東京・明治神宮で横綱推挙状授与式に臨み、奉納土俵入りを行った。前日の稽古では苦戦したが、不知火型の土俵入りをミスなく堂々と披露。約3000人の観客から拍手を受けた。「親方みたいに美しい土俵入りを目指して、一生懸命やりました。気持ち良かったです」と振り返った。太刀持ちは安美錦、露払いは宝富士。土俵入りした3人の弟子を見守った伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「無事に終わってよかった。心配したけど、感激もする。3人とも自分の弟子だからね」と喜んでいた。
◆ 日馬富士、反省口上「横綱を自覚して精進」伊勢ケ浜親方からは「心得5か条」
伝達式で無邪気に駆け寄る長女・ニャムジャラガルちゃん(左から2人目)をあやす日馬富士(右から母・ミャグマルスレンさん、次女・ヒシゲジャルガルちゃん、バトトール夫人)
日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議および臨時理事会を開き、秋場所で2場所連続全勝優勝したモンゴル出身の日馬富士(28)=伊勢ケ浜=の横綱昇進を満場一致で正式決定した。昇進伝達式での口上は「全身全霊」の四字熟語に加え「横綱を自覚して」という文言を入れ、25日の「麻もみ」での行動に対し反省の意を表した。一方、北の湖理事長(59)は問題視、今後は師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)へ厳しく指導、注意することを求めた。
東京・江東区の伊勢ケ浜部屋。硬い表情の日馬富士のもとへ、協会から使者として派遣された八角理事(元横綱・北勝海)、玉垣審判委員(元小結・智乃花)が到着した。満場一致での横綱推挙が伝えられると、表情が少しこわばった。
「謹んでお受けいたします。横綱を自覚して、全身全霊で相撲道に精進します」。「緊張してかんだ」と、やや早い口調で述べた。それだけに、自己採点は「45点だね…」と苦笑いだった。
大関昇進時にも述べた「全身全霊」の言葉に加え「改心」と「反省」の思いを口上に込めた。25日の「麻もみ」ではガムをかみながら見学するなど、問題行動を起こした。だが一夜明け、日馬富士は「(前日は)初めてで何が何だか分からなかった…。これからそういったことを見られると思うので、気をつけないといけない。ものすごく反省しています」と神妙な表情で謝罪の意を表した。
千秋楽翌日の24日には、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から「横綱の心得5か条」を言い渡されていた。「日馬富士」の名付け親で神奈川・秦野市の出雲大社相模分祠(ぶんし)の草山清和宮司によれば、先輩横綱でもある師匠は「私的な時間はないと思え」「世の中のためになれ」などと、弟子に説いていたという。草山さんは「(日馬富士は)背筋を伸ばして聞いていました」と証言した。
口上は師匠と、部屋のおかみさんの杉野森淳子さん(49)と相談して決めた。「自覚」という言葉は、おかみさんの勧めで入れた。淳子さんは「大関と横綱は全然違う。すべての力士の手本になるように頑張ってほしいという思いを込めました。いろいろなことを背負っていかなければいけませんし」と説明した。
伊勢ケ浜部屋前で騎馬の上に乗り笑顔(動画はここをクリック)
横綱審議委員会からは「張り手禁止令」を出されたが、日馬富士は「わざとやってるわけではないんです」としながらも「気をつけます」と改める姿勢を見せた。さらに「皆さんの見本になる生き方をしたい。ファンに感動と勇気を与えられたら。相撲をもっと好きになってもらうのが僕の役目」と決意表明した。27日には初めて横綱を締めるだけに、一層気も引き締まるはずだ。改心した第70代横綱が、師匠の教えを胸に角界をけん引していく。
◆妻「次は男の子」
〇…日馬富士の妻・バトトールさん(25)も伝達式を見守り「横綱としてはこれからが始まり。一生懸命頑張ってもらい、私も(夫を)心配させないようにしたい」と土俵外でのサポートを約束した。秋場所中は母国・モンゴルから牛肉を仕入れ、特製うどんスープをほぼ毎晩ふるまった。現在、子どもは2女だけに「男の子も欲しい」と希望。10月中には「できたら(夫の)お父さんの墓参りをしたい」と話した。
◆ 日馬富士、綱しめて土俵入り稽古 師匠が不知火型を指導
師匠が不知火型を懸命の指導
70代横綱に昇進した日馬富士が用いる「横綱」の綱打ちと、土俵入りの稽古が27日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋であった。
同じ一門である春日山・伊勢ケ浜連合の若い衆ら約40人が、銅線と麻を包んださらし布3本をより合わせ、約2時間で綱を打ち上げた。
その後、打ったばかりの横綱を締めた日馬富士が、不知火(しらぬい)型の土俵入りを稽古。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が約50分、指導した。「すごく緊張した。難しかったです。どこの筋肉を使うか、分からなかった」と日馬富士。
28日の東京・明治神宮での横綱推挙状の授与後、初めて土俵入りを披露する。「みなさんにきれいな土俵入りを見せたい。きょう1日稽古です」と気を引き締めた。
◆不知火型
土俵入りのせり上がりのとき、両手を左右に開く。積極的な攻撃を示すといわれ、背に回った結び目の輪が2つ。第11代横綱不知火光右衛門の豪快かつ優美な型を踏襲したといわれるが、現在の土俵入りは第22代横綱太刀山の型を基にしている。
◆横綱の綱
▽材料
麻20キロ、キャラコ(さらし木綿)60メートル(約6反)、銅線4.5メートル×6本、米ぬか約80キロ。(日馬富士の場合、2本分)
▽作り方
前日までに麻に米ぬかをまぶして軟らかくする(麻もみ)。その後、麻を3等分する。キャラコを2反重ねたものの中に入れ、麻の真ん中に銅線を通して芯を作り、編んでいく。
▽重さ・長さ
5メートル前後で約5キロ。不知火型の綱は結び目を2つ作るため、雲竜型よりやや長め。
◆ 日馬一夜漬けで土俵入り練習
伊勢ケ浜親方(右)の指導で土俵入りの稽古をする日馬富士
新横綱日馬富士(28=伊勢ケ浜)が27日、不知火型の土俵入りを稽古した。所作を覚えるのに苦戦し、稽古終了まで51分かかった。指導した伊勢ケ浜親方(52=元横綱旭富士)は「時間かかったね。イメージしてなかったんだろうね。少しくらい、家でやってくればいいのに」と苦笑いした。
土俵に入り、仕切り線まで向かう時、踏み出す足を間違えた。初めは、正面に尻を向けてしまう場面もあった。右で四股を踏み、両手を左右に広げたせり上がり。その次は、再び右で踏むところが、左になりそうになる。師匠に手本を見せてもらったが、なかなか頭に入らなかった。この日は、通しで3回だけ、どうにか成功させた。
一門の力士ら約40人が集結した綱打ち式。午前9時すぎから約2時間かけて綱が完成した。締めてもらった日馬富士は「着けることができるなんて、神様に感謝です」と喜びいっぱい。しかし、土俵入りで苦労し「見るのとやるのとでは、全然違った。今日1日、練習です」と、さらなる稽古を誓った。
今日の明治神宮を終えると、明日29日は栃乃洋引退相撲で1回、10月1日の力士選士権では明治神宮と国技館で1回ずつ、土俵入りの予定がある。すでに、師匠の現役時代のビデオも見た。「ウチの親方は、きれいな土俵入りで有名。親方みたいな土俵入りをしたい」と晴れ舞台に思いをはせた。
◆ 日馬富士、綱作り中にガムをクチャクチャ…第70代横綱誕生
力士たちのもんだ麻を手に笑顔を見せる日馬富士(中)
大相撲の第70代横綱に昇進する大関・日馬富士(28)=伊勢ケ浜=が25日、昇進目前で問題行動を起こした。都内の伊勢ケ浜部屋の稽古場で横綱を作るための「麻もみ」をガムをかみながら見学。26日には九州場所の番付編成会議と理事会を経て横綱昇進が正式に決まるが、神聖な儀式の最中にガムをかむ姿には、懸念されている品格問題が早くも露呈された形だ。
日馬富士はガムをかんでいた。横綱誕生の際の最初の儀式となる麻もみ。同じ春日山・伊勢ケ浜連合の若い力士約40人が午前中から汗を流して綱を作る下ごしらえをする中、横綱昇進が事実上決まった主役は午後2時前に上機嫌で登場した。「ありがとうございます。これから一生懸命頑張っていくのでよろしくお願いします」と頭は下げたが、口の中にはガム。自らが立っていた場所はブルーシートに覆われていたが、力士には最も神聖な土俵上だった。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が不在で勢いに乗りすぎたのか、報道陣の囲み取材中にはビールで乾杯もした。こうした行動に協会幹部は「考えられない。若い衆が自分のためにやってくれていることを自覚していない。先が思いやられる」と嘆いた。
あの朝青龍を連想させる態度から、協会内では品格問題が早くから不安視されていた。24日の横綱審議委員会では、張り手の禁止など土俵態度の改善も通告された。周囲の懸念を自覚しているのか、26日の横綱昇進伝達式の口上では「品格」の言葉を織り込むことを検討しているという。部屋関係者は、すでに明かしている大関昇進時に使った四字熟語の「全身全霊」に加え、師匠の横綱昇進時に贈られた横綱推挙状にある「品格力量抜群に付き横綱に推挙する」を参考にし「品格が入るようだ」と証言した。
昇進前日の心境を「パニック状態。毎日、何が何だか分からない」と興奮して明かした。口上で横綱としての品格を誓うことで、昇進後は今回のような行動は2度とないことを信じたい。ただ、着ていた浴衣はくしくも「朝青龍」の名入り。不安は加速する。
◆ 横審品格に注文!日馬に“モンゴリアンチョップ”禁止
秋場所10日目、日馬富士(右)は高安の左ほおに強烈な張り手を見舞った
新横綱恒例の明治神宮での奉納土俵入りに加え、「学問の神様」として知られる福岡・太宰府天満宮で横綱土俵入りが計画されていることが分かった。
わずか16分。満場一致で横審は日馬富士を横綱へ推挙した。鶴田卓彦委員長(85)は「反対はなかった。(白鵬の)一人横綱で寂しかったが、2人で花が2輪咲いて華やかで熱がこもり、ファンも喜ぶと思う」と“白馬時代”到来による人気の再燃に期待した。
一方、委員会では再三指摘された品格への注文もついた。中でも問題となったのが土俵態度。今場所も何度も出た張り手には、不満が続出した。北村正任委員(71)は「張り手など品のよくない技を注意する意見もあった」と明かした。沢村田之助委員(80)も「張り差しなんかはしない方がいい」と各委員から張り手禁止令が飛び出した。
真っ向から技を受けて立つのが横綱。張り手など相手を痛めつけるような技は、綱の品格に欠ける。秋場所10日目(18日)には、高安に左右の張り手を見舞い、顎に頭突きを決めてKO勝ち。強烈な“モンゴリアンチョップ”は持ち味ではあるが、鶴田委員長は「ファンが見て気持ちのよくない技はしない方がいい。幕下ならともかく横綱になったのだから、より自覚を持って対応してもらいたい」と苦言を呈した。内山斉委員(77)は「審判部へ注文がついた」と明かし、今後は審判部を通じて師匠の伊勢ケ浜親方と日馬富士へ張り手禁止が通達される。
2場所連続全勝Vも夏場所は8勝7敗。委員から不安定な成績を指摘する意見も出たが、鶴田委員長は「あんなに強くなるとは予想外。2場所連続全勝優勝で前より力がついた」と評価した。横綱としての力量と品格を備えているのか。答えは九州場所で出る。
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