2012年09月

日馬富士、奉納土俵入り


平成24年 千葉・大相撲愛好会
大 相 撲 情 報


10月例会:日時平成24年10月6日(土) 午前9時30分  
於:東部公民館 皆さんご参加ください!!

東京国技館大阪体育館愛知県体育館福岡国際センター

平成二十四年大相撲愛好会

11月11日(日)横綱2人 場所開幕!




“ 日馬富士、第70代横綱と成る! ”


目次



  • ◆ 日馬富士が奉納土俵入り

  • ◆ 日馬富士が初の土俵入りを披露、ファンから声援

  • ◆ 日馬が奉納土俵入り、不知火型を堂々披露

  • ◆ 日馬富士、反省口上「横綱を自覚して精進」伊勢ケ浜親方からは「心得5か条」

  • ◆ 日馬富士、綱しめて土俵入り稽古 師匠が不知火型を指導

  • ◆ 日馬一夜漬けで土俵入り練習

  • ◆ 日馬富士、綱作り中にガムをクチャクチャ…第70代横綱誕生

  • ◆ 横審品格に注文!日馬に“モンゴリアンチョップ”禁止


  •  「千葉・大相撲愛好会」会員募集のお知らせ!




  • ◆ 日馬富士が奉納土俵入り


    奉納土俵入り1
    明治神宮で横綱土俵入りをする日馬富士

    土俵入り4
    大勢の見物客の前で初の奉納土俵入りを披露する横綱日馬富士。太刀持ち安美錦(左)、露払い宝富士

     大相撲の第70代横綱に昇進した日馬富士関(28)が28日、東京都渋谷区の明治神宮で奉納土俵入りを行い、約3000人のファンの前で不知火型を初めて披露した。
     新横綱は太刀持ちに安美錦関、露払いに宝富士関を従えて登場。ややぎこちない動きもあったが、両腕を大きく広げて攻めの姿勢を表現する不知火型のせり上がりは力強かった。日馬富士関は「一つ一つの動きに深い意味がある。心を込めてやりました」と話した。
     同じ不知火型だった師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)のような美しい土俵入りを目指すという。前夜は師匠の現役時代のビデオを見ながら動きを確認し、本番に備えた。
     所作を指導した同親方は、自身が使っていた三つぞろいの化粧まわしを締めた弟子の晴れ姿に感慨深げ。「無事に終わってよかった。(太刀持ち、露払いを含め)3人とも自分の弟子。心配もしたが、感激した」と語った。
     土俵入りに先立って横綱推挙式も行われ、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)から推挙状と、27日の「綱打ち」で作られた純白の横綱が手渡された。






    ◆ 日馬富士が初の土俵入りを披露、ファンから声援


    土俵入り2
    不知火型の土俵入りを披露する横綱日馬富士(28日午後、東京都渋谷区の明治神宮で)

    土俵入り3
    日馬富士が土俵入りを披露(動画はココをクリック)

     大相撲の第70代横綱・日馬富士(28)(モンゴル出身、伊勢ヶ浜部屋)が28日、東京・明治神宮で初の土俵入りを披露した。
     太刀持ちに安美錦、露払いに宝富士を従えて登場。やや緊張した表情ながら、せり上がりで両腕を左右に開く不知火(しらぬい)型の土俵入りを奉納すると、約3000人のファンから声援が飛んだ。日馬富士は「美しい土俵入りを目指し、一つ一つの動きに心を込めた」と笑顔を見せた。

    肩車A
    5年4か月ぶりに新横綱が誕生した。







    ◆ 日馬が奉納土俵入り、不知火型を堂々披露


    土俵入り4
    不知火型のせり上がりを披露する新横綱日馬富士。太刀持ちは安美錦

     新横綱日馬富士(28=伊勢ケ浜)が28日、東京・明治神宮で横綱推挙状授与式に臨み、奉納土俵入りを行った。前日の稽古では苦戦したが、不知火型の土俵入りをミスなく堂々と披露。約3000人の観客から拍手を受けた。「親方みたいに美しい土俵入りを目指して、一生懸命やりました。気持ち良かったです」と振り返った。太刀持ちは安美錦、露払いは宝富士。土俵入りした3人の弟子を見守った伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「無事に終わってよかった。心配したけど、感激もする。3人とも自分の弟子だからね」と喜んでいた。






    ◆ 日馬富士、反省口上「横綱を自覚して精進」伊勢ケ浜親方からは「心得5か条」


    家族と共に
    伝達式で無邪気に駆け寄る長女・ニャムジャラガルちゃん(左から2人目)をあやす日馬富士(右から母・ミャグマルスレンさん、次女・ヒシゲジャルガルちゃん、バトトール夫人)

     日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議および臨時理事会を開き、秋場所で2場所連続全勝優勝したモンゴル出身の日馬富士(28)=伊勢ケ浜=の横綱昇進を満場一致で正式決定した。昇進伝達式での口上は「全身全霊」の四字熟語に加え「横綱を自覚して」という文言を入れ、25日の「麻もみ」での行動に対し反省の意を表した。一方、北の湖理事長(59)は問題視、今後は師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)へ厳しく指導、注意することを求めた。
     東京・江東区の伊勢ケ浜部屋。硬い表情の日馬富士のもとへ、協会から使者として派遣された八角理事(元横綱・北勝海)、玉垣審判委員(元小結・智乃花)が到着した。満場一致での横綱推挙が伝えられると、表情が少しこわばった。
     「謹んでお受けいたします。横綱を自覚して、全身全霊で相撲道に精進します」。「緊張してかんだ」と、やや早い口調で述べた。それだけに、自己採点は「45点だね…」と苦笑いだった。
     大関昇進時にも述べた「全身全霊」の言葉に加え「改心」と「反省」の思いを口上に込めた。25日の「麻もみ」ではガムをかみながら見学するなど、問題行動を起こした。だが一夜明け、日馬富士は「(前日は)初めてで何が何だか分からなかった…。これからそういったことを見られると思うので、気をつけないといけない。ものすごく反省しています」と神妙な表情で謝罪の意を表した。
     千秋楽翌日の24日には、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から「横綱の心得5か条」を言い渡されていた。「日馬富士」の名付け親で神奈川・秦野市の出雲大社相模分祠(ぶんし)の草山清和宮司によれば、先輩横綱でもある師匠は「私的な時間はないと思え」「世の中のためになれ」などと、弟子に説いていたという。草山さんは「(日馬富士は)背筋を伸ばして聞いていました」と証言した。
     口上は師匠と、部屋のおかみさんの杉野森淳子さん(49)と相談して決めた。「自覚」という言葉は、おかみさんの勧めで入れた。淳子さんは「大関と横綱は全然違う。すべての力士の手本になるように頑張ってほしいという思いを込めました。いろいろなことを背負っていかなければいけませんし」と説明した。

    肩車B
    伊勢ケ浜部屋前で騎馬の上に乗り笑顔(動画はここをクリック)

     横綱審議委員会からは「張り手禁止令」を出されたが、日馬富士は「わざとやってるわけではないんです」としながらも「気をつけます」と改める姿勢を見せた。さらに「皆さんの見本になる生き方をしたい。ファンに感動と勇気を与えられたら。相撲をもっと好きになってもらうのが僕の役目」と決意表明した。27日には初めて横綱を締めるだけに、一層気も引き締まるはずだ。改心した第70代横綱が、師匠の教えを胸に角界をけん引していく。

     ◆妻「次は男の子」
     〇…日馬富士の妻・バトトールさん(25)も伝達式を見守り「横綱としてはこれからが始まり。一生懸命頑張ってもらい、私も(夫を)心配させないようにしたい」と土俵外でのサポートを約束した。秋場所中は母国・モンゴルから牛肉を仕入れ、特製うどんスープをほぼ毎晩ふるまった。現在、子どもは2女だけに「男の子も欲しい」と希望。10月中には「できたら(夫の)お父さんの墓参りをしたい」と話した。






    ◆ 日馬富士、綱しめて土俵入り稽古 師匠が不知火型を指導


    稽古1
    師匠が不知火型を懸命の指導

     70代横綱に昇進した日馬富士が用いる「横綱」の綱打ちと、土俵入りの稽古が27日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋であった。
     同じ一門である春日山・伊勢ケ浜連合の若い衆ら約40人が、銅線と麻を包んださらし布3本をより合わせ、約2時間で綱を打ち上げた。
     その後、打ったばかりの横綱を締めた日馬富士が、不知火(しらぬい)型の土俵入りを稽古。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が約50分、指導した。「すごく緊張した。難しかったです。どこの筋肉を使うか、分からなかった」と日馬富士。
     28日の東京・明治神宮での横綱推挙状の授与後、初めて土俵入りを披露する。「みなさんにきれいな土俵入りを見せたい。きょう1日稽古です」と気を引き締めた。

     ◆不知火型
     土俵入りのせり上がりのとき、両手を左右に開く。積極的な攻撃を示すといわれ、背に回った結び目の輪が2つ。第11代横綱不知火光右衛門の豪快かつ優美な型を踏襲したといわれるが、現在の土俵入りは第22代横綱太刀山の型を基にしている。
    ◆横綱の綱
    ▽材料

     麻20キロ、キャラコ(さらし木綿)60メートル(約6反)、銅線4.5メートル×6本、米ぬか約80キロ。(日馬富士の場合、2本分)
    ▽作り方
     前日までに麻に米ぬかをまぶして軟らかくする(麻もみ)。その後、麻を3等分する。キャラコを2反重ねたものの中に入れ、麻の真ん中に銅線を通して芯を作り、編んでいく。
    ▽重さ・長さ
     5メートル前後で約5キロ。不知火型の綱は結び目を2つ作るため、雲竜型よりやや長め。






    ◆ 日馬一夜漬けで土俵入り練習


    稽古2


    1稽古3
    伊勢ケ浜親方(右)の指導で土俵入りの稽古をする日馬富士

     新横綱日馬富士(28=伊勢ケ浜)が27日、不知火型の土俵入りを稽古した。所作を覚えるのに苦戦し、稽古終了まで51分かかった。指導した伊勢ケ浜親方(52=元横綱旭富士)は「時間かかったね。イメージしてなかったんだろうね。少しくらい、家でやってくればいいのに」と苦笑いした。
     土俵に入り、仕切り線まで向かう時、踏み出す足を間違えた。初めは、正面に尻を向けてしまう場面もあった。右で四股を踏み、両手を左右に広げたせり上がり。その次は、再び右で踏むところが、左になりそうになる。師匠に手本を見せてもらったが、なかなか頭に入らなかった。この日は、通しで3回だけ、どうにか成功させた。
     一門の力士ら約40人が集結した綱打ち式。午前9時すぎから約2時間かけて綱が完成した。締めてもらった日馬富士は「着けることができるなんて、神様に感謝です」と喜びいっぱい。しかし、土俵入りで苦労し「見るのとやるのとでは、全然違った。今日1日、練習です」と、さらなる稽古を誓った。
     今日の明治神宮を終えると、明日29日は栃乃洋引退相撲で1回、10月1日の力士選士権では明治神宮と国技館で1回ずつ、土俵入りの予定がある。すでに、師匠の現役時代のビデオも見た。「ウチの親方は、きれいな土俵入りで有名。親方みたいな土俵入りをしたい」と晴れ舞台に思いをはせた。






    ◆ 日馬富士、綱作り中にガムをクチャクチャ…第70代横綱誕生


    綱つくり
    力士たちのもんだ麻を手に笑顔を見せる日馬富士(中)

     大相撲の第70代横綱に昇進する大関・日馬富士(28)=伊勢ケ浜=が25日、昇進目前で問題行動を起こした。都内の伊勢ケ浜部屋の稽古場で横綱を作るための「麻もみ」をガムをかみながら見学。26日には九州場所の番付編成会議と理事会を経て横綱昇進が正式に決まるが、神聖な儀式の最中にガムをかむ姿には、懸念されている品格問題が早くも露呈された形だ。
     日馬富士はガムをかんでいた。横綱誕生の際の最初の儀式となる麻もみ。同じ春日山・伊勢ケ浜連合の若い力士約40人が午前中から汗を流して綱を作る下ごしらえをする中、横綱昇進が事実上決まった主役は午後2時前に上機嫌で登場した。「ありがとうございます。これから一生懸命頑張っていくのでよろしくお願いします」と頭は下げたが、口の中にはガム。自らが立っていた場所はブルーシートに覆われていたが、力士には最も神聖な土俵上だった。
     師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が不在で勢いに乗りすぎたのか、報道陣の囲み取材中にはビールで乾杯もした。こうした行動に協会幹部は「考えられない。若い衆が自分のためにやってくれていることを自覚していない。先が思いやられる」と嘆いた。
     あの朝青龍を連想させる態度から、協会内では品格問題が早くから不安視されていた。24日の横綱審議委員会では、張り手の禁止など土俵態度の改善も通告された。周囲の懸念を自覚しているのか、26日の横綱昇進伝達式の口上では「品格」の言葉を織り込むことを検討しているという。部屋関係者は、すでに明かしている大関昇進時に使った四字熟語の「全身全霊」に加え、師匠の横綱昇進時に贈られた横綱推挙状にある「品格力量抜群に付き横綱に推挙する」を参考にし「品格が入るようだ」と証言した。
     昇進前日の心境を「パニック状態。毎日、何が何だか分からない」と興奮して明かした。口上で横綱としての品格を誓うことで、昇進後は今回のような行動は2度とないことを信じたい。ただ、着ていた浴衣はくしくも「朝青龍」の名入り。不安は加速する。







    ◆ 横審品格に注文!日馬に“モンゴリアンチョップ”禁止


    蒙古流張手
    秋場所10日目、日馬富士(右)は高安の左ほおに強烈な張り手を見舞った

     新横綱恒例の明治神宮での奉納土俵入りに加え、「学問の神様」として知られる福岡・太宰府天満宮で横綱土俵入りが計画されていることが分かった。
     わずか16分。満場一致で横審は日馬富士を横綱へ推挙した。鶴田卓彦委員長(85)は「反対はなかった。(白鵬の)一人横綱で寂しかったが、2人で花が2輪咲いて華やかで熱がこもり、ファンも喜ぶと思う」と“白馬時代”到来による人気の再燃に期待した。
     一方、委員会では再三指摘された品格への注文もついた。中でも問題となったのが土俵態度。今場所も何度も出た張り手には、不満が続出した。北村正任委員(71)は「張り手など品のよくない技を注意する意見もあった」と明かした。沢村田之助委員(80)も「張り差しなんかはしない方がいい」と各委員から張り手禁止令が飛び出した。
     真っ向から技を受けて立つのが横綱。張り手など相手を痛めつけるような技は、綱の品格に欠ける。秋場所10日目(18日)には、高安に左右の張り手を見舞い、顎に頭突きを決めてKO勝ち。強烈な“モンゴリアンチョップ”は持ち味ではあるが、鶴田委員長は「ファンが見て気持ちのよくない技はしない方がいい。幕下ならともかく横綱になったのだから、より自覚を持って対応してもらいたい」と苦言を呈した。内山斉委員(77)は「審判部へ注文がついた」と明かし、今後は審判部を通じて師匠の伊勢ケ浜親方と日馬富士へ張り手禁止が通達される。
     2場所連続全勝Vも夏場所は8勝7敗。委員から不安定な成績を指摘する意見も出たが、鶴田委員長は「あんなに強くなるとは予想外。2場所連続全勝優勝で前より力がついた」と評価した。横綱としての力量と品格を備えているのか。答えは九州場所で出る。







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    日馬富士、第70代横綱が誕生!


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    大 相 撲 情 報


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    9月23日(日)秋場所  閉幕!




    “ 日馬富士、第70横綱と成る! ”


    目次



  • ◆ 新横綱・日馬富士が誕生 「全身全霊で精進」

  • ◆ 横綱の麻揉みをする日馬富士

  • ◆ 稀勢の里 母校で講演&野球


  •  「千葉・大相撲愛好会」会員募集のお知らせ!




  • ◆ 新横綱・日馬富士が誕生 「全身全霊で精進」


    伝達式2
    横綱昇進を伝える使者に口上を述べる日馬富士(中央)

    めで鯛
    横綱昇進を祝い、タイを掲げる日馬富士

     日本相撲協会は26日朝、東京・国技館で審判部による「番付編成会議」を開き、満場一致で、2場所連続の全勝優勝を果たした大関日馬富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=を「70代横綱」に推挙した。直後に開かれた臨時理事会で承認され、新横綱日馬富士が誕生した。
     相撲協会はただちに、理事の八角広報部長(元横綱北勝海)を正使に、一門の審判委員の玉垣親方(元小結智乃花)を副使とする昇進伝達の使者を派遣。東京都江東区の伊勢ケ浜部屋を訪れ、日馬富士と伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に横綱昇進を伝えた。
     髪を大いちょうに結い、五つ紋の羽織(はおり)袴(はかま)の正装に身を包んだ日馬富士は両手をつき、「横綱を自覚して、全身全霊で相撲道に精進します」と口上を述べた。






    ◆ 横綱の麻揉みをする日馬富士


    麻揉みする日馬富士
    横綱に推挙された日馬富士は、麻揉み作業で出来上がった綱の素材を手に満面の笑顔

     大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)が25日、横綱昇進伝達式で述べる口上を完成させた。大関昇進時に述べた「全身全霊」を入れる予定で、仕上がりに自信をみせた。この日は、綱打ちのために一門の若い衆による「麻もみ」が行われた。今日26日の九州場所(11月11日、福岡国際センター)番付編成会議と理事会で第70代横綱日馬富士が正式決定する。
     伝えるべき言葉は、決まった。注目される伝達式での口上について、日馬富士は「昨日、おかみさんが一緒に考えてくれた。おいしいワインを飲みながら。楽しみにしててください」と話した。08年11月の大関昇進時と同様、今回も「全身全霊」を用いる。「僕の好きな言葉なんで。練習しました。ばっちりです」と自信を示した。
     来場所は幕内最軽量になる133キロの体。「全身全霊」は、体のすべてを使って、戦ってきた力士によく似合う。2場所連続全勝を成し遂げた秋場所も、毎日のように口にしてきた。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)やおかみさんの勧めもあり、気に入った四字熟語を入れることにした。
     この日、綱を作るための「麻もみ」が行われ、一門の若い衆約40人が集まった。見学に来た日馬富士は作業中の力士らに「ありがとうございます。一生懸命頑張っていくので、よろしくお願いいたします」と声を掛けた。綱を締める自分の姿は、想像できなかった。「恐れ多いというか、自分が着けるなんて、怖いです」と謙虚に言った。
     今日26日の伝達式は、八角理事(元横綱北勝海)と審判部から玉垣委員(元小結智乃花)を使者として迎える。式の様子は、フジテレビ系の情報番組「とくダネ!」で生中継されることも決まった。妻子と母はもちろん、来日中の兄2人も晴れ姿を見届けるため、駆けつける予定だ。
     この日、自宅に帰る途中、生花店でバラ100本を買った。今の心境を「まだ夢の中を飛んでいる。今はパニック。本当に大変なことを成し遂げたなと思ってます」と話した通り、まさにバラ色。夢心地の中、横綱日馬富士が正式に決定する。






    ◆ 稀勢の里 母校で講演&野球


    母校で寄贈
    母校での講演で生徒から腕相撲を挑まれた大関稀勢の里

     大相撲の大関稀勢の里(26=鳴戸)が25日、母校の龍ケ崎市立長山中を訪問した。質問のコーナーでは急きょ腕相撲を挑まれたが、生徒に花を持たせることなく圧勝。壇上では「何事も全力でやれば熱意が持てる。熱意があれば創造や工夫がある。そして新しい自分が見えてくる」と熱い言葉を投げかけた。創立30周年記念行事の一環として全校生徒297人の前で講演。講演後は、所属した野球部のグラウンドに下り、マウンドから投球するなど思い出にひたった。訪問は04年9月以来、2度目。同校に創設する稀勢の里資料館へ、三賞受賞時のトロフィーや盾を寄託した。








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    【完】




    秋場所を終えて!


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    大 相 撲 情 報


    10月例会:日時平成24年10月6日(土) 午前9時30分  
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    “ 日馬富士、第70代横綱へ推挙! ”


    目次



  • ◆ 日馬富士、第70代横綱に 横審が全会一致で推薦

  • ◆ 日馬富士横綱昇進、土俵入りは不知火型

  • ◆ 「家族と喜び」目腫らす 横綱昇進確実の日馬富士、会見

  • ◆ 「白の時代」終わる 白鵬、3場所連続のV逸…秋場所千秋楽

  • ◆ V一夜明け「自分をもっと磨き精進」


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  • ◆ 日馬富士、第70代横綱に 横審が全会一致で推薦


    昇進の電話
    横綱審議委員を取材する記者から横綱昇進の連絡を受ける日馬富士


     日本相撲協会の横綱審議委員会(横審=鶴田卓彦委員長)は24日、東京・両国国技館で12人の委員全員が出席して開かれ、大相撲の大関・日馬富士(28)=伊勢ケ浜=を全会一致で横綱に推薦したため、昇進が事実上決定した。日馬富士は23日終了の秋場所で2場所連続の全勝優勝を果たした。
     鶴田委員長は記者会見で「この2場所はともに全勝優勝で、力がついた。横綱に値する力士に成長したというのがわれわれの判断」と語った。
     相撲協会は26日の九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を経て横綱昇進が正式に決定する。新横綱は07年名古屋で昇進した白鵬以来5年ぶり。


     日馬富士 「うれしいです。(秋場所は)自分の相撲を取りきることができた。
    私は私なので、自分の生き方をやっていく。しっかりと自分の相撲を磨きたい」

     北の湖理事長(元横綱)「(推薦は)全会一致だった。
    横綱の責任はつきまとう。常に努力しなければいけない。毎場所12勝が目安だ。優勝できなくても、それに準じる成績を挙げなければいけない」

    鶴田卓彦委員長「最近は非常に力がこもっていて、強くなった。 
    2年くらい前までは品のない感じだったが、最近はだいぶよくなった。新しい地位で、自覚を持って対応してくれると思う」

     ◆日馬富士 公平(はるまふじ・こうへい=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)
    モンゴル・ゴビアルタイ出身、伊勢ケ浜部屋。01年初場所初土俵。04年九州場所新入幕。09年初場所で大関に昇進し、安馬から改名した。優勝4回、殊勲賞4回、敢闘賞1回、技能賞5回。得意は突き、押し、右四つ、寄り、投げ。186センチ、133キロ。28歳。バトトール夫人との間に2女。






    ◆ 日馬富士横綱昇進、土俵入りは不知火型


    親方と歓談
    横綱昇進の推薦が決まり、笑顔で記者会見する日馬富士(右)と伊勢ケ浜親方

     東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で24日夕、電話で横審の推薦決定の吉報を受けた日馬富士は「まだ、何が何だかよく分からない」と顔をほころばせた。
     理想の横綱像を問われると「私は私なので」と繰り返し、責任の重みについては「今までも見本になることをやってきた。これからも自分らしく生きていく」と堂々と話した。
     26日の伝達式の口上は「おかみさんと相談する」と日馬富士。伊勢ケ浜親方は「(大関昇進の時に述べた)『全身全霊』は自分らしい言葉。入るんじゃないですか」と語った。
     また、土俵入りの型について、同親方は「うちの一門はみんな不知火(しらぬい)の流れ。自分の型を教えてあげたい」と不知火型で行うことを明言した。白鵬も不知火型で、相撲協会によると、不知火型の横綱が同時期に2人並び立つのは初めて。







    ◆ 「家族と喜び」目腫らす 横綱昇進確実の日馬富士、会見


    涙の日馬富士
    全勝優勝から一夜明け、会見で涙ぐむ日馬富士。左は伊勢ケ浜親方

    笑顔の日馬富士
    全勝優勝から一夜明け、笑顔で会見に臨む日馬富士

     23日の大相撲秋場所千秋楽で2場所連続の全勝優勝を飾り、横綱昇進を確実にした大関日馬富士(はるまふじ)(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身=が24日朝、所属する伊勢ケ浜部屋(東京都江東区)で会見し、「自分の力を絞り出す相撲が取れました」と笑顔で語った。夕方には横綱審議委員会が開かれ、横綱に推薦される。
     千秋楽では同じモンゴル出身の横綱白鵬との2分近い大相撲を制した。「本当に尊敬する、すごい横綱。(白鵬に勝って)昨日は家族とみんなで喜びを分かち合った。いい夜になりました」と腫れた目をこすった。
     横綱土俵入りは師匠(元横綱旭富士)と同じ不知火型となる見込み。「横綱は雲の上の神様のような存在。一生懸命自分を磨いて精進したい」と決意を語った。






    ◆ 「白の時代」終わる 白鵬、3場所連続のV逸…秋場所千秋楽


    呆然と白鵬
    日馬富士(右)に敗れぼう然とした表情の白鵬

     ◆大相撲秋場所千秋楽 ○日馬富士(下手投げ)白鵬●
     白鵬が07年名古屋の横綱昇進後、初めて3場所連続で優勝を逃す屈辱にまみれた。10年春から15場所にわたる1人横綱の「白鵬時代」も終えん。九州場所からは自身の昇進以来、5年ぶりに誕生する新横綱・日馬富士との「白馬時代」に突入。ライバル横綱に政権を明け渡すのか。それとも復活を果たすのか。勝負の九州場所になる。
     綱取りへ必死だった大関の勢いは、横綱でも止められなかった。100秒を超えた死闘に力尽きた白鵬は、支度部屋ではしばらく無言。大きくため息をつくと「悔いはないですね」と小さな声で漏らした。
     14日目まで3日連続で相手に強烈な右かち上げを浴びせたが、この日は封印。あふれんばかりの闘志は急に陰を潜めた。逆転優勝には直接対決で本割、決定戦と2連勝するしかなかったが、本割で終戦。13勝2敗で07年名古屋の横綱昇進後、初の3場所連続のV逸となった。今年の優勝はまだ1回。仮に九州場所で優勝しても08年以降では最低の年2回しか優勝できないことも決まった。
     10年春からの1人横綱時代が終わった。今後は「白馬時代」として両横綱となる。日馬富士は自らと同じ不知火型だが、不知火型の横綱が同時に2人存在するのは史上初。文字通りライバルになる相手に横綱は「体は小さいけど、気持ちは大きい。いいライバル。肩を並べるものができた」。帰り際にエールを送った。
     年間最多勝争いも62勝で日馬富士に2差まで迫られ、史上初の6年連続最多勝も盤石ではない。自らの横綱昇進前に1人横綱だった朝青龍も、両横綱となってからは優勝ペースが激減した。来場所へは「頑張ります」とだけ話した白鵬。九州では優勝しか許されない。






    ◆ V一夜明け「自分をもっと磨き精進」


    笑顔のポーズ日馬富士
    優勝から一夜明け、記者会見後笑顔でポーズをとる日馬富士

     大相撲秋場所で2場所連続全勝優勝し、横綱昇進を確実にした大関の日馬富士(28)が千秋楽から一夜明けた24日午前、所属する東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で記者会見し、横綱という地位について「遠い雲の上の神様のような存在。夢にも見たことのないような夢だった」と表現した。
     2場所連続の全勝優勝を「いい疲れです」と眠気をこらえながら笑顔で話した大関。「優勝を意識すると、頭が痛くなって眠れなくなるだけなので、その日のことだけを考えた」と15日間を振り返った。綱取りを真剣に目指した時期を問われ、横綱・白鵬の史上初の8連覇を阻んで優勝した昨年名古屋場所前を挙げた。
     白鵬については「入った頃から一緒に稽古(けいこ)し、同じ夢を見ながら歩いてきた。本当に尊敬する横綱」とし、肩を並べることには「まだまだ。自分をもっと磨いて精進したい」と誓った。同席した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「集中を持続する力が前よりもついた」と成長をたたえ、今後、必要なものに「稽古です。これでいいという稽古はない」と更なる鍛錬を求めた。








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      大相撲番付表配布(年6場所)
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    【完】






    秋場所 千秋楽


    平成24年 千葉・大相撲愛好会
    大 相 撲 情 報


    10月例会:日時平成24年10月6日(土) 午前9時30分  
    於:東部公民館 皆さんご参加ください!!

    東京国技館大阪体育館愛知県体育館福岡国際センター

    平成二十四年大相撲愛好会

    9月23日(日)秋場所  閉幕!




    “ 日馬富士、宿願 横綱成る! ”


    目次



  • ◆ 白鵬、3場所連続で優勝逃す 大相撲秋場所

  • ◆ 日馬全勝V!2場所連続!

  • ◆ 日馬富士V、横綱昇進確実に 07年夏場所の白鵬以来

  • ◆ 文句なし・自覚持て…日馬富士、横綱昇進諮問へ

  • ◆ 日馬富士、2場所連続全勝優勝

  • ◆ 野田首相も「鳥肌立った」大一番

  • ◆ 師弟12年「万感」…挑戦3度、横綱へ

  • ◆ 元朝青龍も「めでたい」日馬祝福


  •  「千葉・大相撲愛好会」会員募集のお知らせ!




  • ◆ 白鵬、3場所連続で優勝逃す 大相撲秋場所


    貌をしかめる白鵬
    日馬富士に敗れ、顔をしかめる白鵬(左)

    優勝を逸した白鵬
    日馬富士(右)に敗れ、優勝を逃した白鵬

     日馬富士が2場所連続の全勝優勝を果たし、横綱昇進を確実にした。結びで白鵬を1分47秒の大相撲の末に破った。24日の横綱審議委員会と、26日の臨時理事会と番付編成会議をへて、「70代横綱」が誕生する。白鵬は横綱になって初めて3場所連続で優勝を逃した。

         ◇
    中入り後の勝敗は次の通り(左側が勝った力士)


    常幸龍 おしだし  隆の山
    佐田富 おしだし  双大竜
    朝赤龍  よりきり  旭日松
    千代国 つきだし  宝富士
    千代大 よりきり  木村山
    富士東  つきだし  若の里
    天鎧鵬 よりきり  嘉 風
    舛ノ山  おしだし  高 安
    豪 風  つきおとし 若荒雄
    隠岐海  よりきり   栃煌山
    豊 響 おしだし  大 道
    翔天狼 すくいなげ 臥牙丸
    北太樹 よりきり  阿 覧
    豊真将  よりきり  魁 聖
    松鳳山 おしだし  豊ノ島
    栃ノ心 よりきり  雅 山
    時天空 はたきこみ 碧 山
    豪栄道  よりきり  旭天鵬
    安美錦  つきおとし 妙義龍
    鶴 竜 おしだし  稀勢里
    日馬富  したてなげ 白 鵬
    ≪太字は勝ち越し力士≫

    秋場所星取表







    ◆ 日馬全勝V!2場所連続!


    ヤッタゼ日馬富士
    白鵬(左)との死闘を制した日馬富士は鬼の形相をみせる>

     大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)が、2場所連続の15戦全勝で4度目の優勝を達成。場所後の横綱昇進を確実にした。1敗の横綱白鵬(27=宮城野)と対戦し、下手投げで破った。大関の2場所連続全勝は史上3人目。23度目の優勝を目指した白鵬は、横綱昇進後初めての3場所連続V逸となった。26日に開かれる九州場所番付編成会議と理事会で承認を得て「第70代横綱日馬富士」が誕生する運びとなる。これで10年春場所から続く白鵬の「一人横綱」に、ピリオドが打たれることになる。
     10勝同士の大関対決は、鶴竜(27=井筒)が稀勢の里(26=鳴戸)を押し出した。関脇豪栄道(26=境川)は旭天鵬(38=友綱)を破り、勝ち越しを決めた。
     三賞も決まり、殊勲賞は白鵬に勝った東前頭5枚目の栃煌山(25=春日野)が初の受賞。千秋楽の一番で勝てば敢闘賞だった、ともに平幕の高安(22=鳴戸)と旭天鵬は、いずれも敗れて受賞を逃した。また技能賞は、新関脇で10勝を挙げた妙義龍(25=境川)が、3場所連続4度目の受賞となった。






    ◆ 日馬富士V、横綱昇進確実に 2007年夏場所の白鵬以来


    優勝を決めた日馬富士
    白鵬を破り、全勝優勝を決めた日馬富士(左)

    下手投げ張る安馬
    下手投げで白鵬を破り、全勝優勝した日馬富士(右)

    ニッコリ日馬富士
    全勝優勝を決め、花道を笑顔で引きあげる日馬富士

    ファンに囲まれて日馬富士
    秋場所を全勝優勝で締めくくり、関係者に祝福される日馬富士(中央)

     東大関日馬(はるま)富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が、2場所連続で全勝優勝を果たし、場所後の横綱昇進を確実にした。本割で横綱白鵬を破り、7月の名古屋場所に続く4度目の優勝を決めた。
     24日に開かれる横綱審議委員会での推薦と、26日の臨時理事会、番付編成会議を経て、「70代横綱」の誕生が正式に決まる。横綱昇進は2007年夏場所後の白鵬以来で、戦後最長の空白期間となっていた。朝青龍から3代連続で、モンゴル出身力士が横綱昇進を果たすことになる。
     日馬富士は09年夏場所で初優勝し、今場所が3度目の綱とりだった。幕内で2番目に軽い133キロで、身軽さを生かした速さのある相撲が持ち味。新入幕から所要47場所で昇進すれば歴代4位の遅い記録となる。






    ◆ 文句なし・自覚持て…日馬富士、横綱昇進諮問へ


    親方と日馬富士
    部屋に戻り支援者らに囲まれ、大きなタイを手に笑顔を見せる日馬富士(中央)(23日

     日本相撲協会の北の湖理事長と鏡山審判部長(元関脇多賀竜)は、24日に両国国技館で開催される横綱審議委員会(鶴田卓彦委員長)に、日馬富士の横綱昇進を諮問することを決めた。
     審判部は千秋楽の昼過ぎの段階でいったん、昇進を審議する理事会の招集を理事長に打診した。しかし、千秋楽の結果を見てから判断することになり、審判部長が打ち出し後、改めて理事会の招集を要請し、理事長も了承した。鏡山審判部長は「全勝だし、文句のつけようがない」と評価し、北の湖理事長は、「今の相撲の形を崩さず、地位の責任を果たせる力士になるよう頑張って欲しい。大関とは違うのだから自覚を持って」と注文をつけた。
     鶴田委員長は「横綱に上げて全く問題ない。力強い横綱になってほしい」と語るなど、横審でも横綱推薦の答申は確実と見られ、26日の九州場所番付編成会議と理事会で正式に横綱昇進が決定する。






    ◆ 日馬富士、2場所連続全勝優勝


    賜杯と日馬富士
    2場所連続全勝優勝の日馬富士に天皇賜杯を手渡す北ノ湖理事長

     東大関・日馬富士(28)=伊勢ケ浜部屋=が横綱・白鵬を破って2場所連続の15戦全勝優勝を果たし、第70代の横綱昇進が確実となった。
     大関で2連覇した日馬富士は横綱審議委員会(横審)の推薦内規を満たした。24日の横審を経て、26日に開かれる日本相撲協会の九州場所番付編成会議と理事会で正式に昇進が決まる。
     新横綱の誕生は、日馬富士と同じモンゴル出身の横綱白鵬が2007年名古屋場所で昇進して以来5年ぶり。横綱・朝青龍が10年初場所後に引退して以降続いた白鵬の一人横綱は15場所でストップする。

     北の湖理事長(元横綱)「(昇進を諮る)理事会を招集する。精神的に大変な重圧があっただろうが、よく乗り越えた。上がったら自然と風格が身につく。今の形を崩さず、責任を果たせるよう頑張ってほしい」
     日本相撲協会・鏡山審判部長(元関脇多賀竜) 「全勝優勝だから文句のつけようがない。最後はお客さんが沸いたし、いい相撲だった。(相撲界の)看板になるんだから、横綱としてみんなの手本になってほしい」

     ▽幕内優勝
     ◆日馬富士 公平(はるまふじ・こうへい=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)モンゴル・ゴビアルタイ出身、伊勢ケ浜部屋。
    01年初場所初土俵。04年九州場所新入幕。09年初場所で大関に昇進し、安馬から改名。優勝4回、殊勲賞4回、敢闘賞1回、技能賞5回。得意は突き、押し、右四つ、寄り、投げ。186センチ、133キロ。28歳。

     日馬富士 「本当によかった。全身全霊で自分の力を全部絞り出し、悔いのない相撲を取りたかった。やるべきことをしっかりやった。ひと言で(来日後の)12年は語れない。これからも感動と勇気と希望を与える相撲を取り続けたい」






    ◆ 野田首相も「鳥肌立った」大一番


    総理大臣杯と」日馬富士
    野田首相(右)から総理大臣賞を受ける日馬富士

     野田佳彦首相は23日、東京・両国国技館で大相撲秋場所を観戦し、全勝優勝で連覇した大関日馬富士に表彰状と内閣総理大臣杯を手渡した。横綱白鵬との息詰まる攻防を制した大関を「本当に久しぶりに、死力を尽くした鳥肌の立つような相撲を見ることができた」とたたえた。
     横綱昇進が確実となった日馬富士に土俵上で「これからも頑張って下さい」と声を掛け、重さ約40キロの総理大臣杯を抱え上げるようにして渡した。野田首相の大相撲での表彰は昨年9月に続いて2回目。






    ◆ 師弟12年「万感」…挑戦3度、横綱へ


    万感、日馬富士
    関係者らが見守る中、伊勢ケ浜親方(右)に酒をついでもらう日馬富士

     綱の重みを知る師弟の挑戦が、3度目にして結実した。東京・両国国技館で23日に千秋楽を迎えた大相撲秋場所。モンゴル出身の大関・日馬富士(28)が2場所連続で全勝優勝し、横綱昇進を確実にした。12年前、モンゴルに渡って直接スカウトした師匠の伊勢ケ浜親方(52)=元横綱・旭富士=の熱い指導を受けて成長した。日馬富士は「いい運命の流れで、いい親方に出会えた。恩返しできて良かった」と万感の思いで語った。
     出会いは00年夏、モンゴルでの相撲大会だった。伊勢ケ浜親方は「面構えがいい。目も生き生きしている。横綱になるなら彼しかいない」と約100人の中から迷わず16歳の少年を選んだ。01年初場所の初土俵時は180センチ、86キロと今より47キロも軽かった。精神的な試練もあった。06年12月、父親が交通事故で亡くなった。50歳の若さだった。「いくらお父さんを起こしても目を開けてくれない」。涙に暮れる弟子を、親方は「相撲に集中しろ」と、心を鬼にして稽古(けいこ)に打ち込ませた。






    ◆ 元朝青龍も「めでたい」日馬祝福


    ワルと日馬富士

    元横綱朝青龍(右)に抱き上げられる日馬富士

     大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)が2場所連続の全勝優勝を果たし、横綱昇進を確実にした。現役時代に日馬富士を「弟分」としてかわいがっていた元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(31)も駆けつけ、祝福した。
     満員札止めとなった千秋楽。日馬富士が横綱白鵬を下手投げで破ると、館内には割れんばかりの拍手と大歓声が起こり、座布団が舞った。
     ダグワドルジ氏は「めでたい日。来たかいがあった」と満面の笑みを浮かべ、表彰式後には支度部屋で日馬富士と対面。固く抱き合い、後援会の関係者らとともに優勝の記念撮影にも納まった。同氏によれば、場所前には一緒にモンゴルの山へ出向いてリフレッシュし、今場所中も毎日のように電話で取組のアドバイスを送っていたという。「昭和の名横綱だった初代若乃花や佐田の山、大関貴ノ花のように、体は小さいけど、大きな相撲を取ってほしい」とエールを送った。
     千葉県鎌ケ谷市から家族で観戦に訪れた大熊起志子さん(71)は「毎日テレビで日馬富士関を応援していて、千秋楽に来ることができた。これからは白鵬関と2人で相撲全体の底力を見せて、盛り上げてほしい」と話した。








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    (例会等、周知事項は書面にて事前に周知する )
    ・ 会員特権
      年間各自1回 両国国技館での大相撲観戦招待
      相撲部屋見学
      大相撲番付表配布(年6場所)
      大相撲年間カレンダー配布
      暑気気払い、忘年会
      会則
      その他 相撲関連行事への参加

    連絡先 :  会 長 山崎 09018854777
    _       _     事務局 浅海 09043883379

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    【完】




    秋場所 14日目


    平成24年 千葉・大相撲愛好会
    大 相 撲 情 報


    10月例会:日時平成24年10月6日(土) 午前9時30分  
    於:東部公民館 皆さんご参加ください!!

    東京国技館大阪体育館愛知県体育館福岡国際センター

    平成二十四年大相撲愛好会

    9月9日(日)秋場所 開幕!




    “ 白鵬、日馬富士、千秋楽対決! ”


    目次



  • ◆ 白鵬と日馬、楽日決戦へ 大相撲秋場所14日目

  • ◆ 白鵬、日馬V狙うカメラに感謝

  • ◆ 日馬全勝、白鵬1敗で千秋楽決戦

  • ◆ 日馬富士14連勝!白鵬も1敗キープ

  • ◆ 日馬富士が全勝守る、連覇と横綱昇進に王手

  • ◆ 日馬、連続全勝Vへ「力全部を」

  • ◆ 木村山第1子誕生勝利で飾る

  • ◆ 若の里が史上初800勝対決制す

  • ◆ 黒海が引退会見「人生が広がった」


  •  「千葉・大相撲愛好会」会員募集のお知らせ!




  • ◆ 白鵬と日馬、楽日決戦へ 大相撲秋場所14日目


    白鵬A
    白鵬(右)ははたき込みで稀勢の里を下す

    悠々の日馬富士
    寄り切りで鶴竜を破った日馬富士

    栃煌山
    栃煌山(右)は送り出しで豪栄道を破る

     大相撲秋場所は22日、東京・国技館で14日目があり、ただ1人全勝の大関日馬富士はモンゴルの後輩の大関鶴竜に勝ち、14連勝。1差で追う横綱白鵬も大関稀勢の里を退け、優勝決定は23日の千秋楽に持ち越された。鶴竜と稀勢の里は、ともに4敗目。

         ◇
    中入り後の勝敗は次の通り(左側が勝った力士)


    佐田富 ひきおとし 栃乃若
    木村山 おしだし  朝赤龍
    宝富士 おしたおし 旭日松
    若の里 よりきり  旭天鵬
    富士東 よりきり  若荒雄
    北太樹 そとがけ  隆の山
    大 道 うわてなげ 天鎧鵬
    隠岐海  よりきり  千代大
    嘉 風 おしだし  時天空
    安美錦  よりきり  高 安
    豊ノ島 おしだし  雅 山
    阿 覧 よりきり  翔天狼
    松鳳山 つきおとし 臥牙丸
    魁 聖 よりたおし 舛ノ山
    碧 山 つきたおし 豊真将
    栃ノ心 はたきこみ 豊 響
    妙義龍  おくりだし 豪 風
    栃煌山  おくりだし 豪栄道
    日馬富  よりきり  鶴 竜
    白 鵬  はたきこみ 稀勢里
    (太字は勝ち越し力士)
    ≪ 勝 敗 表 ≫
    勝敗表(14日目)






    ◆ 白鵬、日馬V狙うカメラに感謝


    白鵬、稀勢の里
    稀勢の里(手前)の背中を力強くはたき込む白鵬


     横綱白鵬(27=宮城野)は大関稀勢の里(26=鳴戸)をはたき込みで破り1敗をキープした。立ち合いで左の張り手から右のかち上げ。まわしが取れないとみるや、のど輪で上体を起こし最後ははたき込んだ。白鵬は「立ち合いでの当たりが良かったからね」と納得の表情だ。取組前に花道にはテレビカメラ、スチールカメラが並んでおり「負けたら相手(日馬富士)の優勝が決まる一番。カメラを見て負けられないと思った。カメラマンに感謝したい」と笑顔を見せた。
     春場所は千秋楽で鶴竜を逆転して優勝したが、本割で鶴竜との対戦はなし。日馬富士をくだして決定戦も制すれば、初めての自力逆転優勝となる。「本来なら全勝対決といきたかったけどね。明日は2、3番取るつもりでいくよ」とすでに切り替えていた。






    ◆ 日馬全勝、白鵬1敗で千秋楽決戦


    鶴竜、日馬富士
    鶴竜(右)を寄り切る日馬富士

     綱取りを目指す大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)は、大関鶴竜(27=井筒)を寄り切って全勝を守った。連勝記録も貴乃花と並んで歴代8位となる30に伸ばした。横綱白鵬(27=宮城野)は大関稀勢の里(26=鳴戸)をはたき込みで破り1敗をキープ。日馬富士は2場所連続4度目、白鵬は3場所ぶり23度目の優勝をかけ、千秋楽で激突する。






    ◆ 日馬富士14連勝!白鵬も1敗キープ


    日馬富士、鶴竜
    日馬富士(左)は寄り切りで鶴竜を下し14連勝


     綱取りの日馬富士が鶴竜との大関同士の一番を寄り切りで圧倒し、14連勝を決めた。結びで1敗の横綱・白鵬は大関・稀勢の里をはたき込んで13勝目。両者は千秋楽の結びの一番で対戦する。日馬富士が勝てば2場所連続の全勝優勝で、横綱昇進が確実になる。負ければ両者による優勝決定戦に持ち込まれる。白鵬が決定戦で勝てば、3場所ぶり23回目の優勝になる。






    ◆ 日馬富士が全勝守る、連覇と横綱昇進に王手


    日馬富士、鶴竜B
    鶴竜(右)を寄り切りで破った日馬富士

     日馬富士が全勝を守り、連覇と、場所後の横綱昇進に王手をかけた。
     もろ差しからの速攻で、鶴竜との大関対決を制した。1敗の白鵬も厳しい攻めで、稀勢の里を退けた。千秋楽は日馬富士が白鵬に勝てば4度目の優勝、敗れた場合は、両者による優勝決定戦となる。






    ◆ 日馬、連続全勝Vへ「力全部を」


    手を振る日馬富士
    14連勝で突っ走る日馬富士は、笑顔を封じ込め引き揚げる

     綱取りの大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)が、大関鶴竜(27=井筒)を寄り切りで下した。左で張り、もろ差しになると、一気に勝負をつけた。これで14連勝とし、2場所連続の全勝優勝に王手。同時に、横綱昇進へ大きく前進した。千秋楽は、1敗の白鵬と対戦。「1番1番の積み重ねで今日につながっているわけで、明日は力全部をしぼり出して、ベストを尽くします」と話した。





    ◆ 木村山第1子誕生勝利で飾る


    朝赤龍
    朝赤龍(左)を押し出しで破る木村山


     西前頭14枚目木村山(31=春日野)は、待望の第1子誕生を勝利で飾った。エミ夫人がこの日朝、予定日より8日遅れて4218グラムの男の子を出産。朝稽古後に写メで元気な姿を確認すると、取組でも気合で朝赤龍を押し出した。「今日は勝ちたかった。体が大きいところだけ似てる」とにっこり。「名前には美という字を入れたい。もうアホなことしてられないです」と優しいパパの顔になっていた。






    ◆ 若の里が史上初800勝対決制す


    若の里
    旭天鵬を寄り切りで破り、高齢者対決を制した若の里

     西前頭11枚目若の里(36=鳴戸)−東前頭11枚目旭天鵬(38=友綱)の一番は36歳の若の里がもろ差しで寄り切った。日本相撲協会によると、通算800勝以上の力士が対戦するのは史上初。若の里は「お互い年も年でぼろぼろだけど、勝ててよかった」と感慨深げに話した。
     ともに1992年春場所初土俵。38歳の旭天鵬は「20年たっても、まだ対決できるなんて」と言えば、若の里は「(同期で)10人くらい関取になったけど、残ったのは2人だけ。まだまだ頑張ってまた対戦したい」と力を込めた。
     帰り際には旭天鵬が「おっさん強いなあ」と声を掛け、ファンの要望に応えて2人で記念写真に収まる一幕もあった。






    ◆ 黒海が引退会見「人生が広がった」


    引退、黒海A


    在りし日の黒海
    引退の黒海

     大相撲で旧ソ連出身初の関取となった元小結で、21日に引退届を出した十両の黒海(31=本名ツァグリア・メラブ・レバン、グルジア出身、追手風部屋)が22日、東京・両国国技館で記者会見を行い「日本に来て大相撲に入って、自分の人生が広がった。心の中には思い出がいっぱい」と笑顔で話した。
     黒海は2001年夏場所初土俵。03年夏場所に新十両となり、旧ソ連や欧州勢のパイオニア的存在だった。05年名古屋場所で横綱朝青龍から初金星を挙げた相撲を思い出の一番に挙げた。
     黒海は日本国籍を取得しておらず、今後は故郷で事業やアマチュア相撲の指導をするという。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は「大相撲で生きてきたことをグルジアで伝えてほしい」と話した。断髪式は東京都内で行う。日程は未定。








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