SWSの2日目が終了しました。
お疲れ様っ!!!!
今日は昨日に引き続き、メイク(オーグスト)からスタート!
それぞれのキャラクターがより一層見えてきて、ドキドキしました。
メイクの後はウィップクラッカーというサーカスクラウンの古典的作品を演じます。二人ひと組で自分たちのキャラクターを生かした作品作りに全員が没頭する様子は、まるで砂場の子供のようで、見ていてなんと楽しいこと!
出来上がった作品は工夫が凝らされていて、どれも大笑いでした。
とにかく、キャラクターが素敵です!
同じ作品を土台にしながら、出来上がった作品たちはどれも変化に富んでいて、オリジナルの発想がたくさん見られましたね。
ムチ使い(つっこみ)とアシスタント(ボケ)という構図なのに、メンバーはそれぞれのキャラクターのありようを主張して、自分たちの良いサイズに変換していました。
たとえばマイペースでダメなムチ使いと、それをなんとかフォローしようとするまじめなアシスタントー
たとえばーアシスタントが初めてムチ使いに昇格し、先輩ムチ使いがアシスタントになって行うルーティーンー
他にはー頑固ジジィの体が思うように動かないムチ使いと孫のような無邪気なアシスタントー
そしてー大柄なのにまじめで几帳面で気弱なムチ使いと、マイペースでちゃっかりもののボケアシスタント(ボケボケ・コンビ!)
ね?設定だけでも笑えるでしょ?
キャラクターに寄り添うことで、作品のバリエーションは無限に広がります。
午後のお稽古は大騒ぎのうちに終了し、夜はじっくりと表現に向かいます。
メイク(外側)からはじまって、内側へとゆっくり移行するプログラムにしてみたのは、今回が初めてです。
参加者は自然に表現するうえで自分に必要な要素に気が付いていくーというプロセスを得たかったのです。
できる、できないーではなく
人間は表現する生き物です。表現することは自然なことです。
表現は食べたり・眠ったり・排泄したりするのと同じように生きる上で欠かせない欲求です。
表現はプロにだけ与えられた資格などではありません。
「自分は苦手だからー」とひっこむ必要などないのです。
この世に生まれた瞬間から、私たちは全身で「生きていること」を表現
し続けてきたのですから。
あなたの表現は世界を作る要素です。
あなたが希望する世界はどんな様相をしているでしょう?
あなたの表現が創り上げた世界は理想とどれほどのギャップを持っているでしょう?
それが現実だけれど、それでも世界にあなたの祈りを表現し続けることは決して無駄だとは思いません。
すくなくとも 私は それはとても大事なことだと信じています
お疲れ様でした。
たくさんの笑いをありがとうございました。
See You Down the Road !
(いつかまた、旅の途中で!)