ご卒園おめでとうございます！

東京の本日は雨の予報を裏切って、穏やかな晴れとなりました。

あちこちの保育園や幼稚園は卒園式だったようで、おめかししたママとこどもたちの小さな花束を持った姿が、街のあちこちで見かけられました。

ロネジジとマギーはその中のＡ幼稚園さんでパフォーマンス。

毎年恒例のＡ幼稚園さんの父母会の皆様の手際の良い進行で、滞りなく、そしてやたらと盛りあがっての30分間のショータイム！でした。

ああ、楽しい～。

いつもの事なんですがー舞台の裏で小道具の準備をしていると、卒園生さんたちの歌声が聴こえてきます。

「さよなら僕たちの幼稚園～！」
これはね、本当にやばいんですよー。

毎年聞いてるんだけどー慣れない…涙腺が年々ゆくるなってるしね…。
もう、聞かない、聞かないぞ！聞いてないぞ！なんて暗示をかけながらセッティングしてます。

でも、出ない低音を頑張って出そうとしてる感じや、サビになると突然声が大きくなる子ーなんていると、ついつい耳に入って来ちゃうーでもって、それを聞いている保護者の方や先生たちのキモチに同調しちゃうー。

「なんどないて　なんどわらって　なんどかぜをひいてー」
ああ、もうダメですよ…。
鼻水ぬぐってるふりしてティッシュで目頭おさえるしかないじゃないかっっ！

そんなこんなで出番までに、一人で勝手にドラマチックになっているＧです。

でも、ショーは、きっちり時間内に納めなくてはなりません！
ロネジジのビッグイヤーズショーはフルで演じると45分間。
それをオーダーに合わせてちょっとカットして、ちょっとまいて、30分ギリギリー。
集中、集中ー。

リズム良く作品が運ぶ中ーロネの鍋で叩かれたジージがダウン！した後、「大丈夫～？」というこども達の声の中に「死んだ！」というのがたまにあって楽しいんですがー今日は更に「死亡した！」なんてのが飛び出して、横になったままつい吹き出してしまいました。

ホント、子どもたちのツッコミは、最高に愉快です。
笑うこと、楽しむことは、いつだってこんなこどものような感性であり続けたいな～と思います。

パフォーマンスの後、気が付いたのは、温かい日だったのにあまり汗をかいていないこと。
つまり、いつもよりエネルギーを消費していないんですね。
ハテ？何故だろう？
そうそう、今日は観客のエネルギーが凄く高くて、演じ手が頑張る必要が無かったんです。
ほんの少しの動きの変化にも反応してくれて、力を入れる必要が無い事が、とても自由に感じられました。

一緒にステージを進行しているー。一緒に呼吸している。
子どもも大人も一緒に笑っている。
先生も園長先生も保護者の皆さんもカメラマンさんも笑顔ー。

多分、唯一笑顔じゃないのがジージ本人（だいたい怒ってる）。
なんかそれもおもしろい。
そんな楽しい発見がまだまだある。
大人だけれど、ココロはやっぱりこどものまんま～。

みなさん、ご卒園、ご卒業おめでとうございます！！！