大阪クラウン講座 4月 レッスン① 個人研修大阪クラウン講座4月③ クラウニング、ムーヴメント、ボールと マイム、即興

2019年04月20日

大阪クラウン講座4月 ②  午後・メイクと衣裳      夜・レクチャー:クラウニング

IMG_8746大阪クラウン講座のメンバーの向学心は、素晴らしい〜!
そんな興奮の初日講座の内容をご紹介しますね。

この度 の講座にも、熱心なメンバーがやって来てくれました。
午後からのワークは、メイクアップとワードローブです。

このワークの目的は、エンターテイメント系クラウンのメイクや衣裳の意義を理解する事です。

大阪2019四月 (9)大阪クラスのクラウンたちは、通常、バラバラに学習し活動しているので、経験値が違います。
レッスンでは、それを少し横に置いてもらって、セサミでの基本を学んでもらいます。
どの方法が良いかの取捨選択は、レッスン後の受講者にお任せです。

では、そんなレッスンの大まかな内容をお披露目します。
興味を持たれた方は、是非、今後の講座へいらしてみてください♡

大阪2019四月 (4)◯メイクの意義  
 そもそもクラウンは、なぜあんな派手なメイクをし、衣裳を着ているのでしょう?それは、単に目立つためーというわけではありません。

古いサーカスにおけるクラウンは、ホワイトフェイスだけでした。 照明機材が乏しい時代には、顔を白く塗ることで、アイキャッチの効果を得ていたと考えられます。 また、白という非日常のメイクは、パフォーマーを神格化したり、超人、奇人という印象をつける役割をしていたのです。

つまり、メイクすることで「演じ手」であることを主張し、観客に非日常感を与え、また、どんな人物であるのか?を一目瞭然とさせることが、メイクや衣装の効果といえます。ただ派手ーというより、全体の中の自分の役割を表しているという方がピッタリきますね。
 
大阪2019四月 (5)〇歴史と種類
 ホワイトフェイスには大別すると2パターンあり、それぞれ、クラシカルホワイト、コメディホワイと言います。その名の通り、クラシカルは気高くインテリジェンスに富み、気取り屋さん。コメディは大雑把でだらしなく、騒がしいーつまりボケ担当です。

さらにキャラクターの分化は進み、やがてオーグストを生みだします。サーカスの発展と共に照明機材などの環境も変化し、オーグストとは違った価値観を持つ「キャラクタークラウン」が登場してきます。

クラウンはサーカスだけの存在ではなくなり、その精神を受け継いだコメディアンたちは、TVクラウン、モダンクラウンとして、ほとんどメイクをしないでも受け入れられる時代がやってきました。

現在では病院や被災地に赴くクラウンも登場し、彼らのスタイルは「ライト」という新しいクラウンの在り様を定着させつつあります。

大阪2019四月 (6)〇衣装のルール
 衣装には厳密なルールはありません。が、仕事の内容によって違うーというのが正しいかもしれません。また、海外のクラウンの大会などでは、衣装のコンクールがあります。その規定を知っておくことは、「クラウン」として活動する人に必要だと考えます。

自分のキャラクターを表現していることはモチロンですがークラウンは昔は男性の職業でしたので、正装はいわゆる「三つ揃い」でした。ジャケット・ベスト・ズボンそして帽子にシャツにシャツフロントー素肌は出さないので、グローブなどをしなくてはなりません。半袖や半ズボンの場合も素肌の露出をしない工夫が必要です。

大阪2019四月 (8)女性のクラウンも増えた現在では、ドレスやワンピース、サロペットも正装とされます。スカートの場合は必ずドロワーズというパンツをはくこと!スカートがふんわり広がるパニエは必須アイテムです。そして帽子の代わりに大きな髪飾りも忘れないで欲しいですね。

ホーボー系のクラウンは、衣装のボロさが命です。けれど、本当にちぎれたままの布の端などは、パフォーマンスの最中の事故の元ともなりますので、割いたままやひきずって汚れたままーというのはいただけません。

他にも臭いはモチロンのこと、生地の色褪せや日焼け、ウィッグの痛みなどには気を配り、時には思いきって新調しましょう。観客にとって、クラウンはあくまで夢の世界の生き物なのだという自覚とプライドを、大切にしていただきたいです。

大阪2019四月 (7)〇ウィッグの効果と取り扱い
 ウィッグをつけないクラウンはたくさんいます。でも、もし、あなたがクラウンをはじめたばかりなら、是非、お気に入りのウィッグに出会って欲しいものです。衣装やメイクがエンターテインメントのレベルにあって、頭だけ地毛というのはどうもバランスが合いません。パフォーマンスの度に染めたりするのも大変です。手入れや被り方を体得するのは確かに手間がかかりますが、お客さまの驚く顔、笑顔の為ーそして自分自身の為にも、ウィッグを被って演じることをオススメします。


大阪2019四月 (12)〇パフォーマンスの準備
 上記から、クラウンが楽屋に入って出演できる状態になるには最低でも1時間は見なくてはなりません。ショーがあれば更に1時間ほど追加しなくてはなりません。手間のかかる事ですー。できれば鞄ひとつと身軽な格好でーと、思う方も多いでしょう。モチロン、それでも良いのです。でも、まだエンターテインメントレベルのメイクや衣装を身に着けた事が無いのなら、是非、体験してみて欲しいと思います。

メイクをしている間に変化してくる自分がいます。衣装を着けることで気分が高揚します。ウィッグをつけることで覚悟ができます。そんな風にいつもの自分から離陸する事を手伝ってくれる「変身」は、自分に嘘をつくことではありません。「衣装」を纏うことで自分を隠すのではなく、「いつもの自分」というレッテルを剥がす効果があるのです。むしろ、本来の自分に近づけるのかもしれません。

大阪2019四月 (13)以上がメイクとワードローブのレッスンでした。
メイクをして衣装を身に着けたメンバーの笑顔はやっぱり輝いています。

〇クラウニング 動画鑑賞
メイクを落としたあと、夜はクラウニングの動画観賞会です。

ロネが選んだいくつかの動画を見ながら、その中にちりばめられたクラウニングを見つけ出し、それがどのような面白さを生み出しているか、解読&解説します。

ざっくり見た1回目では気が付かなかったような細かい表現ー2回目にはそれを細かく止めながら解読し、参加者はその細かさに終始、驚きの声をあげていました。無意識に刷り込むようなクラウニングの数は、身体能力とセンスの極みです。3回同じ動画を見るのですが、最初と最後で見方が違っているのが我ながらとても愉快でした。

そんな濃密な一日はあっという間に終わります。
全員の頭の中は膨大な量のクラウンの知識が一気につめこまれて発熱しているようです。
良く眠ってくださいね~。


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