シアタークラウンラボ5月クラウンキャンプ木曽2019のキャンプショーは!

2019年05月22日

Letters 対話 パフォーマンスは惣菜パン!

過日のTCL(シアタークラウン・ラボ)の講座の後、ご質問メールをいただきました。
その内容が、他の方との共有レッスンとなりうると思い、シェアさせていただくことにしました。
(個人の特定を避けるために、記述がオリジナルと変更している部分もありますので、ご了承ください。)

ご質問をくださったのは、とっても真面目にコツコツとクラウンに向き合っているA君。
限られた時間をフルに活用しての参加です。
彼だけでなく、レッスンにやってくるのは、誰もが貴重な時間を費やしてくれるのですから、講師も毎回背筋がピン!と伸びる思いです。

レッスンは「葛藤」表現についての解説から、即興演技へと繋がります。
シアタークラウン、つまり、劇場型クラウンには、俳優に求められるのと同等の演技力が必要です。
それは、クラウン以前のレッスンからのスタートとなるわけでークラウンから表現の世界に入ってきた場合は、ここが一つ関門となるようですー。

A君もそんな一人ー素朴な質問と悩みを、メールで率直に打ち明けてくれました。

A: 本日も授業ありがとうございました。場違いながらも参加させて頂くことで、皆様にご迷惑をおかけしながらも、貴重な時間を過ごさせて頂いてます。本音はレベルが高くちょっと厳しいです。が、ここで辞めてしまうと、もう自分が好きなクラウンというものに向き合えなくなる気がするので、しがみついている感じです。

 どうしても演技とパフォーマンスの差が分かっていません。毎回アピール的な感じで、全く演技になりません。授業の狙いからズレてしまいます。どうしたらスタートラインに立てるのか、何かアドバイスを頂けたら幸いです。

G:大切なご質問ですので、私の回答を押し付けずーあなたの考えをお聞かせください。
あなたが、こう書いていらしたという事は、私の説明のニュアンスから、パフォーマンスと演技が違うものだ。と理解されたということですね。
それはピンポーン!正解です。私の言うところのパフォーマンスは英語ではなく、日本語のパフォーマンスなんです。

 その上で、以下の二つの文章を読んでみてください。

①あのクラウンのパフォーマンスはとても魅力的だ。それは確かな演技力に裏打ちされたものだからだ。
②あのクラウンの演技はとても魅力的だ。それは確かなパフォーマンスに裏打ちされたものだからだ。

さて、二つの文章、どちらがしっくりきますか?
その理由は?

 演技のスタートラインに立てないーと、ありましたが、私も未だに基礎レッスンを何度も受けています。そして毎回、クリアーしていない課題を発見します。表現の世界は、果てしなく広いのです。焦らず参りましょう。他の人と比べることは無意味です。

A:①です。なんかはっとしました。
パフォーマンスにとって演技は下地のようなもの。日本語のパフォーマンスはきっと惣菜パンで、演技はパンの味そのものみたいなものでしょうか。だから演技の授業では、あえてトッピングをとってパンの味を美味しくしてみようという事なんですね!トッピングはアピール的なものだったり、狙ってしまうものでしょうか。言うなればTCLはパンの授業になるでしょうか?

G:パン生地、素材の部分が演技ーという発想、おもしろいですね。

 クラウンというのはエンターテイメントーつまりパフォーマンスの分野です。メイクをして衣装を着てしまえば、まずは外側(つまりトッピング)はそれなりに見えてしまいます。問題は、演じ手が中身の充実(つまりパン生地ね)をしないまま、人前でクラウンのフリ(これは演技とはいいません)を行い、評価を得てしまう事なんです。(現在の日本の風潮はそれでOKなんですね。)

けれど、それはクラウンという文化の消費であり、いつかそれが「そういうものだ」という認知を一般に定着させてしまいます。

100円均一的な価値観と言えば良いでしょうか?
クラウンは添加物で覆われた菓子パンと同レベルーということでしょうか?

パフォーマンスには人目をひく行為ーという意味や利率、機能などの意も含まれます。ですので、パフォーマンスの方が広義なんですね。それ(パフォーマンスというトッピング)を支えるには、的確なリアリティを土台にした演技力(素材)が必要という事になります。

あなたが、クラスで気後れするお気持ちは分かります。けれど、どうか思考のみで頭を重たくせず、行動をして、温かい体とココロで再考してみてください。レッスン会場にいるだれもが、まだ道の半ばですー。クラウンの神様からみたら、ドングリの背比べです(いや、比べなくてもいいんですけどね)笑。
A:ありがとうございます!
大変勉強になりました。活かせるかはこれから頑張ります。次回の目標は、まずパンになってみます。右も左も、やってみてから考えます。チャレンジしようという元気も出ました。

A君との対話は以上で一旦の終了となりました。
彼の聡明さとひたむきさは爽やかな風のようで、この季節を映しているようです。

そう、のびやかに思考と身体を広げられる季節ですねー。

ワークショップや創作活動を行っていると、上記のようなたくさんのきらめく思考や発想に出会います。人の気が付く瞬間とは、こんなにも感動的なものかーと何度も目の当たりにしてきました。
それは年齢や性別でくくられるものではありません。

そんな対話について、今後、「Letters」として皆さんと共有できたらーなんて思っています。



ツイッターはコチラから!
https://twitter.com/ronegigi_ch

ロネジジのコメディ動画もお楽しみください♡
【RONE&Gigi ショート劇場】バスケットボールーBasketball

https://www.youtube.com/watch?v=przuUtFIoS4


シアタークラウンラボ6月
6月17日(月)13:30~16:00
詳細はもう少しお待ちください♡

クラウンキャンプ木曽2019】
長野県木曽で行われるクラウンの合宿です。
◆メインプログラム 6月27日~30日
◆ポストプアログラム 7月1日~5日


スタジオセサミ 令和キャンペーンスタート!

毎週月曜日と火曜日の週いちクラスに新規ご入会の方に特典がございます♡
詳細は下記をクリック!
https://clown-academy.com/archives/2034
https://twitter.com/ronegigi_ch



clown_gigi at 10:16│Comments(0) -TCL | スクール

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
シアタークラウンラボ5月クラウンキャンプ木曽2019のキャンプショーは!