TCL11月「空間と身体~説明と伝えることの違い~」終了12月講座「シアタークラウンの演技講座」と「基本のき」

2019年12月05日

随筆「豊かさについて」

IMG_8783先日、素敵なお手紙を読ませていただく機会がありました。
私宛てのものではないのですが、ユニークな出会いの結果の必然として(?)もたらされました。

ひとりで読んで終わるのはあまりにも勿体なく、せっかくなので、ご紹介させていただきたいと思います。

事前に、このお手紙を書いたご本人に了解をーと、メッセージを送ったところ、「テレくさいですがー」と仰りながらも快諾してくださいました。

手紙の主は、多賀で古民家カフェのオーナーであるK子さん。
K子さんはそのカフェで時々、自主企画のイベントをなさいます。

和楽器の演奏会、写真家やアーティストたちの講演、ロネ&ジージもパフォーマンスさせていただきました!

そんなとっても活動的でチャーミングなK子さんは、環境問題に取り組むフォトジャーナリストY氏との出会いで、大きな刺激を受け、彼との間で交された「豊かさとは何か?」という会話のひとつとして、Y氏宛てに以下のお手紙をしたためられました。

と、まあ、そういう経緯なんですー。
さて、前置きはこのくらいにしてー以下はそのお手紙デス。


Y様
「豊かさ」についてもう少し考えてみました。

都会にも田舎にも富める人にも貧しい人にも「豊かさ」の源はたくさんあると思います。

「豊かさ」とは「喜び」だと私は考えます。喜びを感じるか感じないか、喜びが深いか浅いかは人によって異なります。

農家の人は生育を見る喜び、収穫の喜び、水や光など自然の恵へ感謝する喜び、労働の喜び等々、街に暮らす人も仕事に就けるという喜びがあり、その見返りとして賃金が得られることも一種の確かな喜びであります。

喜びはお金では買えません。

喜びを実感できるかできないか、それはその人の価値観にもよりますね。

家庭をもつ喜び、人に出会う喜び、形として表現できる喜び、見ることができる喜び、聴くことができる喜び、話すことができる喜び、生きる喜び、愛する喜び、存在する喜び等々、ありとあらゆるものが喜びであり、その喜びを実感できた瞬間、それは「豊かさ」となって自分自身を深く包み込んで幸福感に浸れます。

人と共にいる喜び、一人でいられる喜び、息をすることも、涙を流すことも喜びです。

富める人にも都会の人にも喜びは同じようにありますが、お金や物がたくさんあると、別の価値観に邪魔されて真の喜びがどこにあるのか分からなくなってしまうのでしょう。

お金や物がないほうが精神が敏感になり僅かに与えられたものでもその喜びは大きく深くなるのではないかと思います。

人との温かい交流もなく自暴自棄に暮らす若者や愛を得られず緊張した環境で息をしている子供達がいることを私達は知ることがあります。

彼等に喜びの実感など全くないと思うと胸が潰れます。

東北でもの作りや実体験を通して若者に「豊かさ」の意味を知ってもらい、能動的に生きる手立てを自分たちで考えてもらいたいと、新しい試みをなさろうとしているYさん、応援しています。

そして、最後に投げかけて下さった「豊かさとは何か」の問いかけに自分なりに考える機会をいただいたことに心から感謝しております。

今回のお出会いは笑いがこみ上がるほど楽しかったです。
ありがとうございました。

K子

豊かさについてーそれはG(私)にとっては「幸福感」と響きます。
お金や物だけでは埋められないココロの在り様。
クラウンを演じて、誰かが目の前で笑ってくれると、ココロの鈴が鳴るんです。
役割を果たした気がします。

あ、せっかくなので、宣伝~♡
IMG_0883K子さんのお店はコチラ↓
http://www.taga-asahiya.com/
多賀古民家カフェ「あさひや」

是非、お立ち寄りを!


clown_gigi at 23:30│Comments(0)おしゃべり 

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