2025年04月26日
感想とお返事と③ ライブ「Oh!シャンゼリゼ」
ライブが終わって1週間が経とうとしている
時間の過ぎるのが、年齢を重ねるごとに早く感じられる(笑)
いやはや・・・
セサミ号はすでに次の企画のために走り始めた
日常の煩雑なお仕事も待ってはくれない
(ああ、洗濯もの・・・)
本当はもう少し、とどまっていたいけれど
このアンケートへのお返事を終えたら、私も次の航海へ出発しよう
感謝の気持ちを次の出会いへとめぐらせるために♪
そんなわけで!ラストのアンケート祭り!!!
【プロだね!】ロネとジージの創りだす舞台は、クラウンという古い歴史を持つ民衆芸能を土台に創られている、オリジナルの世界。それは演劇、サーカス、演芸と芸術で再構成されているーらしい・・・
なかでもドリフ色が強いのは、Gigiがその世代だから♡
〇クラウンは日本では馴染みのない分野ですが、世界的に周知されているお二人の35周年公演。芸達者なお二人のパーフォーマンスは歌しかできない私には驚きの連続でした。
〇エンターテインメントのすべてが込められていて、世界中のひとにもっと見てもらうべき!と思いました。
〇ファンクラブに入会しました!本物!プロのパフォーマンスと心意気を見せてもらい、元気が出ました!」
〇こんな楽しさ、幸福感を得られる機会はかけがえのないものだと思います
〇楽しいの要素がいっぱい!!いつも大好きです!また次も来ます!
〇いっぱい笑いました!最高!!
〇クラウンの要素・技術を中心に据えつつも、遊び心が満載で、エンタテインメント性が高かったです。
芸達者!とか、スキルが素晴らしい!とお褒めにあずかるコトが多く、とても光栄です。が、実は、ロネとジージは元々は不器用で、すぐには覚えられないヒトたちでしたーつまり、35年続けたら、誰でも、何でも上達するってことですね(笑)
スキだから続けて来られて、それを楽しんで観てくださる観客がいてくださるから、また、続けられる
今は、そんな「幸せな輪」の中にいますーありがとうございます!!!
【歌が...♥】コロナの2年間で得られたものの最良ポイントは、歌のレッスンを積めたことーだったと思う。「良い声」という思い込みを見直すチャンスを貰えたのがこの期間。とはいえ、まだまだ未知なる分野。声の世界は深いーそして、聴こえないお客様への工夫ももっと考えたい!
〇Gigiの歌がほぼ完璧にしっかりしてるので、お客さんは安心でしょうね
〇とにかく歌が上手い!素晴らしかったです。
〇歌をもっと聞きたいです。
集中力勝負でしたね、ホント。
セサミ作品の中での歌は、そのシーンの意味を深めるためなので、お芝居の延長となります。つまり、普通に歌えない…(怒ってたり、泣いてたり、緊張してたり・・・ああ、忙しい!)。かと思えば、楽器弾きながらとか…誰が考えたんだ?(オレだわ…)。60分近く演技しっぱなしでオペラ曲とか…(死んでしまうわ!)。毎日とにかく、寝る!を大事にしていました。(6時間寝ないと回復しないから)。
あ、因みに中盤で歌ったオリジナルソング「芦の小舟」(ピヨコちゃんの登場したシーンね)の伴奏は、ロネが打ち込みで作ってくれました。(アレンジは彩地さん♥)ブラボー!!!
そんなだからさ・・・嬉しいわけ、褒められると!!!
お客様おひとりおひとりをきちんとエスコートすること。だから、本当は50名くらい入る会場だけれど、空間の余裕をもって40名までの定員にしてる。それでも後方のお席では上半身しか観えないので、台詞や歌などを多めにして、作品的にも工夫が必要。まだまだ改善していくからね!


〇お酒が美味しく飲めました
〇観客を巻き込むのが自然でなごやかでびっくりした!
〇初めてです。とても素晴らしいショーでした。また来たいです!会場では、最後にはまるで家族になったような一体感を味わいました!!
〇手話通訳さんの表現が素晴らしくて、涙が出た。
お酒を飲みながら、軽食をつまみながらーそれができる劇場って日本にはないんだよね。ライブ会場は、普通は音楽がメイン。だから、限りなく演劇に近いセサミのクラウンライブは、本当に「他では観られない」ユニークなものだっていえる。しかも、さあご一緒に!と観客が巻き込まれていくさまがまた楽しいー。こんなに反応し、レスしてくれる日本人観客って、ほんと、珍しい(笑)。たいがい休憩が終わると、会場の雰囲気が「大きな家族の集まり」みたいに変化している(お酒の力?)たまたまお隣に座った人と「お友達」になって、終演後、そのままお茶しに行くーなんて人もいるのだ。観客の「楽しい」のエネルギーが、作品をより一層輝かせてくれるーそう、スパイスみたいに!
【お気に入りのシーン】後半のシーン「ゆめかうつつか」で登場したモップレディや、パペットの「ピヨコちゃん」への好感度が高かった。ピヨコちゃんはたぶん、この作品でロネとジージを抑えての一番人気だと思う(笑)。(ダイ〇ーであえます。)
モップはもう20年以上も前に作ったもので、この作品用にリメイクした。自由の利かないモップの方が、ピヨコちゃんより扱いが難しい・・・シーンが終わった後、静まり返った客席を前に、ロネが例のマジックを始める不穏な空気感が、実はツボだったのは秘密。
パートナーへの文句の歌は、メンバーで歌詞会議を行い、困った夫の行動を挙げ連ねました。が、半分は自分のことじゃん?と思い当たり、ちょっと冷や汗もの(笑)。気をつけよう…。夫婦って、他人なのにだんだん似てくる部分があるよね。今回はそういう意味もあって、一人で二役にしました。で、やってみたらーものすごく大変で、途中で何度も後悔した・・・。 みんなの応援で最後までなんとかやりきりました!ありがとうございました!〇細部までのこだわりも楽しく、コントが面白い。ヒヨコの指人形!!!好き
〇ピヨコちゃん、マダムのモップさんが泣けました。いつまでも見ていたかった…。
〇Gigiさんのモップにはじーんときました。またいつかこの作品の再演に出会えることを楽しみにしています。〇最高でした。パートナーへの文句、刺さりました。結婚の時はお願いします。
【感動】新作の面白さで、予測しなかった反応や感想が返ってくることがある。それは再演の新しい息吹になる。作り手と受け取り手は、一緒に編み物をしているようなものだ。だから、観客が受け取ったメッセージや感動は、最初から受け手の皿の中にその種があり、作り手は必要なきっかけを与えたに過ぎない。芸術という才能は、演じ手だけでは成立しないーそこが最高に面白い。

〇なぜか認知症の母を想い、胸を衝かれました。〇初めてでした。凄い!!凄い!!感動した!」
〇大感動しています。お二人とも天才!!なんでもできるんですね…大好きです!
〇実演の芸術って本当に良いですね
〇大切なものをいつも教えて下さって、忘れていたことや、天国に行った大事なひとからのメッセージを受け取ったように感じました。
この作品は、まだまだ改良の余地が残されています。そんなエネルギーをいただきました!
大感謝ーーーー!
【新作について】今までとはタイプの違う作品に、てこずらなかったといえばウソになる。もっと作りやすい慣れ親しんだ世界が確かにある。でも、今じゃないとできないかも?と思ったので思い切って挑戦した。結果、さまざまな反応をいただいた。作り手である私自身も創作の脳の中に、新しい部屋ができたように感じられる。通し稽古ができるようになるまでは、不安で眠れない日が続いたけれど、この素晴らしいマントができあがったときに、何か「確信」のようなものが生まれた。
(因みに、このマントはSE生のTさんが何度も手なおしを重ねて縫い上げてくださったもの!)
〇とても難しい新作に挑戦されたこと、素晴らしいです!〇新作、本当にすごいと思います。刺激をたくさんいただきました!」
〇感動しました、新作大作、ブラボー!です」
〇テンポも良く、題名のように華やかでした。一人二役の切り替えが最高です!ロネのマジックをもう少し長く観たいです」
〇毎回バージョンアップしてるのが凄い
〇今までで一番楽しかったかも?
ロネやマギーとも会議を重ね、何度も訂正をし、通し稽古を観てもらったオブサーバーの野﨑さん(演出家)やスクール生の意見も参考に、本番ギリギリで変更もあった。舞台監督の松澤さん、音響の尾林さん、照明の相星さん、SEオペレートのキャシー。そんなプロのスタッフ陣も調整に調整を重ねての新作ライブ。初日の開演は久々の緊張感だった…。
作品が進むにつれて、観客の反応が盛り上がっていったのを感じたとき、嬉しいというより安堵感の方が強かった。「できる!」最後のオペラ曲の明かりの中に出ていくときは、支えてくれた観客に感謝の気持ちでいっぱいー。作品は、あなたのものです!心の中で、そう叫んでいたー。
【ロネとジージの世界】クラウンという世界は、思ったより広い。笑いと愛の使者と呼ばれるけれど、クラウンは愚者でもあり、必ずしも道徳的に正しいーという表現だけをするものではない。いや、むしろ逆だ。快楽主義で、短絡的で、自己愛が強く無知なゆえの失敗を重ねるのだから。
そんなクラウンのドタバタを笑って受け入れる観客は、まるで子どもの成長を見守る親か天使のよう。クラウンの世界は作り手も、演じ手も、観客も、ボーダーを超えていく寛容な芸術。「こうあるべき」から解かれていく魔法にあふれている。
〇ひととき現実を離れ夢の世界に誘ってくれる、ロネ&ジージの世界が大好きです
〇コメディーとヒューマンドラマ、歌と盛りだくさんで、とても満足
〇今日もあったか~い元気をもらいました。辛い事や嫌なコトがふっとび、昔を思い出して涙が…。二人に出会えて幸せです!
観客のみなさんが出会ったのはロネとジージですがーもちろんここにはマギーやさやかというユニークな添乗員が花を添え、・・・(いや、売り♥)。そしてその裏にはプロのスタッフ、そして当日をきりもりしてくれた会場のメンバー、会場そのもの(ラパンエアロさん)、音を視覚化してくれる舞台手話の椎名さん、手話通訳の加藤さん、お手伝いしてくれたスクール生たちーという見えないサポーターたちが作品を介してみなさんに出会っておりました。
人間が人間のために行うアートが、私は好きです。そこに間違いがあっても、無機質よりずっとずっといい。人間関係は時として面倒くささも感じさせますが、それが人間らしさであることを飲み込めるゆとりを持つことが大切だと、思うようになりました。
セサミの世界はこれからもちょことずつ変化し続けます。
本作はいったん眠りにつき、再演(改訂版)の機会を待つことになります。
次は…もう少しコンパクトにして、お届けできるようになるのが、目標(汗)!です。
ちょっと・・・ながかったよね・・・m(__)m
5月5日(祝・月)ビッグイヤーズショー!@ひふみ座 神保町
ロネとジージに会いに来て!!!
【ワークショップ情報】
4月26日(土):WEB講座はお部屋で受けられるよ!
クラウンの合宿:クラウンキャンプJAPANin木曽 5月28日~6月1日
クラウンになろう!ショーに出演しよう!のチャレンジタイム♥
クラウンスクール:スタジオセサミ東京 毎週月曜日 19:00-21:30
週イチ(月3回)で仲間たちと笑いながらじっくり学べるよ♪