April 08, 2007

不純な選定ポイント

「このウズラちゃんは、塩で食べてねぇ!」
人がやっと通れるぐらいの細い立ち飲みカウンターで、角刈りのマスターが串焼きを出してくれた。ウズラに”ちゃん”付けか・・・

本日は、テニススクール無料体験の帰りである。仕事の要領もようやく掴めたので、私のお得意である予定表にあるわずかな空白の時間をパズルの様に埋め始めた。そして、ネットで"検索し、隣の駅前にテニススクールがあることを発見した。

スクールには、2つの要素が重要だと思う。
1つは、コーチ。
教え方はもちろんのこと、そのコーチのプレイスタイルが好きなときは、コーチみたいに打ちたいと思い、コーチの格好など真似をすることで、充実感を得ることが出来る。
2つ目は、施設。
やっぱりインドアーが良い。多少の閉塞感があるが、天候に左右されない環境が一度やったら辞められない。

そして今回のスクールは・・・・ 都内なので料金が割りと高めで、アウトドアーでハードコート。コーチの打ち方もイマイチと良いところが全くない。がしかし・・・この度、私の中でスクールの選定ポイントがもう一つ増えた。
環境マスターのウズラに"ちゃん"を付けるのはホモっぽくて頂けないが、スクール帰りの生ビールは良いね。またそこの生ビールがエビスビールで、泡が肌理細やかなんだよね。
どうしようかなぁ〜


Posted by openair2004 at 09:20Comments(0)TrackBack(0)

April 04, 2007

熱い手

安い居酒屋の片隅で彼と握手をした。
「宜しくお願いします。」
29歳の彼の手は柔道をしていただけに厚くて、その手から信頼感が満ち溢れてきていいた。
彼は、とある会社を辞めて、自分で新たに営業の委託会社を立ち上げ私の勤める会社と契約を結ぶ厳しい道を選んだ。
「ホントに本気でやりますから、見ていてください。」
私の業界の委託業者は雨後の竹の子のごとく立ち上がり、そして消えていく。そんな業界だからこそ、心の底からの信頼できる男が欲しいと私は考えていた。

「”ジンリキ”です。」
彼は胸を張って新しく作った会社の名前を私に伝えた。
「人力、神力、尽力をつくす、そんな意味を社名に込めました。私は昔から人に助けられて、そして自分の回りの人を助けたいと常々思ってまして・・・是非そんな会社にしたいと思いましてねぇ。」
そう言うと、安い生レモンサワーを”ぐっ”と飲み干した。そして、彼の目は本当に生きていた。
殺伐とした世の中で、人を大切にしたいと思う気持ちを社名に込める。今、流行らないそんな不器用さが私の心をくすぐる。
4月に、やっと見習いから社員になった私に出来ることなど何もないが、彼をいつまでも見守りたい、そんな気持ちになっていた。
それにしても若者が夢を語るのを聞くのは、なんて楽しいんだろう
また、終電になってしまった。
やばいに怒られる

 


Posted by openair2004 at 12:57Comments(2)TrackBack(0)