【 オピュームにまつわる“ 空間 ”の話 】

ブログが2月から止まってままの状態を、
心配して下さるお客様が。。。

すみません。
ただ。。忙しいという理由で書いていなかっただけなんです（反省）

ちょっと、フェイスブックとかぶる内容ですが、
ブログにもアップしていきたいと思います。



30年前大正12年のビルの1階で
ひっそりとオープンしたオピューム。
お客様の中にも
記憶の中に留めてくださっている方も多くいらっしゃいます。

29年過ごしたアンティークのビル。
老朽化という原因で離れなくてはいけなくなり、
大好きだった空間に離れがたい気持ちを置いていた私が居た一方で
完璧にリセットしたオーナー。。。。

『寂しくないの？』

そう切り出してみると。。。

『働くスタッフが新しいお店を一番大切に思わないでどうするの。』

・・・・。

『ほんと、そうやね。お客様に大切なレストランと思って貰うには、
　まず、私達が第2幕のオピュームを大切に思わないとね。』

正直、オーナーってかっこいい。

そこからは、
新店舗での空間づくりに全力で向かおうと心に決めたが最後。。。

オ＝オーナー　私＝ソムリエ石垣（心の声）

オ：『壁の色、そんな小さなサンプルじゃ解らん。現場で実際にペンキ混ぜて実際に塗ってみよ。』

私：『あの。。。ペンキ屋さん困ってますけど。。。』

オ：『外壁、そんなもん、もちろん現場で!!!』

私：『あの。。。ビル風でめっちゃ寒いんですけど。。。』

オ：『窓側にテーブル席あった方がいいね。』

私：『あの。。。。もう図面無視してるやん。。。』

オ：『床は無垢の木をおれが買う』

私：『あの。。。買うとおっしゃいました？？』

オ：『床は後で手入れして育てるから、自分たちで塗るぞ』

私：『あの。。。育てるって？？私も塗るんですか？』


第2幕が開く前夜。
私：『ようやく良い空間が出来たね』

オ：『良い空間になるのはもっと先、お客様の思い出の場所になった時に、それぞれのお客様にとって良い空間が出来あがるから、後はお客様にオピュームを育てて貰おう。』


あの、出来あがりはもっと先って・・・・。
シンナーで声が出なくなった私。。
結構、頑張ったと思うんですけど。

まぁ、言いたい事は解らなくもない。
って事は良い空間の最終章を見たい私は、
当分、オピュームを離れられないってことですね。。。。
頑張ります（笑）
























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【 店名OPIUM（オピューム）＝アヘンにまつわる話】

オーナーはお客様に店名の由来を聞かれると、
必ず、こう言う。

『オープン

した当時（30年前）、本町に飲食店なんてなかっですよ。
間違ってもいいから入ってもらい、中毒になって欲しかった（笑）』

オピュームにまつわる話を書こうと思いオーナーに、
『お客様が癖になるって思って下さるのは何でだと思う？』

... 答えは

『その思いが形になったのは、
お客様に支えられ長く続けて来れたから』

特別な戦略はなかったのね。。。

まぁ。お客様が癖になってくれてるから、
結果往来という事で(^^♪

あ！アヘンは入っていませんのでご安心を☆

オピュームにまつわる色んな話☆

さて、ご無沙汰しっぱなしのブログでございます。

前回に更新した2月という文字をみて、
愕然としてしまったソムリエ石垣です(；一_一)

GWも終わり、ちょっとのんびりしている今日この頃。

ふと思う事。

『移り変わりの激しい世の中。よく30年もお店続いてるよな。。。（素朴な疑問）』

という事で、

“オピューム=アヘン=癖になる”

と名付けられたお店の検証を行ってみる為に、

オピュームにまつわる色々な話を綴っていきたいと思います。