kinkyou -Ayako Kurihara

栗原亜也子の近況・お知らせなど

栗原亜也子/Ayako Kurihara 
Artist based on Yokohama,Japan. http://ayako-kurihara.tumblr.com/

黄金町バザール2016無事終了!…秋のざわざわ、冬の内省。

秋の一大イベント「黄金町バザール2016」、無事クロージングを済ませることができ、ホッとしている栗原亜也子の「Kinkyo」です。

「黄金町バザール2016」の出品作品については下記でご紹介しています。
・Facebookページ「Mind Games  Ayako Kurihara」
別ブログ Ayako Kurihara Mind Games





さて、もう12月なんですねー。
展覧会が終わった途端、ざわざわと撮影仕事に追われ、自分の生まれた季節でもある大好きな秋を今年はあっという間に過ごしてしまいました。(ロケーションフォトのお仕事なので常に自然とは接していられるのですが)

昨日今日、すこし小休止で「振り返りの時間」が持てたのでぐいぐいと内省モードで落ち込んでいっています。
落ち込む、というのは一見ネガティブな響きのようにきこえるけれど、そのバイオリズムが私には大事だったりもします。

見上げれば赤から緑のグラデーション。
キーンと冷える空の美しさを胸にひびかせて今日はすごせたらいいな、と思います。



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生活と制作、そして「アジア的生活」。

秋、突入。

4月から黄金町のアーティスト・イン・レジデンスをスタートし初めて迎えた夏…というか夏休み(あ、子どもの夏休みのことね)、いやあ大変でした。

遊びたい盛りの小1娘に朝起きて宿題をさせ、プールに連れていって水に漬け込み、そして午後は黄金町スタジオに連れて行き子どもを傍に制作。
かいだん広場で遊んでいても5分おきに「ままー喉渇いた!」とか、「転んだ〜>_<」とかで作業場に駆け込んでくる娘に当然いつものような集中した制作はできず…。

でも娘は地元の子ども達とあっというまに仲良くなり、同じスタジオのアーティストさんに可愛がっていただいたり、夏からオープンした黄金町Baseで自由工作を楽しんだり、彼女にとってこのエリアで過ごしたことは夏休みのいい思い出になるんだろうな。



黄金町BASE。子どもたちが好きなものを好きなように作る場所。



「生活と制作」。

そもそも今年、黄金町のスタジオを制作拠点に移そうと決めたきっかけが「生活と制作の関係を見直す」ということだった。
2009年に生まれた娘も早いことに小学生!これまでの制作環境を見直しアップデートさせないといけない。

制作に費やす時間と、家事育児の時間との"線引きと共有"をどのように設定していくか。
 

去年の秋頃はそのあたりがごちゃまぜになってしまい結構悶々としていたりして…。
(参照ブログ "Mon-Mon"について→http://blog.livedoor.jp/opq1974/archives/52047404.html)




地元ヨコハマで活動の幅を広げつつこのテーマを掘り下げるべく、長年拠点にしていた我が「アトリエがけ」を出る決断をして、あたらしい拠点として黄金町アーティストインレジデンスに応募したのだけど、実際この行動はよい方向に向かっていると実感している。

ヨコハマのなかでもこの界隈は「下町」。かつての違法風俗街のイメージがどうしても強いが、元々問屋が多かった街には子ども好きで人情あふれる方がいらっしゃるし、そこで制作する若いアーティストさんも黄金町エリアのスタッフさんも子ども達に対しては優しい。
この界隈に子どもの笑い声が聞こえるというだけで、当時の売春宿の記憶がある人たちにとっては「奇跡のよう」なんだろうな。

私にとっては自宅と、娘の小学校から比較的アクセスの良いこのエリアは効率的に制作ができるし、「アートによるまちづくり」を目指すNPOが定期的にさまざまなイベントや展示を企画するので、一年間の滞在の中で積極的に作品を露出していく機会に恵まれている。
 
気負いなく、自分の生活の延長線上で発表ができることが今は非常にありがたく、制作のモチベーションがキープできるひとつの理由でもある。 
 
さて、毎年秋に開催される黄金町エリアの展覧会「黄金町バザール 2016」に出展することになった。

この展覧会は国内外のアーティストを招聘し「滞在+発表」形式で展示をするというものだが、今年のテーマは 
「アジア的生活」。
 
招聘したゲストアーティストに加え長期滞在のレジデンスアーティストも参加するので総勢54組という大所帯な展覧会です。


クリハラは「ゲストアーティスト兼レジデンスアーティスト」という特殊な立ち位置で、3箇所で作品展示を行います。
ただいま絶賛制作中。(間に合うかな。。)     



しかし、今年の自分のテーマが「生活と制作」だったので、なんだか縁を感じる。 
作品のなかで、"クリハラ的生活"を どんな風に見せていこう。

残暑が厳しい今年は9月になってもアジアっぽい気候で、汗をかきながら制作する毎日。混沌とした気分に割り込むように子どもの声がまた近づいてくる。。
展覧会をどうぞ楽しみにしていてください。


9月11日に開催した「のきさきアートフェア」でのワークショップ。



 
 








月刊風栗原亜也子バックナンバー、7/10(日)に黄金町で販売します!

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こんにちは。今年のモットーを「なりふりかまわず」と決めた栗原亜也子です。
これからは作品を売って作品をつくるための材料費を捻出していきたい。
なりふりかまわず作り続けたい!


さて。
2009年‐2011年に自主製本の「月刊風栗原亜也子」 という自分マガジン(ZINE)を出していました。
今回このバックナンバーを横浜・黄金町の「のきさきアートフェア」の栗原ブースにて販売いたします。
(残り14部です。一冊1,000円)

◆黄金町のきさきアートフェア 7月10日(日曜日)11:00-16:00 横浜黄金町エリア 
https://www.koganecho.net/contents/event-exhibition/event-exhibition-1718.html




◎月刊風栗原亜也子(げっかんふうくりはらあやこ)◎

「栗原が、くりはらのことをかいた、クリハラにより作られた、完全自意識過剰マガジン」。

2009-2011年、出産の前後の、いちばん身動きがとれない”強制的引きこもり期”につくっていました。
月刊といいながら実際は3~6か月に1度、というスローペースな出版でしたが、読者のみなさまが気長に待ち、注文してくださったおかげで全12号まで刊行し無事コンプリートしました。

「パソコンとプリンタと、気合さえあればできる!」を信念に、泣いて邪魔する赤子を傍らに必死の編集作業をし、1号あたり15~20部を自宅で製本していました。写真と文章でつづる栗原亜也子の視点、作品、日常、反省、トーク、ため息などなど、作品の前後に散らばるモノ・コト・キモチを雑誌媒体に「雑」に放り込んだ内容となっております。

月刊風栗原亜也子 見本

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この機会に立ち読みしてみたい方、購入ご希望の方、7/10(日)横浜・黄金町の「のきさきアートフェア」の栗原ブースにて展示販売いたします。(一冊1,000円)
ぜひお立ち寄りください。


また、7月10日以外でご購入ご希望の方は直接メッセージください。(梱包代送料込み1500円で 販売いたします)

何年かぶりに自分でよみかえしてみたら…面白すぎる!
もうこのテンションで、こういうアートブックは作れないな~。
わたしが前に進むために、いろいろなものを手放してゆきたい。


 

5月8日(日) のきさきアートフェアに出展します

5月8日のにちようび、11:00-15:00 黄金町「のきさきアートフェア」に出展します。

◎小品(ドローイングやモノクロのプリント、ペーパーウェイトなど)の展示販売をおこないます。
◎場所:黄金町エリア「1の1スタジオ」高架下スタジオSite-D集会場、かいだん広場近くにあるスタジオの軒先です)
◎ミキ(6歳)も出品します。 

◎イベント会場詳細はコチラ→https://www.koganecho.net/contents/event-exhibition/event-exhibition-1672.html




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薫風五月。
ヨコハマの黄金町エリアに制作拠点をうつして1か月が経過した。
こどもを学校に送ったあとの8時からの朝型制作スタイルはとても気持ちがよいし、自分のなかに遠慮なく入り込める時間が宝のよう。
この時期は追浜の「アトリエがけ」から持ってきたたくさんの作品のカケラたちを眺めてひとつひとつ点検し、あたらしい制作への計画を煮詰める日々なのだが、ただのんびりと絵を描くためにこのスタジオを借りたわけではない。新作を作って発表をしたいし、今までの作品の再構築にもトライしたい。

そのための材料費はどこから捻出するべきなのか。
スタジオの家賃も払わなければならない。
バイトに明け暮れてスタジオの滞在時間や制作時間がどんどん減っていく切なさとはそろそろ決別したいのだ。
自分がつくったものを直接めしのタネにできるような、そんな良い経済循環ができないだろうか。。
それをこのスタジオでの滞在テーマのひとつにしようかな、なんて考えている。


まずはうごけるところから動いていこうと思っている。
その第1弾が今週末のきさきアートフェアへの参加である。




今回のアートフェアでは、収益から経費を引いた額のお金を熊本地震の被災者支援金の足しにするつもり。
それがほんのわずかだとしても、やってみないと始まらないものね。



栗原亜也子
Web site http://ayako-kurihara.tumblr.com/




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ミキ画伯も出品いたします 絶賛制作中。





 

Information about my studio in Kogane-Cho, Yokohama



【スタジオ移転のお知らせ】

今年の4月から1年間、作品制作の拠点を横浜の黄金町にうつして活動することにいたしました。
先日横須賀の「アトリエがけ」から荷物移動をすませ、黄金町での新生活です。


4月から娘はとうとう小学校1年生!
今までは自由にレジデンスや遠征へ連れ回していたけれど、これからは学校のカリキュラムを優先した生活が始まります。
アーティスト版「小1の壁」。。
 ・・・
ということで朝7:50に子どもを学校へ送り、8時にはスタジオ到着。ひと仕事終えてもまだ9時半!朝弁食べて再び制作仕事。
朝型クリエーション、いいかも!

まずは十数年蓄積された作品のカケラ達を虫干し、あらためて見直す作業をしています。





2007年~2009年にかけて制作した作品たちを並べて風を通す作業。





このスタジオは黄金町エリアマネージメントセンターが運営するアーティストインレジデンスを4人のアーティストでシェアし、「スタジオコッパ」として使用しております。


作業場所のため普段は非公開ですが、イベント開催やオープンスタジオの際はぜひ遊びにいらしてください!



2016年春、あたらしい場所へ。

咲き始めた桜がまぶしい。
こんなに天気のよい日に、私は春休み中の6歳児と部屋に引きこもっている。

おとといまでの「ぶらり旅」でそもそもそんなに持っていないお金を使ってしまい、明日から始まる怒涛の新生活に備えて2日間じっとしているというわけだ。



娘は4月から小学生、私は12年以上使っていた横須賀の一軒家アトリエを出て横浜に拠点をうつすことになった。ひとつの節目を迎える。

それにあたってアトリエの整理整頓をしていたのだけど、いやあつらいつらい、なんていうか、しょっぱい。
奥から出てくる大量のネガ、プリント、学生時代からの作品、エスキースブック、公表できるものと絶対非公開なモノ等、めまいがする作業だった。
作業をはじめる前は絶対ぜんぶ断捨離してやる!という意気込みだったが、見始めると過去の作品で気恥ずかしさをおぼえるような類のモノは浪人~大学2年くらいまでの作品くらいだけだった。ということは20年近くたっていても今取り組んでいる作品とその核は変わらないということなのである。それはけっこううれしいことだ。

自己との対峙ばかりでは心身によくないので「ソファ解体」といういかんせん遠回りな肉体労働をTo doリストに加えてみたら、実に健全な気分で作業後のビールが飲めた!


明日は運搬、移動、搬入。
横浜・黄金町のアーティスト・イン・レジデンスを1年間シェアスタジオとして借りることにした。

今年でわたしは42歳になる。確実にもう折り返している。
新しい空間で、整理整頓したものを咀嚼し、見やすく整えること。それがきっとこれからの仕事なのだ。



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2016年1月。

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 さて、ようやく2016年1月の更新です。

 近年、あたらしい年を迎えるのがどうしてこんなに苦しいのか。
たかだか日付をまたぐだけなのに、換気扇の掃除はしなければならないわ、やけに豪華な食材を買ってみたり、葉書をポストに突っ込んだり菓子折りや現金入りのポチ袋を用意したり。。。 オトナって大変ね~。

そんなこんなをなんとかこなし、一息ついてからKinkyoブログを綴っています。



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去年の秋に京都のHRD Fine ARTで開催された個展に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。
ここ2~3年のあいだに制作してきたMind Gamesのペインティングをまとまった形で発表できたことが、自分へのさまざまな気づきをもたらしてくれました。

Mind Gamesのオセロ・ペインティングではかならずタテ・ヨコの格子のなかに丸いスタンプを置いていきます。かたちでは「グリッド」好きな私ですが、生き方では垣根を少しずつ外していけたらいいな、と考えています。



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3月までは整理整頓の時間。あたたかい季節が楽しみです。



栗原亜也子








 

"Mon-Mon"について。

さいきん私は悶々としている。



「悶々」をスマホの英訳で変換してみたら、

worrying endlessly

と出てきた。なるほど。


そう、ただぐるぐると悩んでいるだけでは何も進まない。悶々としているのはきっとそうしていたい(ぐるぐるとしていたい)「何かの理由」が自分の中にあるのだ。
原因や状態や理由や感情が絡まって毛玉のようになった自分の状況をただ眺めているだけでは何も変わらない。



とりあえず私の場合、それが「子育てと制作のバランス」にあるように漠然と思っていて、そんな時にCAMP主催の『アーティストにとっての「子育て」』というトークイベントがあったので先日出かけてみた。

トークは5人のゲストスピーカー(全員が0歳~17歳のこどもを持つ女性クリエーター)と観客、そして会場スタッフが適当なグループにわかれて自由に話し、中間報告の後また話すといった構成で、その間をぬうように子供達がばたばたと走り回るという混沌としつつもリラックスした場だった。
参加者とスタッフは未婚男性・女性や子育て中の女性、主夫をしている男性など背景はさまざまだが全員が「なんらかのかたちでものづくりに関わっている」という点が共通項で、互いの思いと今抱えている状況、悩み、子供がいることの利点、産んだ後に起こった自身の変化、制作活動と子育て、収入、保育園問題などたくさんの発言が飛び交い、とても興味深い時間を過ごした。


この会の良かった点は最後に「意見をまとめなかった」というところだと私は思った。このテーマに答えと終わりは見つからない。それぞれが抱えている問題は共感はできても共有はできない。

ただトークに参加したことで、私の「悶々」には少し糸口を見つけられた気がする。
自分の問題については下記のようにまとめてみたい。


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・作家としての「制作・創造活動における課題」と「育児の課題」を同一視しない

家事と育児(子供と過ごす時間)とごちゃまぜになっていはいないだろうか

・子供の世話に時間を取られていると感じているが、もしそれを誰かが代わりにやってくれる状況になったら、
本当に制作に充てる時間を手に入れることができるのか。

・”こどもがいるから~できない”という状況を実は私自身が望んで作り上げているのではないだろうか。

・そもそもお尻に火が付かないとやらないタイプである。火をつければいい。



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材料をテーブルの上にならべたので次は調理。食べるかどうかはまた考えることにする。


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栗原亜也子ウェブサイト http://ayako-kurihara.tumblr.com

栗原亜也子個展「Mind Games」 2015年10月3日~11月28日
http://ayakokurihara.blogspot.jp/2015/10/mind-games103-1128.html?m=1

あたらしい気持ち。描くこと、つくること。

もうすぐ誕生月の11月突入です。ひんやりした朝の空気と秋晴れ、今日は満月!


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10月より始まった栗原亜也子の個展「Mind Games」、毎週金曜日と土曜日に京都のギャラリー「HRD FINE ART」で開催しております↓↓
栗原亜也子個展「Mind Games」 2015年10月3日~11月28日
http://ayakokurihara.blogspot.jp/2015/10/mind-games103-1128.html?m=1



夏から秋にかけて私にとっては密度の濃い制作生活をしていたので、個展のオープニングを無事迎えたあとは少しぼんやりとしていました。
作品制作も、家族との生活も、人とのかかわりあいも、写真撮影のお仕事も日々学ぶことがいっぱい。
ばたばたしていると、あっという間に昨日まで自分自身に向かっていた張りつめた気持ちが遠い過去のように思えてしまう。

開けづらい「次への扉」は勝手に開くまで待っていよう。



そんなことを考えて4週間、ようやくドアに手をかけられそうです。







栗原亜也子個展「Mind Games」 2015年10月3日~11月28日
http://ayakokurihara.blogspot.jp/2015/10/mind-games103-1128.html?m=1
会場: HRD FINE ART 京都府京都市上京区上御霊竪町494-1
DMura


 

京都、参上。

個展の搬入のために昨夜ヨコハマから高速バスに乗りました。


暴れん坊の低気圧のせいで道中はヒヤヒヤしましたが、抜けるような京都の青空に、最近抱えていたナーバスな気持ちも吹き飛び、前に進む意欲が湧いてきた!



まずは御霊神社さんに挨拶です。ああ、風が通る通る。


展覧会情報は別ブログにてアップいたします。
↓Mind Games Ayako Kurihara↓




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