2009年12月26日



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  Meet The Books 〜新しい本、そして新しい自分〜 VOL.35
       【学問のすすめ(現代語訳)】 福澤諭吉 齋藤孝


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目次

■〔1〕今日の一冊を評す

■〔2〕今日の一冊の名言

■〔3〕編集後記

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■〔1〕今日の一冊を評す

【学問のすすめ(現代語訳)】 福澤諭吉 齋藤孝
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480064702?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22


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こんにちは、発行人の坂田大輔です。

今日紹介する本は福澤諭吉の「学問のすすめ(現代語訳)」です。

1880年(明治13年)に出版され、発行以来9年間で70万冊も売れた大ベストセラー。
そのいわずと知れた名著を、先週も紹介した「勉強力」の齋藤孝さんが現代語訳で
蘇らせました。

明治のはじめ、近代化に向かって行く日本の息づかいまで感じることができ、思わず
読みながら、財布から1万円札を取り出して、福澤諭吉の肖像画を見てしまいました。

本書に「かつで豊かで強かった国も、いま貧弱な国となることもある」と書かれて
いますが、もし福澤諭吉が今の日本を見たとすると、その発展ぶりに喜ぶと同時に
山積みになっている日本の問題により、日本が貧弱にならないか心配するかもしれません。

ひとつ上のレベルの「志」を持ちたい人にオススメの本です。

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■〔2〕今日の一冊の名言

【初編:学問には目的がある】

・天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。

・この日本はアジアの東の島国であって、むかしから外国とかかわりを結ばなかった。
自国の産物で自給自足していたが、嘉永年間(1848−54)にアメリカから
ペリーが来て外国との交わりがはじまった。そして今日に至ったわけだ。なお、開港
した後でも、「鎖国」や「攘夷」などとうるさく言っていたものもいるが、たいへん
狭いものの見方であり、ことわざに言う「井の中の蛙」のようなものだ。こういう
議論はとるにたらない。


【第3編:愛国心のあり方】

・貧富・強弱の状態は、あらかじめ決められているものではない。人間が努力するか
しないかによって変わるものであって、今日愚かな人も、明日には賢くなるように、
かつて豊かで強かった国も、いま貧弱な国となることもある。古今にその例は少なく
ない。わが日本国民も、いまから学問に志し、しっかりと気力を持って、まずは一身
の独立を目指し、それによって一国を豊かに強くすることができれば、西洋人の力など
は恐れるに足りない。道理がある相手とは交際し、道理がない相手はこれを打ち払う
までのこと。一身独立して一国独立する、とはこのことを言うのだ。


【第6編:文明社会と法の精神】

・政府が法を作るにあたっては、なるべく簡単にするのがよい。すでに法が定まった
以上は、必ず厳格にその狙いを実現しなくてはならない。人民は政府の定めた法律を
見て不都合だと思うことがあれば、遠慮なくこれを論じて訴えるべきである。
すでにその法を認めて、その法の下にあるときには、その法についてあれこれ勝手に
判断せずに、つつしんでこれを守らなければならない。


【第9編:よりレベルの高い学問】

・要するに、われわれの仕事というのは、今日この世の中にいて、われわれの生きた
証を残して、これを長く後世の子孫に伝えることにある。これは重大な任務である。
どうして、数冊の教科書を読み、商人となり職人となり、小役人となり、年に数百程度
の金を得て、わずかに妻子を養って満足していられようか。これでは、ただ他人を
害さないというだけだ。他人にプラスになるような者ではない。


【第17編:人望と人付き合い】

・人の表情は、家でいえばまず玄関のようなもの。他人と広く交際して、来客を自由に
迎えるには、まず玄関を開いて入り口を清掃し、とにかく寄り付きやすいようにする
ことが緊要である。なのに、いま、人と付き合おうとして表情を和らげるのに気を使お
うともせず、それどころかニセ君子のまねをして、ことさらに渋い顔をするのは、戸の
入り口に骸骨をぶら下げて、門前に棺おけを置いているようなものだ。
誰がこんなところに近づくものか。

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【学問のすすめ(現代語訳)】 福澤諭吉 齋藤孝
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480064702?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22


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■〔3〕編集後記

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先日、友人の家で「鍋パーティー」をやりました。
普通に家でやる予定でしたが、天気がよかったので、思わず屋上に飛び出して
急遽「アウトドア屋上鍋パーティー」になりました。

やっぱり、アウトドアはいいですね。

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坂田大輔

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2009年12月19日



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  Meet The Books 〜新しい本、そして新しい自分〜 VOL.34
       【勉強力】 齋藤孝


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目次

■〔1〕今日の一冊を評す

■〔2〕今日の一冊の名言

■〔3〕編集後記

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■〔1〕今日の一冊を評す

勉強力 齋藤孝
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4759311009?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22


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こんにちは、発行人の坂田大輔です。

今日紹介する本は齋藤孝さんの「勉強力」です。

タイトルは「勉強力」となっていますが、古典や文学などから人生を豊かにする
ための読書術やオススメの本が多く書かれています。

読むにつれ自分の「知的好奇心」がくすぐられまくりで、紹介されている本を
かたっぱしから読みたくなりました。
実際読み終わる前に、携帯でアマゾンのアクセスして何冊かオーダーしたほどです。

個人的には「論語物語」(下村湖人)、「論語と算盤」(渋沢栄一)、
「翻訳夜話」(村上春樹、柴田元幸)がすぐ読みたくなりました。

仕事や試験勉強とは違う「教養」に対するモチベーションを上げたい人オススメの本です。

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■〔2〕今日の一冊の名言

【序章:勉強の旬は35歳から】

・本書でご提案したい「勉強力」というのは、大きく分けて2つの目的があります。
一つは、仕事に必要な基本的な能力を、総合的に鍛え上げていくことです。
もう一つの目的は、後段の中心テーマとした「人生を豊かにする」ことです。

・上手に古典に親しめば、教養が高まるだけではなく、仕事に役立つ能力が、総合的
に強化されるし、善く生きるための羅針盤が得られる。したがって、間違いなく人生
が豊かになる。


【第2章:教養が仕事の幅を広げ人生を豊かにしてくれる】

・「論語」で揺るがない人生の根幹を持つ

・「論語」は「経済指南書」ではないけれど、「政治の書」「戦略の書」と言っても
いい要素が多分に含まれています。戦略の根幹に「人格」があるからです。

・ビジネスパーソンのみなさんには、ぜひ「論語物語」と「論語と算盤」をセットで
読んでいただきたい。

・見方によっては、お笑い番組も教養番組になります。

・推理小説は、たとえば「週刊文春」や「このミステリーがすごい!」など「ミステ
リーベストテン」のような、いろいろなところでやっているランキングを見て、ナン
バー3までにランクインした作品を押さえる、という方法がいい。上質なミステリー
に出会える可能性、大だ。2009年「このミス海外編」一位のトム・ロブ・スミス
「チャイルド44」はオススメ。


【第4章:次から次へと知識が広がる「芋づる式勉強法」のススメ】

・驚きの連続の「ゲーテとの対話」
この本を読んでいると、ゲーテが私に向かって語りかけてくれるように感じられ、
とても興奮します。
「ゲーテとの対話」にはトーク・ライブのような感覚があって、それが実に心地
いいです。

・新書は携帯に便利なせいか、最近はビジネス系の新書も多数刊行されており、
なかなかの人気のようです。しかし35歳を過ぎたら、それだけではなくて古典の
世界に開かれる、あるいは学問の最先端の世界に足を踏み入れるような面白さの
ある新書を多めに取り入れるといいでしょう。

・もし本棚を持っていない方がおられるなら、まず本棚を買ってください。
本棚に本の背表紙が一冊、また一冊と増えていくことは、自分自身の豊かさ
を象徴するものになるのです。


【第5章:勉強は生きる原動力、そして人生最大の娯楽だ!】

・教養は自分の人生を豊かにするだけではなく、家族や社会のなかで尊敬され、
大事にされるという生きがいをももたらしてくれるものと言えます。


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勉強力 齋藤孝
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4759311009?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22


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■〔3〕編集後記

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先日、4泊5日で大阪出張に行ってきました。

大阪に行くのは8年ぶりくらいだったので、懐かしいな〜と思いながら、
大阪にいる友人と、通天閣を見て、串かつを食べて、スマートボールで遊びました。
(ちなみにスマートボールでは予想外にも200発だして、大阪土産のクッキーを
2箱もゲットしました!!)

夜遊んだのはその1日だけでしたが、なかなか大阪を満喫できました。

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opyopyo2 at 08:00コメント(1)トラックバック(0)勉強本−ビジネス書の書評 

2009年12月12日



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  Meet The Books 〜新しい本、そして新しい自分〜 VOL.33
       【道をひらく】 松下幸之助


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目次

■〔1〕今日の一冊を評す

■〔2〕今日の一冊の名言

■〔3〕編集後記

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■〔1〕今日の一冊を評す

道をひらく  松下幸之助
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569534074?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22

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こんにちは、発行人の坂田大輔です。

今日紹介する本は松下幸之助さんの「道をひらく」です。

1968年に出版された、累計450万部突破の大ベストセラーなのですが、
今回はじめて読んでみて、いまだに書店に平積みされて売れ続けている
理由がよく分かりました。

デール・カーネギーの「人を動かす」やナポレオン・ヒルの「思考は
現実化する」などなどの名著と同じように、人間の本質的な内容が
書かれており、まったく古さを感じさせません。

↓↓↓ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」の書評はこちら↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/opyopyo2/archives/856283.html

今回は収録された121篇の内、2篇のみ紹介しますが、ぜひすべて読んで
みてください。

1年に1回、定期的に読み返したいと思える名著でした。

忙しい毎日の中で、少し立ち止まって人生を考えたい人にオススメの本です。

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■〔2〕今日の一冊の名言

【道】

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしかあゆめない大事な
道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は
すこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず
新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。


【勤勉の徳】

天災地変をまつまでもなく、粒々辛苦の巨万の富も、事あらば一朝にして
失われてしまうことがしばしばある。形あるものはいつかは滅びるにして
も、まことにはかない姿であるといえよう。

だがしかし、身についた技とか習性とかは、これは生あるかぎり失われは
しない。たよりになるのは、やはり自分の身についた技、身についた習性。

だから、何か一つでもいいから、よき技、よき習性を身につけたいもので
あるが、なかでもいわゆる勤勉の習性は、何にもまして尊いものに思われる。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間のいわば一つの大事
な徳である。徳であるかぎり、これを積むには不断の努力がいる。

相撲に強くなるためには、不断に真剣なけいこを積まねばならないように、
勤勉の習性を身につけるためには、まず日々を勤勉に勤める努力がいる
のである。その努力が重なって勤勉の習性が身につき、その習性から
はじめて徳が生まれてくる。

お互いに勤勉の徳を積みたいものである。

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道をひらく  松下幸之助
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569534074?ie=UTF8&tag=frommiddofnow-22

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■〔3〕編集後記

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先日、久しぶりに「読み出したら止まらない小説」に出合いました。

時間管理の点から言うと「出合ってしまった」と言ったほうがいいかもしれ
ませんが・・・。

ちなみにPOPはこんな感じ。
「最悪の事件!白熱する捜査!このスピード感、このハイテンション!
こいつは面白すぎる!」

前置きが長くなりましたが、その小説は誉田哲也さんの「ストロベリーナイト」です。
POPにあるとおり、そのスピード感にやられました。

ビジネス書の合間にぜひ読んでみてください!




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【発行責任者】
坂田大輔

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坂田大輔

このブログでビジネス書の書評を書いている坂田大輔です。
モチベーションアップのため月に2冊程度のビジネス書を読んでいます。


メインは「Think & Act Globally !!」というブログで書いていますが、ジャンルがごちゃまぜになってきたので、ビジネス書の書評のみここに移しました。

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