本・雑誌

2006年07月05日

最近読んだ本など。

 久しぶりの書籍メモです。

 映画も観るけど、読書もコンスタントに続けていて・・・できれば書籍を紹介できればと思ってもいますので。


 ★『慟哭』 貫井徳郎著

 頻発する幼女誘拐事件を捜査する男と新興宗教に救いを求める男の軸を描きながらも、ラストに驚愕の事実を突きつける作品。ホワイダニットの部分に入り込み難い部分とオチが多少読めてしまうが、デビュー作でこれほどの作品を書いた筆者の才能に驚く。お勧めです。

 ★『ハリー・ポッターと混血のプリンス』 J・K・ローリング著
 
 前作よりも展開としては遥かに面白くなっている。ハリーの成長過程がやや強引な所とファンタジー色にのめり込めるかどうかがネックだが読み物としてはやはり面白い作品。

 ★『ZOO』 乙一著

 『GOTH』はあんまり好きではないけど、この短編集の淡々とした不気味な筆致は華麗にして見事だと思う。次々と現れる心地よい荒唐無稽な作風にはまり込んでしまいました。

 ★『第三の時効』 横山秀雄著

 今までに読んだ警察小説の中で、抜群に面白い。様々な登場人物が交錯しつつも一瞬たりとも読者を飽きさせない展開が最高で、読んでいる間は幸せのひと時を味わえる。

 ★『クライマーズハイ』横山秀雄著

 日航ジャンボ墜落事件を追う事件記者たちの葛藤と入稿を見事に描いた作品。記者たちの素顔がすこしずつ見えてくるセリフ劇や緊張の瞬間の連続で目を休める事ができず。

 ★『六番目の小夜子』

 学園ミステリとしての舞台設定が中々見事な作品。学園に残る不思議な風習をモチーフに描く作品で、ラストの展開には驚かれる。ただインパクトがやや弱いかも。

 ★『ダ・ヴィンチ・コード』

 映画化されるという事で急遽読破。展開は読みやすいので海外モノが苦手な方も良いと思う。ただ、映画を観てから読むか、読んでから観るかはモノ好き好きなので、今一度再考してから手にとってみると良いと思います。


 たまには、短文感想で良いので紹介していきます。

 それと・・・皆様、コメント&TBのお返し大変遅くなってしまってごめんなさい。

 ゆっくりと皆様の記事に来訪しながらお返し致しますので、何卒お待ちくださいませ・・・今から飲酒しに行ってしまうので、深夜のご訪問になるとは思いますが・・・

 
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2006年02月21日

今年になって読んだ本3

 このブログ・・・

 普段は映画の事ばっかり書いております。

 でも、カテゴリに「本・雑誌」ってあるのに・・・読書については全く触れないこの頃。

 なので、最近読んだ本。まとめちゃいます。

 なるべく短文感想もつけて。

 いつ読んでるの?という声も聞こえてきそうですが、基本的に通勤の時間帯、映画館で並んだり開演する前、映画と映画をはしごする時に開いた時間にカフェで。という事が多かろうと思います。

hanochi

 横山秀夫著『半落ち』★★★★

 登場人物の6人の視点で物語が進んで行くのは、面白い。けど、オチを映画で観てしってしまった状態で読んでしまったのは、残念かも。ただ、オチの完成度よりかは人間の尊厳の裏側に隠された秘密を、綺麗な形で収束させる物語の良さと、元新聞記者の説得力のある文体で、本としては必読かも。


tokyotower

 リリー・フランキー著『東京タワー オカンと僕と、時々、オトン』★★★★★

 この人はテレビとかでは、物凄いクリーンヒットする下ネタを飛ばすのに、文章がとても丁寧で良いです。「美女と野球」という、とても面白い本があるのですが、その本に通じるユーモラスな面と、家族を真っ向から描いた視線にひどく共感しました。

nemuri-t

 東野圭吾著『眠りの森』★★★★

 加賀恭一郎が登場するシリーズは非常に好きです。加賀刑事って本当にリアリティのあるキャラクターで、本当に練馬警察署にいそうですもの。
 この作品は、加賀恭一郎の恋と、とあるバレエにまつわる悲劇を描いています。
 割と、トリックとかより、人間ドラマとして良く出来た作品だと思います。

kamen

 東野圭吾著『仮面山荘殺人事件』★★★★

 こういう騙しのテクニックを思う存分に使ったミステリーは非常に好きです。騙される快感というのは、読み終わった時に思わず「そういう事だったのか・・・」と唖然としてしまうぐらいのものが好きですね。ここまで騙されると人間不信になるかも。

hensin

 東野圭吾著『変身』★★★

 実は、この小説あまり入っていけなかったんです。とあるサイトで凄い絶賛されていたものだから、凄い期待して読んでしまったのも一つの原因かも。しかしながら、小説としてのプロットは面白いし、展開が読めないという点ではかなり面白かったですね。

moon-t

 恩田陸著『月の裏側』★★★

 この小説のダーク感は素晴らしいですね。最初は起き上がりの話かと期待していたのですが、どうやら違うようで・・・ある種の怖さをカモフラージュしながらじわりじわりと見せて行きます。ただちょっと物語が突き抜けすぎた部分がついていけなかったかも。

domino-t

 恩田陸著『ドミノ』★★★★★

 この小説は非常に面白かったです。全く関係の無い人々が、少しずつ連鎖していきながら、東京駅で起こる事件に巻き込まれていく過程が非常に面白いですね。そして登場人物が多いにも関わらず、ほぼ全員を書き分けた恩田陸の筆に感嘆。思わず喜んでしまうシーンが多いです。

kline-t

 岡嶋二人著『クラインの壺』★★★★

 いつか読もうとは思っていて、今回やっと手に取りました。この本は設定が完全にSFなのですが、メビウスの輪をモチーフにしたラストと、展開がかなり面白い小説です。でもこんな機械があったら凄いです。と思わず体験してみたくなるコンピューターマシンが登場しますが、その怖さも如実に描いていて思わずのけぞらせるような物語です。

 こんな感じですが。

 これからも本についても、たま〜に書きます。

 今現在読んでる本は、恩田陸の『象と耳鳴り』、岡嶋二人の『99%の誘拐』です。
 この後は何を読むかはまだ未定なり。

 
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2006年01月30日

深い河4

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 先輩のセツ子さん(ニックネーム)に勧められて読んだ本。

 遠藤周作は初めて読むのですが・・・

 愛を求めて人間の業を知り尽くしたともされる深い河ガンジス河へと向かう日本人の話。

 何よりもテーマの重さと人間の描写が細やかで読んでいても何かどこかの深い淵を覗き込んでいるような焦燥感が襲ってくる。

 インドは、行くと本当に好きになる人ととんでもないと言って二度と行かない人がいるという。

 生と死が混在し、深いガンジス河の流れに水葬されようと向かうインドの人々の執念が行間から伝わってきて、日本には決して無いものを具体的に書く遠藤周作という人物にとても魅力を感じてしまった。

 そして様々な登場人物の描写や感じ方に違和感を覚えつつも物語に自然と引き込まれていく。それはインドが見せた幻想なのか幻影なのかは、わからない。

 日本では平凡に生きていた人のリアリズムがインドという土地によって深い河に流され、物語を読み終わった時にはたちどころに深い余韻を残す。

 インドには何時か行く予定です。出来れば20代のうちに行きたいと考えています。

 出来ればこの本を持って行きたいと考えてます。
 
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2005年11月17日

夜のピクニック4

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 まぁ、素敵な話なんて世の中にはそうそう無いけど。

 もし、ただ夜中に歩くだけでドラマチックなお話が聞けるとしたらどうしますか?

 夜のピクニックのお話です。

 本屋大賞を受賞した今作ですが、全国の書店員さんが最も売りたいと思った本の一位です。

 24時間。ただ道をひたすら歩くだけの行事なんです。が・・歩くのって素敵ですよ。

 歩いているとお互いの顔を見ないで話すので、普段言えないような事を言えたり、照れくさい事も意外と言っちゃったり、何を言ったか思い出せなかったり・・・

 とある高校生達の一夜に起こったほんのりとした軌跡を描いています。

 わたくしも、大学生の時に目白から恵比寿まで6人くらいで夜通し歩いた事がありますが、何かスゴイ色々な事を皆と話して、聞いて楽しかった思い出があります。

 夜通し歩く中で、様々な高校生の友情、恋愛、家族問題までが話の中に出てきます。
 そういうストーリーの解決は朝と共に訪れます。

 爽やかな気持ちになります。

 少しでも気になったなら、秋の夜長にいかがでしょうか?

 一緒に歩いている気分になれますよ☆

 この本を読んでると、夜中に草むらに寝っころがって一面の星を見てみたくなります。
 
 
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2005年10月19日

ガンジス河でバタフライ5

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 確かに・・「深夜特急」も「アジアンジャパニーズ」も「クミコハウス」も旅行記としては面白いし、ロマンたっぷりだけど・・

 「ガンジス河でバタフライ」というたかのてるこさんがインドを旅したお笑い旅行記大絶賛です!!!
  
 というわけで紹介させていただきたいのですが・・

 私・・不詳25歳の青年男子ですが・・
 
 インドに行きたくてしょうがない〜!!っていう願望は高校生くらいの頃からありまして。

 じゃあ何故早く行かないんだ!?

 とも言われますが。

 心の中で・・

 「まだ行くのは早い・・」とか。

 「何か行ったら怖そう」とか。

 思い未だに先延ばしです。

 ベトナム&カンボジアですら一人で行くのが怖くて。

 前日、全く準備してない状態で、緊張しまくってて、終電ギリまで友人と飲みまくって。

 完全に二日酔い状態で。

 あ〜気持ち悪い・・と思いながら出発だというのに、成田空港で戻した人なもので。

 しかも一人旅で緊張のはずが、行きの飛行機は完全にぐったりしていて・・

 緊張どころではなく。
 
 ベトナムの空港に着いて、タクシーの運ちゃんに囲まれながら・・

 「あ〜二日酔い回復した。良かった」とか思った。そんな旅でした。

 インドは行った事ありませんが。
 とあるインドに旅した大学生が心で思った事をストレートに描いていて素晴らしいです。

 そう一人で旅に行くと、身包みはがされたみたいで、一人で全て決めなければいけないし、心の中で色々葛藤して動かなければいけないし、そういうの・・

 分かる分かる!!うんうん!!と思いながら・・

 男泣きしながら読みました。

 インド確かに怖いです。

 色々噂は聞くし。何か生と死の狭間を感じそうで。

 でも、いつかは行きたいと思っています。
 ガンジス河でバタフライならぬクロールをしに。

 明るくも突き抜けた旅行記が読みたいならオススメです。
 
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2005年10月15日

蛍・納屋を焼く・その他短編5

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本を読む人は多いと思います。

 私は・・映画も好きですが、本も好きで多いときに月に10冊程度・・
 読まない時は月に一冊程度読みます。

 おかげで、部屋の本棚には収まりきらず。

 本棚の周りに、本、雑誌、漫画が積み重なってる状態です。
 おそらく、単行本、文庫本合わせて500冊以上はあるかと思います。

 でも、捨てれません。

 何故なら良く読み返すから。

 そんな訳で、良く読み返す本を中心に紹介したいと思います。

 村上春樹の『蛍・納屋を焼く・その他短編』

 村上春樹はとても好きで、ほぼ全著作読んでますが、中でも良く読み返すのが、この作品と『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』です。

 この作品は『ノルウェイの森』を読んだ後に読みました。

 村上春樹の短編を読み始めたのは、たぶんこの作品が初めてです。

 家で読んだのですが、蛍は中でもとても好きな作品で、『ノルウェイの森』に出てくるエピソードがありますが、短編として読んだ方がグッとくるものがあります。

 二回目に読んだのも家・・『ノルウェイの森』を再読した後、また読み返したくなり読みました。

 この本はどこか旅に行く時は必ず持っていく本です。

 文庫で・・もうボロボロですが、買いなおす気もないかな。

 もし村上春樹を読んだ事が無い方は是非読んでみて下さい〜
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劇場公開作品

【2010年2月】

パレード★★★★

ルド and クルシ★★★

抱擁のかけら★★★

おとうと★★★★

インビクタス/負けざる者たち★★★★


【2010年1月】

ゴールデンスランバー★★★

ボーイズ・オン・ザ・ラン★★★★

フローズン・リバー★★★★★

Dr.パルナサスの鏡★★★

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女★★★

板尾創路の脱獄王★★★

かいじゅうたちのいるところ★★★

(500)日のサマー★★★★



【2009年12月】

誰がため★★★

蘇りの血★★★

アバター★★★★

のだめカンタービレ 最終楽章 前編★★★

THE 4TH KIND フォース・カインド★★

インフォーマント!★★★

ジュリー&ジュリア★★★★

パブリック・エネミーズ★★★

カールじいさんの空飛ぶ家★★★★


【2009年11月】

ニュームーン/トワイライト・サーガ★★

戦場でワルツを★★★★

2012★★★

イングロリアス・バスターズ★★★★★

脳内ニューヨーク★★★★

Disney’s クリスマス・キャロル★★★

ゼロの焦点★★★

大洗にも星は降るなり★★★

スペル★★★★★

【2009年10月】

わたし出すわ★★

風が強く吹いている★★★

母なる証明★★★★★

沈まぬ太陽★★★★

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち★★★★★

パイレーツ・ロック★★★★

さまよう刃★★★

クヒオ大佐★★★

戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH★★

狼の死刑宣告★★★

悪夢のエレベーター★★★

エスター★★★★

パンドラの匣★★★★

カイジ 〜人生逆転ゲーム★★★

私の中のあなた★★★★

ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜★★★

ワイルド・スピード MAX★★★

【2009年9月】

ドゥームズデイ★★★

男と女の不都合な真実★★★

あの日、欲望の大地で★★★★

アドレナリン:ハイ・ボルテージ★★★

空気人形★★★★

カムイ外伝★★★

プール★★

ウルヴァリン:X-MEN ZERO★★★

サブウェイ123 激突★★★

【2009年8月】

マーターズ★★★★

グッド・バッド・ウィアード★★★★

女の子ものがたり★★★★

ナイトミュージアム2★★★

20世紀少年 <最終章>ぼくらの旗★★

30デイズ・ナイト★★★

南極料理人★★★★

ノーボーイズ、ノークライ★★★

96時間★★★★

トランスポーター3 アンリミテッド★★★

キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語★★★

縞模様のパジャマの少年★★★★★

色即ぜねれいしょん★★★★

HACHI 約束の犬★★★

3時10分、決断のとき★★★★★

G.I.ジョー★★★

ボルト★★★★

サマーウォーズ★★★

コネクテッド★★★★


【2009年7月】

バーダー・マインホフ 理想の果てに★★★★

セントアンナの奇跡★★★

セブンデイズ★★★

アマルフィ 女神の報酬★★

ハリー・ポッターと謎のプリンス★★★

サンシャイン・クリーニング★★★★

モンスターVSエイリアン★★★★

ノウイング★★★

ごくせん THE MOVIE★★

MW -ムウ-






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