ブログネタ
★★劇場へ行こう★★ に参加中!



西の地、京都で最高気温39.9℃を記録した9月最初の週末

三鷹で行われた、面白すぎるワークショップに参加してきました


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体感! 劇作ワークショップ 〜動いて、遊んで、戯曲を知る二日間〜

講師  篠原久美子  相馬杜宇


幼稚園児の頃から観客として劇場に通い

プレーヤーとしても、10代の頃からショボショボ関わってきた「演劇」ですが

「劇作」・・・なんて難しそうな事には1回もトライした事がない巻き髪


今回のワークショップは、戯曲等を書いたことがない人でも参加OKと云う事で

ドキドキしながら、三鷹の現場まで行ってきました



参加人数は2日間とも約20名


初日にちょっとしたゲームで作られたグループ単位(3チーム 1チーム=6〜7人で構成)での

ディスカッション→構成→発表→フィードバック



劇作家であり、今回のファシリテーターでもある、篠原久美子さんのレクチャー ・・・の

2つの柱でワークは進行します。 (2日間 5時間+7時間)


いやあ 本当に面白かった


プレーヤー中心のワークショップでは見えなかった事が沢山見え

体験できなかった事がたくさん経験できた2日間でした



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面白かった事、気付き・・・は、とにかく沢山あったのですが

特に響いたのは「クリエイター」と「プレーヤー」の回路の違いだったかもしれません


グループワークでシーンを作る時に

普段から、劇作をしている人たちは

「これ、具体的にどう表現する? どう成立させる? できるの? 無理じゃね?」って云う

マイナスのストッパーが余り働かないんですね

一旦「面白い」ってなると、どんどん世界が広がっていく


逆にプレーヤーは

「アイディアは面白いけど、実際に舞台で見せるのは難しい気がする」・・・と、具体的な画を考える余り

発想の展開が小さくなってしまいがちだったりもする



じゃあ、劇作家の発想力がただ素晴らしく、プレーヤーの具体性がマズイのかと云うと

そこはクリエイターの皆さん=自分の’世界観’や’面白観’もしっかりあるオトナな方たち

・・・ディスカッションで、なかなか他者の発想を受け容れられなかったり、面白がれなかったり

ソレを表現する為の具体的な方法を思いつくのに、酷く時間がかかったりもします


・・・うーん ナルホド


更に

実際に、舞台で誰がどの役を演じるか・・・の話し合いになると

プレーヤーにありがちな「自分が自分が」「おいしい おいしくない」の、変な自己主張が

クリエイターには・・・ほぼ、ないんですね


演じ手の側から見ると「え、この役オイシイのに」と感じるキャラクターを

必死の形相で他の誰かに振ろうとする、劇作家のお姿 ・・・妙に新鮮でした


まあこの辺りの考え方は

その人が、普段からクリエイター(劇作家)に徹しているか、プレーヤー(俳優)も兼ねているのかで

変わってくる事かもしれませんが ←それと勿論、性格と


劇作家的な脳と、ある程度積極的に「イエスアンド」するインプロ的な考え方が上手く融和すると

複数の作家で1本 とんでもない作品が作れるんじゃないかと、新しい可能性も感じました




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ファシリテーターの篠原久美子さんのレクチャー・・・素晴らしかったです


「え、こんな大事な事、私たちにサックリ教えちゃっていいんですか?」な、中身の濃い内容と

参加者の緊張感を、一瞬でほどいてしまう、柔らかく暖かい佇まい


正解のない’劇作’という分野の様々なレクチャーを

素人でも分かるような構成で進めて下さり、参加者の発言を楽しんで受け容れて下さるモードのお陰で

参加者たちはいつの間にか、「劇の構造」や、「起承転結」を柔らかく理解し

新しい気付きのギフトをボンボン手に入れている


本当に凄いと思いました


あれだけの濃く、綿密な内容のワークショップ

きっと、裏では、大きな事から細かい事まで、大変なご準備があった事かと思います


今回は主にタイムキーパーとして、進行上、締める所はサクっと締め、進める所はササっと進める

アシスタントの相馬さんとの息も最高で、まさに完璧なコンビネーション


ホント、映像に残しておかなかったのが勿体ないっ


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大ネタ2つ 中ネタ1つ・・・の、グループワークの舞台発表も、めちゃめちゃ面白くて

他の2チームのパフォーマンスを客席で観ていて、何度も爆笑してしまった巻き髪ですが


自分たちのチームのグループワークに関しては反省も多く

特に自分の居方や参加の仕方に関しては、初日の後半、心が半分フリーズしてしまった事もあり

「あー こう云う話し合い・・・本当に苦手だ・・・」と、大きく落ち込んだりも


今回のような、正解のないグループディスカッションの場で

心をオープンにして、他者のアイディアも受け容れつつ、自分の主張も伝えようと努力する

そんな人間力のある人が、色んな意味で前に進んで行ける人・・・なんだろうなあ・・・と



自らの・・・修行不足&我の強いヘタレ具合が・・・身に沁みた初日の終了後


2日目には、あるミッションを遂行しようと、眠れないベッドの中で心に決め

それを何とか達成できるように頑張った結果

ワーク終了後に打ち上げの席で頂いたビールは・・・とーっても美味しかったです


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今回、普段とは少し分野の違うワークショップと云う事で

かなり心臓がバクバクしつつの参加だったのですが

(テンパって吉祥寺から三鷹に行くのに逆方向の電車に乗っちゃう位

本当に、いい体験をさせて頂けたと思っています



自分では想像も付かない色々な発想がある事を改めて知り ←当たり前の事なのに、たまに忘れる

入り口とは言え、戯曲の構造を学び、起承転結のティピカルストーリーを実際に作ってみた事で

新しい目が開き、これまで見えなかった「何か」が見えるようになり


プレーヤーとして戯曲や脚本、各種原稿に向かう時には

今までとは違うモードで、作品と向き合えるようになるんじゃないかと


うーん

イマサラですが、篠原久美子さんのレクチャー

「この役 どうやるか」で、ただ頭が一杯だった演劇科の学生時代に受けたかったです


あの時、今回学んだ事を身に付けられていれば・・・


これだけ綿密に構成され

全ての面で参加者がストレスを感じないワークショップの運営は本当に大変だと思いますが

機会があれば、是非、レギュラー化して欲しいなあ・・・と、強く思います


クリエイターにとっても、プレーヤーにとっても

今まで意識さえしなかった事を、ガシガシ気付く場になるのは間違いない



・・・と

2日間参加させて頂いた劇作ワークショップで、自分の中で起きた化学反応の規模が大き過ぎ

肩がバリバリになってしまいつつ、翌日に観た世田谷PTの『ビリーバー』


こちらを観劇し、またイロイロ思う所もあったのですが


それはまた、別のお話




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