ブログネタ
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相変わらずの湿気と気圧の不安定さにクラクラしながら

約半年振りの訪問となるこちらの劇場へ大好きな作品を観に行って来ました〜



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横浜市南部で生まれ育った巻き髪

横浜駅の構内&周辺は、10代の頃から遊び回った勝手知ったる地元・・・のハズなのですが

みなとみらい線への乗換えでリニューアルされて以来

東横線の出口で毎回涙目です 複雑すぎるよー




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・・・うう ココは最早、自分が知っている横浜駅ではないぃ  ←負け犬の遠吠え


とは言え、東横線の改札さえクリアしてしまえば、あとは何とか勘を頼りに・・・

みなとみらい地区にどおーーんと建つ、キャッツシアターが見えてきました




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さて ココからは、個人的な感想&主観トークが満載のレビューになりますので

そんなモードがお好きでない方は是非またの機会に

(悪質なコメントは削除しつつ、場合によってはIPアドレスを公開します)




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この日のキャスト

写真をクリックすると大きく表示されます


劇場内・・・噂には聞いていたものの

回転席とC席 センターブロック前方席以外は空席が目立ってます

全体の35%位しか埋まっていないかも

うーん キャストはなかなか良いと思うんだけどなあ・・・勿体ない


回転席 ほぼセンターの2列目に着席し、半年振りに体感するキャッツの世界観に身を委ねます




キャッツ@横浜 (1)




ジェニエニドッツ磯津ひろみさん

新宿時代から拝見していると思うのですが・・・凄いなあ パワフルさは変わらない

最初に紹介される、このおばさん猫・・・場を温める役割もあるので重要です


・・・で

・・・ ・・・で

この日のタガー李涛さん


・・・あああー やっちゃった


以前、「55 STEPS」のレビューでも同じ事を書きましたが

李涛さん タガーは完全にキャラ違いかと


声の高さも全体的な軽さも、カラダのキレも・・・何もかも違うー

タガーのちょっと拗ねた感じや物事を斜めに見てる感じが全然出てないー

タガーはあんなにカラダの切れが鋭くなくていいから

華があって不良モードを自然に見せられる俳優さんに演じて頂きたい・・・。

あんなに存在感の薄いタガー 初めて 追ってるのに見つけられない空気モード


・・・てか、普通にマンカストラップのやきそばパン買いに走りそうぢゃん・・・


李涛さん、軽やかなマンゴジェリーは大好きだったので・・・キャラ違いの役は切ない

もし今出るなら・・・観る度に目が死んでいくスキンブルシャンクスの彼の枠に是非・・・



マンゴジェリー斉藤洋一郎)と

ランペルティーザ大口朋子)の泥棒猫コンビは相変わらずの安定感

いつも普通に観てしまうのですが

実はこの2役って、技術的には1番難しいキャラクターじゃないかと思うのです。

あれだけアクロバティックなダンスをこなしながら、息を切らさずに歌うのって・・・凄過ぎる



ずっとタントミールで観てきた高倉恵美さんのボンバルリーナ坂田加奈子さんのディミータ

流石のダンスで美しかったです 高倉さん、歌・・・上手くなったなあ

「コーラスライン」キャシーシーラの経験者が2人で踊るデュエット 豪華ですよね


岩崎晋也さんのミストフェリーズは、’大人しくて可愛い小さな’黒猫では全くなく

むしろ邪悪ささえたたえている大きな黒猫でしたが、とてもチャーミングでした

岩崎さんも、タンブルブルータスで観ていた時期が長かったので、何だか感慨深かったし


マンゴジェリーとは全くキャラの違うリーダー マンカストラップを演じていた

武藤寛さんの気合いと気迫・・・カッコ良かったです




キャッツ@横浜




クリザベラ織笠里佳子さん@初見


「夢から醒めた夢」マコママ以来の拝見でした

わざとらしい弱々しさで出られるよりは、織笠さんの役作りの様に

落ちぶれた娼婦猫が、精一杯の虚勢を張って

ふてぶてしい位の佇まいで場に居るのはアリだと思いつつ

二幕のグリザベラの感情の動きが良く分からなくて、勿体ないなあ・・・という印象も残りました


あの感じだと、皆がいなくなった場で歌う一幕の「メモリー」は成立しても

二幕の終盤に、他の猫たち全員の前で何故グリザベラ「メモリー」を歌うのかが見えないし

途中で膝を付く芝居も中途半端で、心が折れたのか他の原因があるのか伝わらない


周囲の猫たちも、グリザベラを天上に昇らせようとする感じが何だか唐突で

「んー 何かテンションが違うのが来ちゃったからハケさせとくか」・・・的にも見えちゃったりして


グリザベラは、たった1曲で場の空気を全て変えなければいけない難しい役なのに

担当するのは音大で声楽を一生懸命勉強してきました・・・って女優さんが殆どなので

なかなか深い所に響かなかったりするのです


個人的には、初演でこの役を演じた久野綾希子さんのグリザベラ以来

1度も心の底から震えるような思いで「メモリー」を聞いたことがありません

保坂知寿さんはグリザベラでは未見 志村幸美さんは最後を上げるアレンジが苦手でした)


今は多分、四季から離れてしまった濱田めぐみさんや五東由衣さん

120%ナイとは思いつつ、初代シラバブ野村玲子さんで観たいのですが・・・ナイよなあ



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・・・と、いつものようにイロイロ書いてしまいましたが

この日の肝は何と言っても

劇場猫のガス飯田洋輔)とジェリーローラム金平真弥)の場面


飯田洋輔さんのガスも、金平真弥さんのジェリーローラム

それぞれ他の方と組んでいるのを観ていたので、ノーチェックだったのですが・・・ヤラれました〜


以前、五反田で観た飯田洋輔さんのガスは、若い俳優さんが形で「老い」を表現しているように見え

どうも好きになれなかったのですが

この日は、形ではなく、心で老いた劇場猫の哀しさを表現していて・・・響きました


金平真弥さんのジェリーローラム

老いて、心を閉ざしてしまった劇場猫のガスを何とか盛り立てよう

皆の前で素晴らしい姿を見せられるように後押ししよう・・・というモードがガシガシ伝わってきて

ガッツリ泣かされました・・・


何とかもう1度、昔の・・・輝いていた時代を、ジェリクルキャッツを決めるこの夜に思い出させ

皆の前でガスに演じてもらおうとするジェリーローラムの一途な思いと


心を閉ざしていた状態から少しづつ前を向き、以前の姿を取り戻そうとするガスの気持ちの変化

これだけこのニ役の明確な芝居のキャッチボールを見せてもらったのは本当に久し振りでした


ジェリーローラムガスの娘のようにも

ガスがスターだった頃に、新人女優として彼に憧れ

今は年の離れた恋人として彼の世話をしている猫のようにも見え、微笑ましく・・・切なかったな


グロールタイガーグリドルボーンになってからの演技も細かく

行き交うべき繊細なボールが全部ちゃんと生きていて・・・素晴らしかったです

ロングランの幸福って、こういう所に現れるよなあ・・・と




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「キャッツ」と初めて出会ったのは

新宿西口のテントでの初演@1983年


当時は、休憩中にオールド=デュトロノミーのサイン時間があったり

終演後には猫たちがロビーに出てきて握手をしてくれたり


あの夜、チチとハハに連れられて、開演時間に間に合わないと新宿の地下道を走り

17人の猫達と出会って衝撃を受け

その中でも白くて大きなタガーにオチタ事が、多分、人生の大きな転機


あの日、新宿西口の高層ビルの谷間にあったキャッツシアターに行っていなかったら

高校3年生の時に、某劇団の夜間部に通うこともなかっただろうし

自宅から2時間以上かかる場所にある、演劇科のある大学に通うこともきっとなかったかと




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しばらく四季の観劇をお休みしていて

汐留のマンマ・ミーア@初演で劇場通いを復活させたものの

「これが失敗したら後がない」・・・と、劇団員全員が1つの思いで舞台に立っていた頃とは

規模も組織の形態も変わってしまった劇団四季のモロモロに

「昔は良かった・・・」と、何度も何度もガスの心情になったこともあったけれど


生まれ育った場所、横浜で、空席が目立つ中、高いモチベーションで舞台に立っている猫たちを観て

知っているキャストの大きな進化も体感出来

とても幸せな気持ちで、劇場を後にすることが出来た巻き髪だったのでした


イロイロ思う所があったとしても・・・やっぱりワタシはこの大切な作品が大好きなのです



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